古徳洛さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

古徳洛

古徳洛

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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世という何度も聞いても覚えられそうにないお名前ですが、この俳優さんが出ている作品はどれもこれも頭から離れられない癖がある役ばかりで前から気になってました。
今回は事件
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

昔からアンジェラ・バジェットが好きで
す。
昔の映画「ストレンジ・デイズ」で主役の相棒兼ボディーガード役がとてもクールそしてドレッドヘアの黒スーツ姿でのアクションシーンがもう素晴らしい。
例えるなら「
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「13人の命」など実話モノありましたが
ここ最近の映画の中でも1番なのではと。
山火事の俯瞰シーンからのスペクタクルとドラマの面白さで一気観してしまいました。
まさかのあの流れからのマイルズ・テラーと
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.3

当時、シネセゾン渋谷に観に行き、ストーリーが面白過ぎ、主人公の4人組のポロシャツにコートを羽織る姿がとてもカッコよかった。
ええ!?イギリス人って半袖にコート?など思いながら。
そして何度も何度も観に
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

-

ヒドイです。
課金して配信で観ましたが、
これって…
この監督って助監督時代に黒澤明監督の下で働いてたらしですが何を学んだの?
全部の画が黒澤の映画っぽいだけでオリジナリティが全くない。
劇場で観なく
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ペイバック(1999年製作の映画)

3.6

こちらよりブライアン・ヘルゲランド編集バージョンが観たい。

はなればなれに(1964年製作の映画)

3.1

この映画、3人のダンスシーンも好きですが、一番好きなのはアチュールの着てたアーガイルのセーターが一番好きです。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

中盤のナット・コール・キングの「ザ・クリスマス・ソング」の流れる中、ディカプリオの演技、スピルバーグの演出の神がかり的なシーンがやっぱりすごいです。
クリスマス時期に毎回鑑賞して感傷的になるのですがす
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクス主演の「ロード・トゥ・パーデション」と真逆の子供とのロードムービーですね。
吹き替えで鑑賞。
とても素敵な西部劇。

でも、序盤あたりの主人公と孤児の女の子が悪党達と駆け引きしながら戦う
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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

事故後のたけし監督作品ですよね。
妻の難病を切っ掛けに主人公自身も死出の旅の準備を淡々としていく物語ですが。
淡々を重ねてこんなに面白い作品はありません。
主人公がスプレーで車をパトカーにするシーン、
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アテナ(2022年製作の映画)

3.1

劇場で観たかった程、緊迫感がすごいです。

浮草(1959年製作の映画)

3.6

全カット、シーンの奥行き、独特の色使い、小津安二郎から見た日本の原風景のすばらしさ。
黒田清輝作『湖畔』の様な、ずっと観てられる人物と風景画。
なにより京マチ子、中村雁次郎の夫婦喧嘩が、大雨を挟むこと
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キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

3.5

話は面白いかというとイマイチですが。

とても優しい3流の泥棒で、警察に追われた為、無理くり俳優の演技オーディションを合格して、近々撮影する探偵の役を学ぶ主人公設定ってなに?
そんな設定を違和感なく魅
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ゲット・ショーティ(1995年製作の映画)

-

前から思ってたのですが、バリー・ソネンフィルドは今作やらMIBシリーズなど折角の面白そうな内容を全部つまらなく作ってしまう稀有な監督だと思います。

シビル・アクション(1999年製作の映画)

4.3

自分の中で傑作としか思えない作品です。正義に目覚めた弁護士のトラボルタが落ちぶれていくのにとても面白い。

ロバート・デュバルの弁護士が昼食の時間に電話をかけてくる相手に対して説教するキレ具合が大好き
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

カタルシスが全然無い。
なのに最後、犯人の一言の呟きからのスタッフロールの流れがシビれてしまいます。
余韻がすごいです。
押井守監督作で一番好きな作品。
登場人物全員のプロフェショナルの仕事振りと南雲
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パラドールにかかる月(1988年製作の映画)

3.8

影武者モノ映画の最高峰。
リチャード・ドレイファス&ソニア・ブラガがとても魅力的でよかった。
ラウル・ジュリアの怖い悪役も最高。

1988年に制作された今作「パラドールにかかる月」を最初に鑑賞してた
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読です。
主人公のレディ・バグとカーヴァーって1人で実は2重人格なんじゃない?と観終わった後、無意味な妄想をしてしまいました。
作品はなにもかも滅茶苦茶な設定ですが面白いです。登場人物がみんな
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EXIT(2019年製作の映画)

4.1

若い立川談春似の主人公が大好きな後輩と共にビルを登り下りしながら大活躍のパニック100分。
まさかの伏線コミコミの面白さで、食わず嫌いせず観てよかった作品です。
ロビン・ウィリアムスの「ジュマンジ」
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

相棒のラファエルが飼ってる鶏(チキン)の名前がマッチョ。

小さな夜の教会でラファエルに対して過去の自分の失くなった家族の事を告白し、カウボーイハット越しに涙をみせるマイク(イーストウッド)。
旅の最
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イマイチ評が結構ありますが、この作品は好きです。
話にアラがあろうとも、何故か黒人さんのパイロット、バイオシン社の広報部長ともに無償で手助けしてくれたり、ジュラシックパークシリーズのグラント博士たち3
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グレイマン(2022年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

どうでもいい話ですが、
映画「シャイニング」のダニー坊やが三輪車で走り回る後姿と、今作のドローンでの縦横無尽に飛び回る撮影が何故か似てると思いながら鑑賞し、ラストの幾何学庭園での追跡も被っている為、何
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

残念ながらソーの3作目が好き過ぎの期待値で鑑賞してしまい、今作に対して入りこめずでした。

勝手な想像ですが、ナタリー・ポートマンが2作で降板しておきながら、ラグナロクが傑作だったため、再び出演を希望
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

何度観ても傑作。
って、ここ最近思うのはフード理論を提唱している福田里香さんの、悪人はフードを粗末に扱うとおっしゃってますが、敵役のカリオストロ伯爵が朝食のタマゴを美味しそうにモクモク食べてる姿を観て
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組織(1973年製作の映画)

4.0

面白い。
70年代アクションの「突破口!」・「ローリング・サンダー」・「組織」等、しがない中年の落とし前の付け方シビれる作品です。
あと「サブウェイ・パニック」「ガルシアの首」もかな。

日本のウェッ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

海軍の陽気なエリートパイロット達の(若いってのが特権であろう動体視力や運動神経と体力)よりも還暦前のマーベリックが、天才的な運動神経やら経験値や勘を駆しし、何よりアンチエイジングで違和感なく大活躍。>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

2.8

物足りないスカイアクション映画(敵、味方の戦闘機の位置の構図が解り辛い編集、主人公の戦闘機だけではなく、敵の戦闘機のロックオンマークも画面に何故か出たり、解り辛いアクションシーンと間延びしたドラマシー>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラQ~ウルトラマンのダイジェスト番組のようでした。

それなりに登場人物に見せ場があるのに隊長の西島秀俊さんだけが微妙過ぎて残念すぎです。
テンポよくするのは良いですが何故、ウルトラマンのみが地
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

とてもとてもテンポがよくて面白い作品でした。
しかし今回、自分のエゴで人を殺し過ぎのワンダは同情出来ず、もし次回、再びどれかのMCUに反省した彼女が出ても嫌悪感しかないです。
勝手な予想を想像してすい
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ジョーカー(2019年製作の映画)

1.3

不運のつるべ落としというか、アーサーが何かしらの行動すれば全部アーサーの不運に繋がるのが観ていて苦行でした。

アーサーが嫌な人間としての描写があるわけでもなく優しい人間として描いてるので、鑑賞チケッ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

初日、劇場にて。
重低音最高。
要約すると「セブン」・「LAコンフィデンシャル」・「天国と地獄」・「デイライト」そして少し「ウォリアーズ」の不良達を混ぜ合わせたバットマン/ブルース・ウェインの物語な感
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囚われた国家(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

征服した異性人の喉元に向けてゆっくりゆっくりとナイフを向けるお話です。
蟻の一穴の為に多くの人が犠牲になる。

異性人も観客も主人公らしき弟役の子も最後になるまでレジスタンスの大人達に翻弄されます。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

3歳になった息子に初めて観せる戦隊
モノ。
いつもなら、どの作品も途中で飽きるのですが、まばたきもせずロケットとグルードの活躍で興奮。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

スピルバーグは映画館で。
最初、俯瞰の映像から始まるところからワクワクして、もう気付いたら終わってました。
2時間半くらいの作品なのにダンスシーンの迫力と画面の奥ゆきの綺麗さで持っていかれました。
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

2.9

北野たけし監督が小日向さんをいちばんカッコ良く撮った作品。
小日向さんが主役といっても過言ではないくら魅力的です。
アメリカのフィルムノワールの悪徳刑事モノと日本のヤクザ映画が合わさった傑作。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

「カールじいさんの空飛ぶ家」に出てくるアジア系の男の子と同じくらい、この作品の男の子が魅力的。
主人公の女の子と、この男の子の作品が又あれば是非観たいです。
そして、このバスターズのつなぎコスチューム
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