monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

4.0

タイトルに騙されてはいけない

イメージ的に子供向けの冒険映画か何かかと思ってしまうが実際は予想をいい意味で裏切る疾走感全開のカーアクション映画であった。シャーリーズセロンも美かっこいい。

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.0

小さな箱庭の世界

淡々としたストーリーではあるが小人たちの描写はさすがのジブリと言った感じ。すっきりしないラストがこの作品の評価を押し下げているのだろうがもしかしたら続編も頭にあったのかもしれない欲
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.0

エンタメ的に極上のアニメ

さながら007のアニメ版と言った感じ。疾走感躍動感もありぐいぐい引き込まれる。音楽のセンスも良かった。続編がさらにこの上をいくという稀有なシリーズでもある。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

アメリカ人が抱える恐怖

圧倒的な臨場感で戦争の恐怖がビシバシ伝わる。アメリカ人が異国の地で群衆に囲まれ引きずられ追い詰められていくあの恐怖感がアメリカを永遠に戦争に駆り立たせるのかもしれない。しっか
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.0

気軽に観られる恋愛映画

肩の力を抜いて鑑賞できるポップな作品であるが見所はウィルスミスの台詞回しとおデブちゃんの軽快ダンスくらいであろう。

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

世界に羽ばたいた岩井俊二

日本だけでなくアジアで絶賛された岩井俊二の出世作。さほど起伏のあるストーリーではないがそれが逆に透明感のある映像美を際立たせている。豊川悦二の関西弁は少し違和感がある赤井英
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

ジブリ不朽の名作

子供にとってはナウシカやラピュタよりも今作が一番心に響くであろう。何度観ても普通になける不朽の名作である。いつか猫電車に乗ってみたいという願望はいつの間に失ってしまったのだろうとふ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

スピルバーグにトムハンクスディカプリオ

この組み合わせで面白くないわけがない。騙し騙されスリリングな展開に疾走感も抜群で最後まで目が離せなかった。これ実話がベースというのだからなお驚く。ラストはちょ
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

真面目なほうのスティーブンキング

妄想癖とシリアスの差が激しいスティーブンキング原作であるがもちろんこちらは後者であった。映画の出来不出来はやはり脚本次第と改めて認識する。もう少しコンパクトに収めれ
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チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

3.0

キューバの英雄的革命家の伝記映画

キューバ革命を扇動したチェゲバラの半生を綴る伝記映画であるがドキュメンタリータッチで描いたせいかソダーバーグにしては実にテンポが悪い。モータサイクルダイアリーズから
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スターリングラード(2000年製作の映画)

4.0

戦争映画というよりラブロマンス

イメージ的には戦場を舞台にした戦争映画と想像したが実際にはシンプルな恋愛劇であった。無駄な戦闘シーンも少ないので厭戦家でも十分楽しめるであろう。

ソウ(2004年製作の映画)

3.0

社会現象になったサイコスリラー

当初の予想通りかなりグロい作品であった。ラストもストレス溜まりまくりの展開であるが続きは別に観なくても今作だけでお腹いっぱい。

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

極上のエンターテイメントショー

圧倒的迫力のミュージカル。クリスティーナアギレラとシェールのガチのパフォーマンスを堪能できる舞台シーンは鳥肌ものであった。サントラもおすすめ。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

語り継がれる真の友情

生きることとは?死ぬこととは?かなり重いテーマであるが解りやすい脚本と演出ですっきり鑑賞できるであろう。想定の範囲内とはいえラストも心地よい余韻に浸れる。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

宮崎駿が描く文明への警鐘

自然と人間との共存を両者の視点からそれぞれ捉えた深いテーマであった。子供にはその真意までは解りづらいであろう大人になってから鑑賞させたい。思えばテクニックではなくイデオロギ
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さよなら、クロ ~世界一幸せな犬の物語~(2003年製作の映画)

3.0

実話ベースの犬物語

原作はもっといいのかもしれないがいまいち没入感がなかった。若かりし頃の初々しい妻夫木聡を観られることだけが見所のような。もう少し犬メインの物語に脚色すれば犬好きマニアも取り込めた
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.0

西洋人が描く日本文化

武士道という西洋人から見れば何とも奇異で不可思議で美しい文化を描くとこんな感じになるのかという作品。ここから世界に羽ばたくことになったトムクルーズを圧倒する存在感の渡辺謙だけが
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GO(2001年製作の映画)

4.0

爽快な疾走感

タイトル通りテンポのよい疾走感が心地よい作品であった。実際には重いテーマなのだがクドカンらしく随所に笑いを散りばめポップな仕上がりになっている。振り返ればこの頃が窪塚洋介の絶頂期であた
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8人の女たち(2002年製作の映画)

4.0

仏女優陣の華やかな演技合戦

まるで舞台演劇かのような映画であった。豪華キャストのそれぞれ個性的なパフォーマンスは一見の価値があるであろう。映像も音楽も美しいので単純に芸術作品としても楽しめる。

アース(2007年製作の映画)

3.0

壮大なスケールと映像美

芸術ドキュメンタリーとしては超一級品ではあるがエンタメとしてはメイキングの方が面白そう。最後のメッセージは取ってつけたような印象が少し鼻につく。深く考えずに純粋に映像と向き合
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.0

善意の循環

他者から受けた善意は必ず他者へ送るというキリスト的善意の塊のような発想であるが。映画の中の話だけに素直に胸を打つ。オスメントはこの後どんなスターダムを駆け上っていくのだろうと期待していた
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シュレック3(2007年製作の映画)

3.0

惰性では新しい未来は開けない

おなじみ怪物シリーズの3作目。キャラ設定も確立して安心して観られるのだがやはりマンネリ感は否めない。安易にキャラに頼るとストーリーが希薄になるのは必然であろう。吹き替え
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.0

ほのぼの3Dアニメ

大人も楽しめる心温まるアニメーションであった。妙にリアルな映像も少し違和感のある吹き替えも徐々に慣れてくるであろう。ただしあえて3Dにする必要があったのか2Dでも十分楽しめそう。
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.0

心温まる昭和ムービー

ほのぼのした家族愛を描く良作。堤真一の幅広い演技に堀北まきの初々しさと役者さんの個性が存分に発揮されている。思えば今作が山崎貴のピークであった売れると落ちていく映画界の不思議。
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

豪華賢覧歌謡ショー

華やかな舞台を彩る美しい歌声。ビヨンセをも圧倒したジェニファーハドソンの迫力が鳥肌ものであった。サントラもよい。

シカゴ(2002年製作の映画)

4.0

豪華絢爛ミュージカル

もはやミュージカルというジャンルを超えたパフォーマンスショーであった。レニーセルヴィガーのビッチっぷりが逆にキャサリンゼタジョーンズの美しさを際立たせるという効果を発揮している
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

ピクサーに外れなし

ディズニーの他の作品と比べるとキャラ設定は弱いがかえって素直にストーリーを楽しめる作品に仕上がっている。子供よりも大人の方がはまるのかもしれない。女の子がやけにリアルで恐ろしいが
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

4.0

時代に逆行する精神

CGに見慣れてきた視覚には手描きアニメが逆に新鮮に映る。派手なドラマがない分評価はかなり低いようだが心温まる優しい作品であると思う。宮崎駿の苦悩と葛藤が垣間見られるという側面もあ
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.0

ヒーロー見参

マイナースポーツに脚光を当てたアニメの実写版。地味な卓球もこういう風に描けばなかなかにドラマチックである。その後の卓球人口の増加に少しは貢献したであろう。

イン・ディス・ワールド(2002年製作の映画)

4.0

自由への旅路

ドキュメンタリータッチの映像でリアリティあふれる恐怖感が肌を刺す。政治的背景は別にして単純にサスペンスとしても楽しめる娯楽作品でもある。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

ヒースレジャー魂の遺作

正直どっと疲れる映画である。暗く重くそして胸の奥にどっぷり溜まったもやもやしたしこり。ノーランが描くとアメコミもこういう感じになるのかと新鮮な感覚である。気合を入れて演者さん
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.0

西洋小説を日本人が描くとこうなる

予想に反してゆったりとした空気で楽しめる映画ではあると思う。散々叩かれてるほど悪くないとは思うがそれほどジブリに対するリスペクトと期待が大きすぎるということであろう
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es [エス](2001年製作の映画)

4.0

人間の本能に潜む恐怖

人間の性格は環境によって変化するものだと改めて思い知らされる作品である。野生動物として本来備えている心の奥に潜む攻撃的な本能は状況によっては想像以上に残酷になるもの。やはり武器
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グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

4.0

海を愛した男達の物語

ひたすらブルーどこまでも海。海を愛する人にとってはかけがえの無いバイブル的な作品であろう。サントラも完璧に海だったすぐに寝られる。

Laundry ランドリー(2001年製作の映画)

3.0

ただただ淡々と

何の起伏もなくゆるやかに物語は進行していく。心安らぐ作品ではあるが窪塚洋介&小雪の演技以外はまるで見せ場がない。あくまでも心の洗濯目的で観賞したい。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.0

池脇千鶴の芸達者ぶり

ちょっと変わった不思議な恋愛映画である。解りにくい表現も多々あるが取りようによっては深い意味があるのだろうか否ない可能性のほうが高いが。池脇千鶴の存在感はすでにこの頃から際立っ
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