今までに見た映画の中に、近しいものがあまり思い当たらない稀有な作品でしたねえ。強いて言うならインターステラー?
布切れのゴーストとルーニー・マーラ、どちらも表情が無いのに感情が伝わってくる。
台詞>>続きを読む
サイコスリラーのクリシェ的なプロットで進んでいると思いきや、徐々に怪しげな展開に。。。
今作で描かれている主題は、これまでにも映画に限らずさまざまな媒体で取り上げられてきていますが、あくまで王道ホラー>>続きを読む
ノーラン監督作史上最も難解と言っても過言ではないくらい、僕の凡庸な脳味噌では到底すべてを理解することはできず、帰路ですぐさま解説を閲覧。映画を見る前の過去に時間を逆行するのでした。。
今作のすべてを>>続きを読む
美しい優しさに溢れた映画ですねえ。
いろんな形の純愛がここにあります。
種類の違いはあれど、みんな何かしらの悲しみを抱えて生きているんですねえ。
静謐な流れの中で静かに感情が込み上げてくる、そんな映画でした。
元妻との再開のシーンでは、一気に涙が溢れましたねえ。
また1本増えた、何度も見返したくなる映画。
名作には必ず心を動かされるシーンがあるものですが、今作も例に漏れず。殊にシャーリーが自身のアイデンティティについての葛藤を吐露するシーンには引き込まれまし>>続きを読む
「不気味」の意味を子供に教えたかったら、辞書を索かせるよりもこの映画を見せた方が理解が容易!
徐々に不穏な空気が充満していく感じがいいですねえ。
Get outって
なるほど...
監督とキャストから連想するのは、やはりグッドフェローズ。しかしながら...まさか最後に人生の意義と生きる意味を考えさせられることになるとは思いませんでしたねえ。
白人×黒人のプロトタイプ的バディムービーを思わせるポスターの構図からイメージした内容とは、良い意味で違っていましたねえ。
実話がベースとはいえ、ある種ファンタジーのようなストーリーも相まって、社会風>>続きを読む
とにもかくにも顔が怖すぎる!!
特に妹役の女の子。。「あんな恐ろしい顔が存在するはずない!」と自分に言い聞かせて彼女のインスタグラムを探し出したところ、普通の女の子らしい笑顔の写真がたくさん掲載されて>>続きを読む
全編を通して説明過多で、映画としては正直微妙でした。。が、兎にも角にも仲代達矢がかっこよかったですねえ。
昨今の大作映画なんかを見ていてよく思うことは、説明過多な台詞回しやシーンが多いということなんですよねえ。折角映画という媒体を通して表現することの意味が失われているような。。この映画は、説明し過ぎないと>>続きを読む
う〜ん、痒い所に手が届かないですねえ...
でも、これでいいじゃない!お約束のオープニングと、あのラストカットが見れたらそれでいいじゃない!
映画自体は微妙な出来栄えで退屈してしまいましたが、元ネタの事件の記事の方を熱心に読んでしまいましたねえ。。
「家族」って、言葉は簡単ですけれど、定義は難しいですねえ。
いかにもフランスで賞を獲る映画。
終盤が本当に秀逸でしたねえ。
子供って意外と大人の本質を見抜くんですよねえ。心が綺麗で、バイアスをかけずに人を見ることができるからでしょうか。
斯くして隣人の子供がすぐにオーヴェに懐いたわけですけれども、パルヴァネをはじめオーヴェ>>続きを読む
あんな人たちが日常に紛れていて、ふとした事がきっかけで関わりを持ってしまう可能性があると考えたら怖いですねえ。
後半はちょっと蛇足な気がしましたねえ。。
表層的な部分で捉えたら対極に見える悪人と善人も、ボーダーラインの向こう側では皆同じですねえ。
普通の人が、いつのまにか境界の向こう側にいる。そんなことが起こる場所が、現実に存在しているということがと>>続きを読む
ハリウッドがスタンダードでインド映画はイロモノ、というように見られているきらいがありますが、これこそ映画のあるべき姿なんじゃないかと思わせてくれる作品ですねえ。
ご都合主義的展開も多々ありますが、全>>続きを読む
ふぅ〜もうお腹一杯。
寡黙で渋いイメージのトミー・リー・ジョーンズが、唾を飛ばしながら喋りまくる下品な所長役。。。これだけでも十分に見た価値がありましたねえ。
こんなにハラハラドキドキしたのは久しぶりですねえ。
ラストは白眉。
宗教に明るければ、テーマに対してのもっと深い理解が得られそうですねえ。
ポール・ダノが出ている映画にハズレなし。
これは、畏ったレビューをダラダラと書く映画ではないですねえ。
ただ一言、面白い。
大流行も納得ですねえ。
たけしの演技は迫力があって恐かったですねえ。しかしながら、あの体躯であの喧嘩の強さは少々不自然な感が否めず。
映画の完成度自体は悪くないですが、とにもかくにも胸糞の悪い出来事と描写のオンパレードに辟>>続きを読む
タクシー・ドライバーのトラヴィスよりも、今作のパプキンの方が遥かに怖い。
仕草、表情、会話の持っていき方、いちいち全部がリアルで、絶妙な気持ちの悪さがありましたねえ。
デ・ニーロは本当に凄い俳優で>>続きを読む
面白い映画は他にもたくさんあるでしょう。しかしながら、日本映画史上最も美しい映画は間違いなくこれでしょうねえ。
これほど気品に満ち溢れた映画は、世界広しと言えども、なかなか見つからないのではないでし>>続きを読む
現代のサイコホラーでは既にクリシェ化しているような演出や表現の元祖がてんこ盛り。
古い映画だからとナメてかかっていたら、痛い目に合いましたねえ。
極彩スーツのデ・ニーロにクソうるせえシャロン・ストーンにいかれポンチのジョー・ペシ。おまけに音楽の監修はロビー・ロバートソンだって?
不味いはずがないんですよねえ。
ようやく自分の居場所を見つけられたと思っても、過去の業がそれを赦さない。人生には大なり小なりこういうことはあるんですよねえ。
ダークナイトのジョーカーは、行動原理が全く理解不能であり、それゆえに畏怖の念を抱かざるを得ない絶対悪として描写されていましたが、今作ではある種のシンパシーを感じることさえありましたねえ。
鑑賞後に感>>続きを読む
能動的鑑賞ではなかったんですが、不覚にも涙しそうになる場面あり、笑える場面ありで、総じて面白かったんです。
ボーイズラブという、どちらかと言うとニッチなジャンルを題材に採りながら、これをメジャーな域>>続きを読む
「愛し合う二人には〜」に始まり、「美しくなったんじゃなくて幸せなだけ」と、名台詞の応酬。
フレデリックが脚本家を翻弄してアドリブを演じまくるところなんて、とても70年近く前の映画とは思えない面白さで>>続きを読む