古徳洛さんの映画レビュー・感想・評価

古徳洛

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バービー(2023年製作の映画)

3.4

マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリングはいつも魅力的ですね。
タイトルロールのバービーの成長物語でとても面白いです。

ただし脇役で主体性がなく、バービーに好かれたいだけの筋肉バカでバービーに振り向
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.5

ノーラン監督の「オッペンハイマー」観賞後、久しぶりにコチラを観賞。
「オッペンハイマー」も多数のスターが出演してましたがコチラも負けず当時の東宝のオールスター映画です。
何度観ても傑作です。

黒澤年
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

当日、祖父はたまたまコンクリの壁沿いで日光を避けるように歩いたお陰で爆発、爆風を避ける事が出来ました。
爆心地から3キロメートルの場所8月6日の広島での出来事です。
崩れた壁から這い上がると地獄の景色
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

ご機嫌で鑑賞中の20分過ぎた辺り、唐突に昨夜かけたアイロンのコンセントを外したのかと不安が過り、追い討ちをかける如く朝の登園時、5歳の息子が寒い寒いと言ったのを脳裏を過り、まさか息子インフルエンザなの>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.9

面白い。死なない事を信条として傷だらけで戦う姿がとても良いです。
相手の倒しかたもバリエーションがあって好きでした。
一つ気になる事があるのですが、この主人公は第二次世界大戦で実在にいた不死身の舩坂弘
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青いドレスの女(1995年製作の映画)

3.7

数ある探偵の物語で中々の佳作だと思います。
なのでストーリーもデンゼル・ワシントンも充分に面白いですが、ドン・チードルのトリックスター的な相棒がとてもとても良いです。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.3

「スパイダーバース」シリーズなどのアクションアニメとして観るはずがキャラの可愛いさにやられました。
初めてエイプリルとの電話してるタートルズが全員が可愛い。
若い頃のスプリンター先生の70年代の男感や
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スピード(1994年製作の映画)

1.1

前から思ってましたが監督と編集者ともに映画の作り込みが薄い。
何より最初から幾つかのカットが絶体ダサい。

序盤の主演キアヌ・リーブスと敵役のデニス・ホッパーの出会いを濃く演出を出来るはず。
主役と悪
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

テンポよく丁寧な伏線と腹の出たターミネーターなラッセル・クロウの無敵の人ってのが、とても良い。
しかし寝坊から始まる同情出来ない主役なので、巻き込まれた多数の被害者が不憫でしょうがない。
なので最後の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

んん?これ「スパイダーマン」のグリーンゴブリン(ウィレム・デフォー)が橋から落下死した「アメスパ」のグウェンを人造人間に改造して慈愛の心で育て上げるなんてとても素晴らしい。

美術セット、カメラワーク
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.8

前々から俳優リチャード・ドレフュスを知った流れでフランスで「ドレフュス事件」というモノがあった事は知ってました。
しかし資料を読んでもイマイチ飲み込めない概要でした。
ですが今作でやっとやっと話が飲み
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ミッション(1986年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

未開の地で勝手に現地の人々に宗教を強引に布教し、その宗教の偉いさんが派閥争いで、この未開の地を根絶やしにするバカバカしさで下らない話です。
ジェレミー・アイアンズやらロバート・デ・ニーロ、リーアム・ニ
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沓掛時次郎 遊侠一匹(1966年製作の映画)

3.7

股旅物語の傑作。
クールなのに情に熱く優しい萬屋錦之助がとても魅力。
そして素敵な池内淳子の表情。
訳アリの2人だから性愛よりも純愛で展開する物語の切なさ。
中盤、池内淳子親子を探し求める錦之助と雪の
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今回は多めの登場人物を中途半端に描きアクション多めにしたため薄いストーリーでした。
なので今回何人かキャラ削ってオーム役のパトリック・ウィルソンをメインに描ければ面白い映画になったにでは…。
尚最後は
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集団奉行所破り(1964年製作の映画)

3.5

「仁義なき戦い」と違って里見浩太朗、大友柳太郎、内田良平の主役級を率いた集団のリーダー役の金子信雄がとてもクールでカッコいい。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプレミアム内スターチャンネルにて鑑賞。
最高に面白く観ました。
何故か主役サー・ガウェインが弱いのか、そして何故インド系なのか、巨人はなんだったのか、バリー・コーガンは何?
色々と意味は解
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死の追跡(1973年製作の映画)

2.8

勿論クールな保安官が復讐の為に殺人鬼に豹変するリチャード・ハリスは適役ですし「36時間」では魅力的だったロッド・テイラーが今作では憎たらしい悪役で新鮮です。
しかし何より、あのアル・レッティエリが善人
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

2.7

ジョン・スタージェス監督の「荒野の7人」が上手くいっただけで、それ以降の7人の侍モチーフの作品はほぼ面白かった事はないです。
この作品でも7人の侍をモチーフでとりあえず、侍の1人に綺麗な英語喋れる東洋
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.4

何故かジェラルド・バトラー出演なのにタイトルがダサいのと
この監督の過去作「スモーキング・エース/暗殺者がいっぱい」では登場人物が多すぎて、とっちらかった印象で物足りない作品だったので興味がなかったで
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

ガイ・リッチー版「ミッション・イン・ポッシブル」で面白いです。
毎回ガイ・リッチー監督作のヒュー・グラントがとても良い。
「ジェントルマン」・「コードネーム・アンクル」等。でも今作は尚更良いです。
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マークスマン(2021年製作の映画)

3.0

丁寧な演出過ぎです。
ずっと連れの子供の表情とリーアム・ニーソンの表情を交互に見せ過ぎで胃もたれしました。
もう少し心象風景などでイメージを表現されてれば良かったです。
でも面白い作品でした。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

過去鑑賞後、感想をこちらに記載してなく「ゴジラ -1.0」を観た上で記憶を思い出しながら。

庵野監督の感情を抑えた斬新な演出でシステマチックな日本政府とvsゴジラという構図が新鮮でした。
岡本喜八監
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

劇場では中年、老人の男性のみの平日の午後、マシマシの迫力を求めて最前列にて鑑賞。
前作「シン・ゴジラ」は好きです。
今作「神木隆之介vsゴジラ」も面白く満足。
彼が乗る、昔の特撮東宝の秘密兵器ビジュア
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36時間(1964年製作の映画)

3.0

主演ジェームス・ガーナ―ですが
上映時間2時間の中、1時間半、主役はロッド・テイラーではないかといって良いほどカッコイイ。
収容所バージョンの「トゥルーマン・ショー」。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.2

コーエン兄弟の作品で2番目に傑作。
作品全体、何もかも素晴らしい。
アクションシーンも全てカッコいい。
できる事なら保安官役がトミー・リー・ジョーズではなく、クリント・イーストウッドだったら歴史に残る
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

反戦映画と観ました。
今観る意味があるのでは。

最愛の人を失い無気力な男がアルフィーと交流する事で父性感と子供を守る為に殉ずる主人公ジョシュアをジョン・デビッド・ワシントンが素敵に好演しております。
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.2

悪役のデンゼル・ワシントンよりも、イーサン・ホークが最高にカッコいいです。

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.0

マイケル・ベイの「ザ・ロック」韓国版みたいですね。
イ・ビョンホンと井口理の髪型、髭面のそっくり感。
最初はワクワクしましたが中盤から物語のテンポが悪く、アクションシーンが挟まれると話が停滞するので時
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.6

6日はワシントン父が主役の「イコライザーTHE FINAL」と20日はワシントン息子が主役の「ザ・クリエイター/創造者」とワシントン親子の為の10月と思っております。

とても面白い作品でした。イコラ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.0

髭面の岡田君と真田広之氏がよく似てると思います。
何より、岡田君の陰ある色気がすごい。

坂口健太郎さんのサイコパス感は残念ながら…。デートシーンやら、加害者家族のシーンでの爽やかさがありすぎて違和感
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背徳の囁き(1989年製作の映画)

1.0

リチャード・ギアの犯罪に走る理由が最悪。絶対、自分の快楽の為の犯罪を犯しながら自分の子供の為にとの言い訳が酷い。
アンディ・ガルシアも勝手な妄想で暴力振るうバカな刑事。
テンポは良いけど無駄な2時間。
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィック1作目は斬新なアクションで面白かったですが、2作目・3作目は若干アクションが食傷気味になっており、今作の3時間のアクション映画は配信で良いかと思ってましたが…。
結果、観て良かった!盛
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.0

まさか、渡部篤郎演じる青年ランと「フライド・ドラゴンフィッシュ」で浅野忠信が演じる少年ナツロウが同一人物だと思いませんでした。
因みに両作品ともにナツロウ、ランはとても魅力的です。

FRIED DRAGON FISH(1996年製作の映画)

4.0

随分昔に鑑賞して、心が持っていかれた傑作です。フジテレビの深夜にしてた1時間ドラマなのに面白いしキャラが魅力的だし映像も綺麗など完成度がエグい。

主役はCharaが第一候補だったらしいのですが、芳本
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