monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価

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あしたの少女(2022年製作の映画)

4.0

知ろうとしなかった親が一番悪い

パワハラを受けた子供が自死を選ぶまでの苦悩を淡々と綴った重たい作品であるが後半に行くほど感傷的になりすぎてちょっと焦点がややぼやけてしまったか。利益や数字優先の会社や
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

4.0

センス光る

自主製作映画かと思わせるような演者さんも映像も質素な作品であるが丁寧な脚本と演出でぐっと引き込まれる家族映画であった。4兄妹それぞれのキャラもしっかり描き切っているのでそのいずれにも感情
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

美しい

ティムバートンを彷彿とさせるワクワクの舞台設定にもはやアイドル化したティモシーシャラメのキラキラ感に心躍る美しい物語であった。さすがパディントンの監督さんだけあって笑いとしんみりのバランスも
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.0

ドジでのろまな

どんくさいけど一生懸命な新人さんの奮闘記とスチュワーデス物語を彷彿とさせる・・・え?知らない?って言うかスチュワーデスってもう使っちゃダメなの的なほっこりしたアニメであった。人間の欲
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パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

そろそろネタが尽きたか

前作はトランスフォーマーを彷彿とさせるメカメカしいアニメーションで子供はもちろん大人も童心に帰るようなワクワク感があったが今作は昨今のアメリカ映画同様超越パワーを前面に押し出
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アナログ(2023年製作の映画)

4.0

大人の純愛

きゃぴきゃぴ感一切なしの落ち着いた大人の純愛映画であった。年を取ってもこういう恋愛できればいいなと思うが現実的にはこの年でこれだけ純粋な大人が独身で残っているわけないやろと軽くツッコミ入
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復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.0

ちょっと雑い

アルツハイマーの老人が昔のメモを頼りに過去の清算を。という手紙は憶えているによく似た設定のサスペンススリラーであったが細部の設定がやや粗いしラストの衝撃度もオリジナルに比べるとかなりシ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

石井節

石井裕也独特の感性が全開に露出したアクの強い作品なので好き嫌い分かれそうだがこれまたアクの強い役者さん勢ぞろいでストーリー云々よりもそれぞれの演技が普通に楽しめた。コメディのセンスもさすが。
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PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

3.0

気分良いはずはない

ミステリーサスペンスものかと思いきや後半はただのドタバタアクション映画に着地してしまった。いくら客観視したとしても日本人がバカバカと無残に殺されていくのは気分いいはずはない。パク
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春に散る(2023年製作の映画)

3.0

古い

瀬々さんの真骨頂である古臭い演出が悪い方に出てしまった。シーンごとの切り替えの歯切れも悪いし明らかに無駄なカットも盛りだくさん。滅多なことでは外さないボクシング物であるがこれだけ感情移入できな
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

Adoありき

まるでAdoの起用を決めてから脚本を書いたような取って付けたストーリーであった。歌声とキャラも合ってないしルフィの出番も少ないし数あるキャラクターをちょっとずつ登場させてるのでプロモ作
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.0

さすが中国四千年

あまりにもスケールがデカすぎて焦点がボケてしまったぞ。善行は結局報われないという残酷なストーリーも儒教の教えに反するような。戦場シーンは血が匂い立つほどの生々しさがあったので人間ド
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

ゲスい大臣

ドイツが東西に分かれていたころの東の方の話。相互監視の窮屈な社会では権力を握った者が暴走するという共産主義の特性をよく表したストーリーであった。特に一番上の大臣のゲスっぷりが際立つちんこ
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ブラックブック(2006年製作の映画)

3.0

やっぱり脱がすバーホーベン

サスペンス要素を盛り込んだユダヤ系戦争映画であるが尺がちょっと長いので若干だらける。最後にはもう犯人探しとかどうでもよくなってるという。それにしてもやっぱりポールバーホー
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

4.0

韓国らしい明瞭心理サスペンス

間違いを犯した人間が嘘に嘘を重ねていくドキドキ感を丁寧に描写した韓国映画らしいサスペンススリラーであった。犯罪トリックの謎解きよりもちょっとずつ追い詰められていく心理的
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ノー・マンズ・ランド(2001年製作の映画)

4.0

戦争風刺の縮図

どっちが先に手を出したかで言い争うセルビア人とクロアチア人そして平和維持とは名ばかりに目の前の争いを傍観するしかない国連軍という大局では見えにくい戦争の焦点をピンポイントで風刺した粋
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思秋期(2010年製作の映画)

3.0

ただの横暴

一見するとよさげな話に思えるのだが思い通りにならない人生と自分の不器用さに苛立ちだけが募るじじいの横暴を美化しただけの自分勝手な作品であった。たぶん監督さんもそんな感じの人なのだろう。僻
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花椒の味(2019年製作の映画)

4.0

話したいときにはもういない

逢いたい人には逢いたいうちに話したいことは話したいうちに。と近すぎるからこそ本当のことが言えない家族のもどかしさを丁寧に描いた人間ドラマであった。人が死ぬのは人の心の中に
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

石坂浩二

ドラマは1秒も観てない。前知識なしだが独立したストーリーのようで十分楽しめる謎解き映画であった。雰囲気は往年の石坂浩二の金田一耕助シリーズによく似ている。鈴木保奈美や松嶋菜々子といった往年
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

キャラハマり

久々に有村架純の地にハマったキャスティングであった。ビリギャルかぞくいろに次いでようやく3作目である。本来の彼女のキャラはこういう突き放すような掴みどころのない冷たさにあるのだろう。作
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

こんなにかっこよかった?

もっと子供向けのキャラ優先アニメのイメージを持ってたのだがスパイダーマンスパイダースのようにアーティスティックな手書きアニメがすこぶるかっこいい。異なる文化を受け入れようと
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ハント(2022年製作の映画)

3.0

盛り過ぎ

イジョンジェ初監督作ということでかなり気合が入ったのだろうが後半はちょっと盛り過ぎで現実から乖離してしまった。友情出演でいろんな人がちょい役で登場するという楽しみはある。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

アジア寄り

へんてこな大阪にドニーイェン真田広之リナサワヤマと猛烈にアジア商圏を意識したシリーズ最終作品であった。盛りの過ぎたキアヌリーヴスでは欧米圏ではもはや売り物にならないと踏んだのであろう。ま
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

みんな怪物

結局は誰かから見たら怪物のような存在でも実際にはごく普通の弱い人間であってその怪物と呼ぶべき自分の弱さと向き合いながら飼い馴らして折り合いを付けて生きていくしかないのであろう。大人になれ
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

カジュアル路線

最近のフランス映画情勢に即したカジュアルなコメディ主流のカムバックストーリーであった。ダンスシーン以外のドラマは切れの悪さが否めないがテレビドラマのような肩肘張らない展開で普通に楽し
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パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

4.0

誰も神など信じてるわけではない

善良で柔和な若者がいかにして自爆テロ犯に至るのかをパレスチナイスラエル双方の視点から描いた意義のある作品であった。結局は誰も神の存在を信じ切ってるわけではなく戦時中の
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

4.0

騙し合い

派手な演出やトリックはないが会話と状況証拠だけでストーリーを二転三転させる韓国映画らしい緻密なサスペンス作品であった。ラストの謎解きはやや驚きに欠けるがストーリーそのものよりもシナリオによ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

三流ドラマではあるが

特撮は一級だった。特にゴジラの描写にはかなり気合の入ったものを感じられる。もう少し人間ドラマの精度を上げれば作品の質も高まったのだろうが設定が昭和だからあえて昭和臭を残したとい
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

王道の大団円

スピルバーグのオリジナルはもうまるで覚えてないが虐げられた黒人女性が試練の末自由と自立した生き方を最後に取り戻すというミュージカル向きの超ハッピーエンドな脚本であった。正直スケール感は
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

地味に怖い

残酷な子供の悪ふざけがどんどんエスカレートしてついに最後には。とじわじわ追い詰められていくスリル感が地味に怖い。ラストはちょっとサイキックにに寄り過ぎたが北欧ならではの陰鬱な雰囲気も恐怖
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波紋(2023年製作の映画)

3.0

とっちらかる

原発事故に新興宗教、障害者差別と深く掘り下げられそうなテーマがいくつもあったがそのどれもが中途半端にとっちらかったまま笑うに笑えないシュールなコメディ作品の範疇に終わってしまった。それ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

余白がものすごい

何かハプニングありそうで何にもないという展開が淡々と最後まで続いていく回想映画であるが観る人の想像力をかき立てさせられる余白が物凄い。若くして父親になり故郷を捨てたお父さんの葛藤。
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Gメン(2023年製作の映画)

4.0

おかえり昭和

最近流行の昭和回帰学園ムービーであるが色物臭が強すぎるので好き嫌い分かれるかもしれない。プロレスネタとかツボにハマれば予想以上に楽しめるであろう若者に混じっておっさん達も頑張ってるし。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.0

なぜに貝殻をチョイスした

という根本的なキャスティングミスはさておきトイストーリーの世界観を彷彿とさせる心温まる良心的な作品であった。キャラ立ちしないことが逆にストーリーに没頭できる好材料になったの
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.0

日本人らしい距離感

家族恋人友人知人誰にも踏み込ませないし踏み込まないという日本人特有の微妙な距離感を上手に描写していた。脚本に韓国を絡めた意図は正直わからないが演者さんの淡々としたパフォーマンスも
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

ちょっとだけよ

色んな人がちょっとずつ出てるが高いギャラ払ってるだろうにヅラと仮面で誰が誰かわからないというコスパの悪さはさておき古の兵法戦術にはロマンを感じずにはいられない。まだまだ通過儀礼は続く
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