YuukiImazuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

YuukiImazu

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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

地味で重厚感の漂うスパイものでええ。エロと暴力。心理の探りあいにピリリと緊張しながら集中して楽しめた。

アメリカとロシア、思惑が錯綜する酷薄な裏世界の中で、一歩先を読むJ.ローレンスによるどんでん返
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スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町(2014年製作の映画)

3.1

人間の日常が、知らぬ間に正体不明の存在に脅かされていく、よくあるパターンのやつ。

冒頭の掴みは良かったし、アングルやらの見せ方で恐怖感を煽るわ、気色悪い描写も所々あったりで、中盤までは飽きずに観れた
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

才色兼備な女冒険家の誕生談。以前のものと違って、より生々しく、大自然や遺跡の中での肉体的アクションが楽しめる印象。

A.ジョリーのララよりも自然体な、本作の女優さんの方が全然好み。モンスターの登場や
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

2.7

字幕派やけど吹き替えで鑑賞。この映画なら吹き替えでも良いね。キャラクターの各々が個性強めでええ感じ。

肝心のゾンビキッズ達は、特に絵面の面白みが無かったね。キッズ達が死体をもて遊ぶシーンは、少々なが
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

シリアスな冷戦下でのファンタジー。この手の映画は苦手で期待してなかったけど、けっこう面白かったなぁ。

劇中で流れる、あの時代の音楽やら風景には、良く分からんけど、「映画らしい映画を観てる」って思わせ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

思ったよりアクションシーンが少ないかな。尺も長く感じたわ。漆黒のスーツがクールでカッコええからブラックパンサーは好き。とは言え、他のヒーローと違って攻撃に派手さがなくて地味やね。

相手の攻撃を吸収し
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.6

終始流れる不穏な空気を醸すBGMが重い、巨大権力の闇を世間に告発しようとする孤高のFBI副長官・マークフェルトに射す青味も冷たい。地味で渋くて良い映画。

最後まで緊張感があって集中しぱなしで楽しめた
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

舞台となるアイルランド・ダブリンの重たい雰囲気もあってか、「はじまりのうた」の方が好きだなぁ、軽快で爽やかだから。主人公の少年の、アーティスト然としたナリキリっぷりは、見ていて小っ恥ずかしくなっちゃっ>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.4

アクションシーンには目が釘付けに。所々でキル・ビルが脳裏に浮かんだね。

まぁ面白かったけど、若い男とのラブロマンス的要素がかったるい。時間が行ったり来たりする展開で、観終わった後には、物語の深い部分
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スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

3.3

マン監督のコラテラルのムードとマイアミバイスのジェイミーの立ち姿を足したようなポスターに惹かれて観賞。期待してなかった分、随分と楽しめた。

誘拐された息子を救おうとするも思い通りにいかないモヤモヤす
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ザ・リング(2002年製作の映画)

2.8

久々に観賞。濃いブルーのような色味のかかったシャープな映像が綺麗。あと、サスペンスな展開のテンポもぐっちょ。

まぁでも、やっぱ日本版がええに決まっとる。あの湿っぽい暗さが欲しくて、欲しくてしょうがな
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.5

暴動の始まりから、山場の忌々しい戦慄の一夜、そしてその後、を固唾を飲んで傍観。ある人物に特別フォーカスを当てて描くことはなく、色んな人物が絡むドラマを長時間で見せる。緊張感はありながらも淡々としていて>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.1

原作未読。悪くはないけど、、ていう微妙な感じ。原作は長編やしディープな内容やろうけど、映画は超シンプルなストーリーで、中間あたりは少し退屈な時間が長かったかな。あと、登場人物への感情移入もできんかった>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.6

予想外に楽しめたわ。
衛星暴走を引き起こした黒幕を探る陰謀要素をメインに、その次にディザスター要素ってな作りでかなり好印象。この手の映画では新鮮味がある。

ディザスターシーンはCMで出尽くしてたから
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レディ・ガイ(2016年製作の映画)

1.0

おもんなー、96分てこんな長かったっけーて思うほど。内容は薄皮一枚。ロドリゲス演じる殺し屋が、ウィーバーの手によって、女性になってしまい、復讐を実行するお話。

男の頃も、ロドが演じて、ち○こ丸出しに
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

人肉ミンチがエクスターミネーター。サイコパスなJ.ムーアもええけど、やっぱ前作の悪役の方がアクが強くて良かったなぁーと。主人公の成長談、アクションシーンやら、前作の方が色々と印象深い。

脇役ながらも
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.4

今年最初の鑑賞映画1本目。なにこれ、意外にも楽しめた娯楽作。

前半は眠かったけど、ドバイでのハチャメチャなカーチェイスシーンからはグイグイ引き込まれたよ。

ジャッキーのアクションは歳を感じさせない
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

オリエント関連は初めて。このオチは有名なんやな。複雑なトリックに唸らされる、みたいなものを勝手に期待してたわ。

個人的には、そこまで惹かれなかったなぁ。ただ、広大な大地とオリエント急行のダイナミック
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映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活(2017年製作の映画)

2.8

妖怪ウォッチのことは全然わからんけど、ゲゲゲの鬼太郎が出てると聞いて鑑賞。鬼太郎の絡みは付け足した感が凄かったね、超微妙。

話はバトルもので、まぁシンプルで別になんとも。子供向けながら、前半の奇怪な
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.3

当たり前のように人間と魔物が共存しているんですよ鎌倉は、という摩訶不思議な設定がぐっちょ。ホロリとしてあったかいお話で、仲睦まじい夫婦の日常には癒される。

本筋の黄泉の国に行くまでの、物語に一応繋が
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.1

周りの評判が良すぎて期待したけど、う〜んて感じ。バトルシーンは迫力があってぐっちょ。良いのか悪いのか、ストップアニメーションが凄すぎて、普通のCGアニメを観てるようやった。内容は至ってシンプル。タイト>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.4

死ぬほど強い最強の敵が登場する物語の顛末は、無理やり締めにかかる怒涛の展開。「これでいいのだ」、ってバカボンのパパに凄まれながら、ねじ伏せられた感じ。まぁ、あれでええのんか汗。

ソーの故郷の滅亡危機
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.3

あんまオモロなかったわ。ペットセメタリーのタイトルが出てくるとわ。

マーベルにあるような既視感あり気なストーリー、アクションも今ひとつアガらない。まぁ、フラッシュが超速で駆け抜ける度に映し出される映
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.4

とにかく、D.クレイグの羽を伸ばした演技が微笑ましい。少しばかり間抜けなように見えちゃうけど、なかなか緻密な現金強奪計画を実行するローガン兄弟を演じた主演2人も魅力的。

犯罪の舞台となるサーキット場
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.5

異色作。せっかくオモロイ設定やのに、話の広がりがなくて、バーと公園を行ったり来たりでチマチマとつまんない。途中で飽きた。

肝心のシンクロする理由も全然説得力がねぇ。シリアスな要素は、どんな気持ちで観
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.3

怖くはないけど、幽霊の気色悪さがなかなか。序盤から嫌な気配を醸し出しているあたりには退屈しないし、好感が持てるね。

なんちゅーこっちゃ、て思える、死の予告を受けた女子大生をネタにした、やり過ぎな生放
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

それぞれに苦悩や不安を抱える子供たちが、力を合わせて恐怖=Itに立ち向かい成長する。恐怖の克服、少年たちの通過儀礼。

ツッコミどころも多かったり、上映時間は2時間ちょい、と間延びしてた感じもあったか
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

上映時間の長い映画ながら、心を掻き乱すような不気味な不快音、独特のヴィジュアルやら、ブレードランナーの世界観に圧倒されて集中できたかな。でも、前作とは全然違うテイストの内容やから、ブレードランナーやけ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

鹿に色んな意味が含まれてやしたね。

だいたいの予想をつけながら、あーやっぱりね、と思って観てた。ところが、途中から予想の範疇からバッコーン、とぶっ飛んだ流れにびっくり。よくもまぁ、こんなアイデアが浮
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

1.5

暇つぶしに観たのに暇やった。
橋本環奈が良かったよ。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.7

当時のアメリカの政権への風刺やらを盛り込んだ社会派ドラマでありつつ、コメディテイスト。主演がトムクルで良かったと思える良作の1本。てか、邦題よりも「American Maid」の方が完全にシックリとく>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.6

とにかくS.セロンにメロメロ。どこかのブランドの宣伝にあるような、気品ある映像の、甘美的なムードに酔いしれる。80年代の楽曲もガンガン流れて否応無しにテンションが上がる。かっこいい。

生々しい肉弾戦
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.2

猿側視点で物語は展開。シーザー以外は、ほぼ話せないので静かめなシーンが多い印象。あと、スローテンポ、暗い画、ローテンションめで眠たなった。人間VS猿の激しい戦いを勝手に期待してたけど、そーでもなかった>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.6

昔気質のヤクザ者がけじめをつける最終章。

裏切りやら陰謀が複雑に渦巻いてた前2作よりも、どろっどろしたもんが薄くてスッキリと潔い感じ。なので、ガツンとくるもんは無いかな。

タイトルバックが超クール
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バッド・ウェイヴ(2017年製作の映画)

3.4

バカ笑いはせんけど、ニヤニヤ笑えるポイントの多い、下ネタ満載のコメディやな。陽気に能天気に楽しめる一本。

カリフォルニアのヴェニスビーチ界隈を舞台に展開。すっとぼけた私立探偵のジジイにウィリス。一難
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

G.リッチー監督だけにクールでスタイリッシュ。

バリバリの派手なアクションは少なく、地味な作風の硬派なスパイものかと思えば、ユーモラスな場面がちらほら。米ソ、相容れない立場のスパイ2人が、ジワジワと
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