スターウォーズに並ぶ新しいスペースSFをやろうという気概。デザイン周りがすげー新しいわけでもないけどいちいちカッコいい。SFとデザインは結びついている。キャッチーさには欠けるけどちゃんと考証されてる感>>続きを読む
終わってく甲府の町で『タクシードライバー』。こんなアメリカンニューシネマ的な映画だったとは。差別が再生産される底流の重たい空気を、タイから吹く風のようなビンちゃんの存在が少しだけ軽くしている。
クソ弱そうなジョン・ウィックみたいなやつが出てくるたび笑ってしまう。
冒頭の、人間とビデオの中の人間で会話が“成立してしまう”瞬間がエモい。虚実が混ざっていくことの示唆が美しくて感動する。会話だけでなく、ビデオの中と“接触”したりとか。
60年代のビデオ・テレビ社会に>>続きを読む
最初はかなり春樹的な世界で「うまくセックスができない=うまく家父長的な家を保てない=車が運転できない」がすごく強く結びついていてウッてなるけど、そこからゆるやかに脱線して濱口竜介の暴力と言葉のテーマに>>続きを読む
気持ちいい夏映画!
情報量が削ぎ落とされてるのに妙に引っかかる設定(親がフィリピン人の男の子なに?とか、スマイルの家なに?とか)あって不思議。あからさまなフィクションとリアリティのコントラストが高い作>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
地獄の滑稽インターネット。アイデンティティのねじれ、仮想でだけは美女と野獣。自分の傷を他人に投影するエゴ、救うことで救われるご都合主義。歌はそれほど物語を駆動せず、ちょっと竜と近づいたくらい。最後のラ>>続きを読む
いらんことするDQNが受ける因果応報×2は笑う。
ゴジラに立ち向かうかわいそうな怪獣たち。実質倒したのがまさかの自衛隊ですごい。日本つえー映画だった
超作画のスペースダンディ宇宙レース版。浅野忠信がよかった。音楽がよかった。作画は当然良いんだけど、脚本も細やかで、かと思えば「♡𝓛𝓞𝓥𝓔♡」でバスーンって終わるのすごすぎた。アホみたいなリーゼントの伏>>続きを読む
編集キレキレ。新作劇場版のために観ておく必要があった(あとで観ました…)
覚悟と決意の卒業式。観る側にも覚悟を強いてくるのが強い。
レヴューの終わった舞台少女たちのナイーブな「語り」に対して、舞台を作る/破壊する大場ななの突きつける剣鋒がキラめく。
TVシリーズでは前に進め>>続きを読む
編集=何かを犠牲にして何かを選び取ることの映画。それを体現するかのように遊びを排した高純度演出濃縮フィルムに仕上がってるけどいくら考えてもアランくんのサブプロットが浮いてる。それよりもジーンくんのポン>>続きを読む
すごい気持ちいい省略があったりびっくりするほどかったるいシーンが続いたりして不思議。話はほぼFate/stay night
50年経っても闘争が終わってないのがすごい。思ってた以上に討論の空間は穏やかかつ刺激的。それと瀬戸内寂聴の性欲。三島由紀夫がかっこいいのはわかる。
このレビューはネタバレを含みます
とにかくこの結末が観られて嬉しい。もっと長く生きていたら「生きててよかった」みたいな感想になったかもしれない。
なんかもうぐちゃぐちゃで全然上手くないんだけど一生懸命さだけは伝わるし、いい瞬間だけを>>続きを読む
めちゃめちゃ可愛いテンテン。コミカルなキョンシー、っていうのがもう最高。たまに垣間見えるグロテスクさが昔は怖かったなぁ