桐谷さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

桐谷

桐谷

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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.5

私たちは知らなさすぎる。だからこそ学ぶべきだ。
この映画で全てを学べたとは思わないけれど、足がかりにはなり得る。
今だからこそ、今ではなくても、知らなければならない歴史の物語。

ピザ!(2014年製作の映画)

4.0

兄弟はただ、ピザという魅力たっぷりな食べ物を食べてみたかっただけなのだ。それなのに、自分たちの生まれた境遇や、社会の冷たい目を思い知らされる。ラストもとてもよかった。
明るく楽しいインド映画という印象
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

原題:Captain Fantastic
自分たちが信じるものを信じて、強くしなやかに生きている家族の話。幸せの尺度は人それぞれ。価値観を洗われるような映画でした。

アス(2019年製作の映画)

3.5

怖いというより不気味。伏線回収が素晴らしい。もう一度観たくなる。

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.5

視力が足りないサリーとやる気が足りないマックス。たりないふたりが補い合うバディ感が最高〜!

野火(2014年製作の映画)

4.0

極限状態で平静を保つために必要な狂気。それでもなお生きることに執着する。土地や命を奪うことだけが戦争ではないのだと改めて胸をえぐられた。多分、もう二度と観れない。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

歌って踊って戦うインド映画!地の利を活かして戦うのはどこの国も同じなんだなあ。宗教色がものすごく濃いのも王族が超人的なのも紀元前の話ということで納得。バーフバリはもちろん、デーヴァセーナの芯のある強さ>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.5

ナニーからアニーへ。匿名の関係から尊敬しあえる仲へ。きれいにまとまっていて、ラストも良かった。邦題がもったいないと思ったけど、観て納得した。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

頑固白人ジジイと内気アジア人の間に生まれる対等な友情。クリント・イーストウッドがとにかく面倒で、渋くて、かっこいい。生よりも死に詳しい彼が、友人を生かすために自分だけが死に向かって行動する、その姿に彼>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

男の復讐劇。物語と本編が入り組むストーリーに引き込まれる。「繊細さ」に惹かれた彼女は「弱さ」を見限り、結局母の言ったとおりになった。男は彼女が心で求めていた暴力的なまでの強さを見せつけ、惹き付け、裏切>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

母親が、一人の人間として、自信と自尊心を取り戻していく。英語はその手段に過ぎない。小さな世界から一歩外に踏み出すワクワクやドキドキを体感させてもらえる映画。子の気持ちも母の気持ちも分かるようになった今>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

自信ひとつで人はこんなにも変われる!本当の自分に気づいた彼女はこれからもっともっと魅力的になっていくんだろうなあ。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

やさしくて盲目的な純愛。ふたりの心を表したような、明るいパステルカラーの画が素敵でした。

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.5

己の正義を貫く、駆け出し弁護士の物語。生き残るためにアウトローな弁護士事務所に入った彼が、正義のために奮闘する。陪審員に訴えかけるシーンは成長も感じられ、グッときました。

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

4.0

元いじめられっ子と元ヒーローの凸凹コンビが繰り出すドタバタアクション。なんでもありな展開、だがそれがいい。NG集も最高!

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

ハッピーゾンビムービー 血が出るコメディ。四人の関係もおもしろい。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ノンストップパニック映画!人間臭さが生々しい。ラストもきれい。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.5

どこにでもいる父と子の、優しい嘘に包まれた物語。

バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.5

Bad boys, bad boys, Whatcha gonna do?

破天荒な二人とド派手なアクション!

トップガン(1986年製作の映画)

3.5

王道ど真ん中のストーリー。戦闘機に懸ける若者の愛と青春。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

死ぬ覚悟から、生きる覚悟へ。
手に汗握る110分。音楽によって生まれる緊張感で心臓が割れそうだった。ひらひらと舞う桜が強く印象に残っている。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

死んでも忘れないでいて。
強い絆で結ばれた家族が、より強い絆で結ばれる物語。死の色彩がとても鮮やかで美しく、素敵な世界だった。原題のCocoも、邦題のリメンバー・ミーも、どちらも良い。

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー風に描かれるヴァンパイアの日常。それぞれキャラが濃くてキュート、かと思えば人間とは違う恐ろしさも感じられ、本当にドキュメンタリーを見ているような没入感が楽しい。のんびり観られる映画でし>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

人の「心」を愛するということを、こんなふうに優しくファンタジックに、切なく描いた映画があったなんて。ウジンの見た目がどんなに変わっても、中身は変わらない。サンベクとイスの変わらない友情と愛情に心を打た>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

物語の中では夫への不信が、物語の外の観客は妻への不信が募ってゆく。構成が秀逸。嫉妬と執着は何より恐ろしい。