YuukiImazuさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

YuukiImazu

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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.2

戦前のパリを舞台に、降霊術を生業にする美しい姉妹の物語。仕事を自由に選択出来ない時代に生きた女性の逞しさが垣間見えたわ。

とにかく全編を通じて、美しい映像と洒落た優雅なムード、N.ポートマンの美貌に
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

鑑賞前から分かってたけどノリ軽っ。陰の世界に生きる忍び達が陽気に描かれ、主人公や演出のおちゃらけた感じは肌に合わず、観てて小っ恥ずかしくなったわ。

立ち位置の定まらない、ひょうきんな主人公。忍びの国
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.7

久々に鑑賞。
アニメやチャンバラなど、ジャンルをごった煮した復讐劇パート1。ほんとヘンテコでクセが強い。どちらかと言えば、M.マドセン演じるバドが登場する2の方が好み。

タラタラと長ったらしい会話劇
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.2

確かにそら、エイリアンに焦点が当たってはいるけど、デヴィッドへのフィーチャー感が強い。デヴィッド:コヴェナントやん。

こんな感じでエイリアン一作目に繋がっていくのね。スッキリ。でもまぁ、そういうこと
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

未知の存在が人間を乗っ取り、水面下で侵略を進める。とは言え、「ボディ・スナッチャー」みたいな、ジワジワと不気味に迫る恐怖感はナッシング。ちょいと軽快な音楽が流れたりもする。

人間から概念を奪うという
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.4

なんとも現代的。
SNS上で、みんなの注目を集めてスター気取りになる様が、ただただ痛々しい。

徐々に過激になっていくゲームのお題に挑戦する人達。自ら踊ってるのか、踊らされているのか、まぁ兎にも角にも
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.1

安定のドタバタ。グルーに毛が生えただけの、今回の新たなメインキャスト・ドルーのキャラが弱すぎる。しかも、グルーの足手まといになる面倒くさい奴で、観ててストレス、ストレス。

80年代に悪役で一世風靡し
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

セリフは控えめに、映像で物語ってやした。映像は抜群に素晴らしや。広い画が多いから、IMAX映えする作品やね。

陸海空の3つの視点を時間軸をズラして描くのはオモロイ試みやね。時を刻む秒針の音がなんとも
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

得体の知れない、不気味な役所広司にぶんぶん振り回されたわ。真実なんかどーでもええ、的な弁護士の福山雅治が真実に近づこうとしていく。

弁護士と被告人の顔が重なり合う画がええわ。雪景色のイメージシーンは
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ナインイレヴン 運命を分けた日(2017年製作の映画)

2.2

内容が内容やからアレやけど、おもしろくなかったぁ。

セットやら何やら、えらくチープで、映画でなくテレビの再現ドラマを観てるよう。わざわざ映画館で鑑賞する必要はないかな。

エレベーターに閉じ込められ
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.2

今にも崩れ落ちそうな石壁を境にして、アメリカ人とイラク人が睨み合う。凄腕スナイパーに狙われる、アーロン・テイラーくんにとってのデッドラインとなる その壁は意味深長。

戦争もこんなもんだよな、とも思え
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

爆走する列車という、せせこましい限定空間をメインにした、絶体絶命の状況が良いね。あと、ところどころのカットの画や、ワールドウォーZみたいな、ダイナミックなゾンビの猛進具合も。

ゾンビに食われてしまえ
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.2

一晩の過ちで幸せな家庭が大崩壊。

突然訪問してきた若い女の子2人組の誘惑に(シャワールームであんな感じで攻められたら日にゃあ、男はひとたまりもない)性的欲望を遺憾無く解放するキアヌ。女の子に弄ばされ
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.7

夏映画で一番楽しみにしてた作品。
随分前に原作も読んで、合戦までの流れや登場人物の関係性やら理解してたし良かったけど、知らん人は、なかなかにちんぷんかんぷんやろな。不親切な作りや。

お家存続の為に利
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

女版ハルクと言っても過言でないほどの圧倒的パワーの持ち主である最強女戦士の、一騎当千の戦いっぷりとカッチョいいテーマソング。そして、ワンダーウーマンの美貌にもハートを鷲掴みに。

少ししつこいスローを
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

若い男女のピュアなラブ要素と汚れた犯罪劇をミックスしたストーリーに乗っかるのは、イカした音楽とそれに合わせた映像のシンクロ二シティ。最高にカッコよくてお洒落。

どの登場人物もええが、バディ役のジョン
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.6

これは映画館で観たかった、、。

盲目の老人が、視覚以外の研ぎ澄まされた感覚を駆使して、悪ガキ達に忍び寄る仕草がなんともホラーな絵面。

わずかな登場人物、限られたシチュエーションながら、老人の設定を
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

ちょー久々に鑑賞。
アジアンテイストがふんだんに盛り込まれた、2019年を舞台にした世界観の虜に。

レプリカントと人間との境界線は何か?ということに頭をもたげさせる。

ハードボイルドな作風と、ラス
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.3

アメコミに最も近いのかなぁ、、知らんけど。

作風が随分と若返り、過去作と異なる部分はあるけれど、フレッシュやけどそーでもないと言うか、鳥和え酢、アクションシーン含め、スパイダーマンは見慣れてしまった
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.1

まぁ、映画館で観とく方がええ映画や。夏映画にピッタリな、やたらバカでかいスケールとメガトン級のアクションシーン。それと、映像のクオリティの高さもぐっちょ。

ただ、大味な物語を約2時間半で、という超ロ
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.1

原作未読。
人間とグールの関係性や、グールとして生きる苦悩やらは十分に伝わったわ。まぁ、登場人物の描き方(?)が何だかペラくて残念。暗澹たる物語も、こじんまりとしていて、ただただ暗い気持ちで盛り上がら
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.4

思ったより悪かなかったね。
ダークユニバースの一発目ということで、今後の展開に期待が膨らむ作りや。

呪われた王女との攻防に絡んでくる、謎の組織とその組織のリーダー的なラッセル・クロウ(役どころがぐっ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.1

久々に鑑賞。ノーラン作品で1番好きかも。

ターゲットの夢の中に入ってアレコレする奇抜なアイデアはもちろん、夢の階層によって変わるロケーション、ドクターストレンジみたいに建物が豪快に動いたり、突如暴走
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.3

ツッコミ入れだしたらキリがない内容。ただただ、主人公達が不条理なデス・ゲームをクリアしようとする様子を楽しむだけで、バビるほどええ加減な作りや。

引きこもりの中年男役が大森南朋である必要あるのかな?
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銀魂(2017年製作の映画)

3.3

原作未読。

笑い(個人的には佐藤二朗が登場する場面以外ではニヤリともしなかった)と真面目(?)なパートがちぐはぐに約2時間。ガチャガチャした内容と上映時間の長さに疲労困憊。テレビの特番で観るならええ
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

2.2

う〜ん、何かやっすい作品やったな。とにかく、内容のバランスがエグいほど悪い。

登場人物たちの紹介やらなんやらをしっかり描くのは大事やけど、そのパワーレンジャーに変身するまでが長すぎてウンザリ。やっと
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.7

前作とやってることは同じ、なのにクソおもろい。

お馴染みのバディはもちろん、今回はI.キューブもガッツリ絡んでええ感じ。どっちか言うたら、前作の方が全体的に締まりがあったかな、とは思う。

テイタム
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利休にたずねよ(2013年製作の映画)

3.3

利休切腹に至るまでの過程の要所要所を切り取って見せてくれる中盤あたりまでは、ナイステンポで好印象。

ところが、利休の美への追求の発端となる一連のシーンで、一気にカラーが変わった感じが残念。そのシーン
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ライフ(2017年製作の映画)

3.6

ワンカットでスタートしてスゥーっと物語世界へ。ふにゃふにゃのしょぼい生命体が、瞬く間に進化して、生存本能むき出しで凶暴に俊敏にクルーに襲いかかる。生命体のヴィジュアルがほんの少しやけど「パラサイト」の>>続きを読む

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.2

舞台はイギリス、走る感染者達、と「28日後‥」がよぎったね。ミステリアスな前半部分から中盤までは引き込まれたけど、それ以降はダレ気味やったな。感染者とのパニック要素はかなり薄め。

ただ、物語の落とし
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ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

3.3

この手のノワール映画にお決まりのような、実のならない会話シーンがダラダラと。そして、跳躍力が無さ過ぎてあまり前進しない展開にウズウズ。まぁ、グズグズと、大した内容でないから正直つまらん。

でも、突然
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

戦争と信仰について描いた実話。
少年時代から戦場に向かうまでに直面する主人公の困難を、尺を十分に取って描いていて、最初の方からじっくり見られたわ。

凄惨極まる戦場で、1人でも多くの命を救おうとする主
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.8

人に勧められて鑑賞。アホ過ぎ最高。

個人的に笑えるところが多かった。そして、テイタムが出てるからか、ゲイネタも多し。

高校時代にイケイケだったテイタムが、オタク達と和気あいあいとしてる様が微笑まし
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.2

もっとサイコパス感が欲しかったね。部分部分のシーンやったり、先が読めない展開はええんやけど、全体的に観たら大した話でもないし、とっ散らかった印象が強い。

現実に起こった出来事や事件をリンクさせたりす
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悪霊島(1981年製作の映画)

3.3

原作もやけど、金田一耕助の推理要素はかなり弱めで、猟奇的でおどろおどろしいムードに魅力があると言ったところ。野犬に食い荒らされた無残な死体が、かなりグロでビビったわ。

カメラワークや画の構図、特に岩
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こどもつかい(2017年製作の映画)

2.8

ホラーなんか、笑いを誘う(?)ネタなんか、どう捉えたらよいか分からん映画やったね。まぁホラーとして観たら、全然物足りない怖さでガッカリ。

タッキー久しぶりに見たけど、相変わらずイケメンやな。まぁ役柄
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