mskirさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ルパン三世 天使の策略(タクティクス) ~夢のカケラは殺しの香り~(2005年製作の映画)

3.5

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設定がルパンらしく、それっぽい架空のお宝や展開も悪く無いが、終盤のアマゾネスはうじゃうじゃでちょい微妙。ただ、それぞれの名前はくだらなくて好み。辻斬りカオル。
ラスト全員集合後の各キャラ見せ場のワンシ
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.6

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ストーリーは短めだが、淡白になり過ぎない単純明快・淡麗爽快な内容で、空いた時間にサクッとがちょうど良い感じ。
個人的にホテルやテーマパークなどのハコものは好物で、一般利用者には見えない裏側の工夫や努力
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ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~(2004年製作の映画)

3.7

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ルパンらしいストーリーと王道のゲストキャラが個人的に好みの回。キャットからベッキーのくだりも良き。ランバージャックは声優含め素晴らしい。
ボロボロスーツの次元もたまらなく、渋めなエンディングがよりカッ
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ルパン三世 お宝返却大作戦!!(2003年製作の映画)

3.4

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オーソドックスな導入からヘタることなく良いスピード感で終着。一部、脈絡が分かりにくいところもあるが、全体的にポップなストーリーなのでちょうど良い塩梅。
サグラダファミリアを舞台に、人の心に残るものが本
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ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

3.5

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ルパン三世の王道的魅力を一通り舐め回すことができる、最良作。一貫して各キャラのファーストコンタクトを綴る中で、それぞれの強みが発揮されまくる爽快さが堪らない。
ルパンのカリスマ性、次元の漢らしい渋み、
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千年女優(2001年製作の映画)

3.7

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普通とは一線を画すストーリー構成が、アニメらしい展開の自由で鑑賞者を転がしている、そんな感じなのだが、今敏監督ワールドに放り込まれた、なんだか言葉にしにくいヌルッとした感覚。
画や描写に目を奪われるシ
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ルパン三世 アルカトラズコネクション(2001年製作の映画)

3.5

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裏アルカトラズの設定が非常に面白い。
裏アメリカの利害関係からケネディ兄弟暗殺への進展、副題にピッタリなストーリーでらしさが満載。よく練られていて好み。
十三代目石川五右衛門のシュールなヒモ生活。
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ザ・ファイター(2010年製作の映画)

2.5

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ボクシングと言うより家族のごたごたが中心のストーリー。家族だから、家族なのにってシーンが多くて、ちょっと胸焼け。
とは言え、家族がいたからこその結果だったり、実話とは言えなんだか消化できずに終了。
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.7

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父親の死、通夜ふるまいの一つひとつから家族の過去や秘密が解き明かされる。
切り取り方が面白く、会話劇がメインの中、回想と現実の調和が好み。
冒頭の普通の家族じゃ無いという伏線の先の先にあった事実。それ
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弱虫ペダル Re:GENERATION(2017年製作の映画)

3.4

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新世代の新時代。
凡人が根性で天才に食らいつく。
その根性がもはや天才で、ラストの漢気に胸熱。

弱虫ペダル Re:ROAD(2015年製作の映画)

3.4

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各チームの男気溢れる展開に胸熱しつつ、限界突破が多すぎて観てるこちらも疲弊。

弱虫ペダル Re:RIDE(2014年製作の映画)

3.3

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落車からのごぼう抜き、アニソンダンシング、胸熱。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

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相も変わらぬ展開で、想像通りなのだけどやはり面白い。スケールが大きくボリュームたっぷりでドラマの映画版としての満足度は非常に高い。
キャストも多く鉄板の贅沢使い、過去作からの流れも汲み取り、ちょい役含
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.4

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原作未読、予備知識なしだったので、想像の斜め上をいく突き抜けた物語に興味を引かれた。
終始、コンクールの予選から本選だけを切り取って、各コンテスタントの過去や背景や音楽への向き合い、音自体までが溶け合
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大奥(2010年製作の映画)

2.0

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一風変わった大奥。
男女が逆転した世の中で、女の園である大奥や吉原が男所帯なのは設定としての面白さを伺うものの、ストーリーは粗末。
陰謀に対する部分も大オチながら淡白で、これだけのキャストを揃えながら
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

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内容は分かっているのに、実写として魅せる各キャラにはとても好感。ライオンという種がとても誇り高く気高く高貴でまさにキング。タイトルの重厚感が増す。
映像は驚嘆。未来にはこれよりもっと驚かさせる表現がで
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

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無人島生活でセリフの無いシーンが孤立を増長させる一方でトム・ハンクスの表情が物語る部分も多い。BGMも無く生き物の音も気配も感じさせない中、無機物への語りかけが独り言ではなく、感情の言葉が胸を打つ。共>>続きを読む

シティーハンター 百万ドルの陰謀(1990年製作の映画)

3.2

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短編の割にドラマ性有りで、エミリーへのモッコリとの関連性が良い味。
獠のワンホールショットもまた渋い。
トリガーは心で引くものだ。
1ドル150円の設定に時代を感じるとともに、円安バブリーに当時の価値
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シティーハンター ベイシティウォーズ(1990年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

出だしからクライマックス過ぎて、もう一悶着あるかと思いきや、短編映画。

これでアメリカのミサイルは全て自らの頭の上に降り注ぐ。
アディオス、アメリカ。
侵略者、米国の色が時代を醸し出す。

海坊主、
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ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

3.5

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お菓子の家的に黄金だらけの島は心躍るものがある。欲望にまみれる気持ち良さ、金ピカに光る街並みに設定の面白さを受け得る。出だしの金粉シャワーは最たる。
ボスはそんなに強くなく肩透かしだが、カリーナのキャ
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ルパン三世 1$マネーウォーズ(2000年製作の映画)

3.5

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今作のお宝、権力者のブローチをかけて騙し合いのマネー戦争。現代的な泥棒スタイルよりもトラディショナルな泥棒ロマンが格好良い。
敵キャラがあまり目立たないので、ストーリーが淡白にも感じるうえに、不二子の
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シティーハンター 愛と宿命のマグナム(1989年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

相も変わらぬ鉄板の流れだけど、映画だけあってドンパチシーンが多数展開され、TV版より贅沢に感じる。
ともあれ、こんなにモッコリモッコリ言ってたっけ?てくらいモッコリがてんこ盛りの中で、スケベとモッコリ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.6

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外伝的に進むのかと思えば、ガッツリ本筋を追いかけてくれて、「あいしてる」の言葉を知り、意味を知り、感情を知り、言葉にすることを知ったヴァイオレットの泣きじゃくる様に、言葉にならない「あいしてる」に、撃>>続きを読む

SLAM DUNK 吠えろバスケットマン魂!!花道と流川の熱き夏(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

TVKのファインプレー。
海南戦後のサイドストーリー、流川の後輩ラストプレーの回。そこにあるのは口には出さない愛情と渋めな漢気。格好良い。

SLAM DUNK 全国制覇だ!桜木花道(1994年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

TVKのファインプレー。
県予選の裏側、オリジナルのサイドストーリー津久武戦。限定キャラとの関係性も良く、45分の割に定番の旨味は凝集。
スーパーリバウンダー桜木花道。

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.3

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相変わらず絶妙なキャラクター設定と心理描写は、まさにアオハル真っ只中の瑞々しさを存分に引き出している。
作品自体が短めなので全体的にテンポが良く、サイドストーリーの掘り下げが物足りなくもあるが、本作の
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ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニングとエンディングで堪らなく峰不二子に魅了され、男の性がもろ出しになるような気がする作品。
コロンブスの卵にちなんだお宝争奪戦に、美女2人が絡み合う。ストーリーは後半があっさりだが、五右衛門の
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全体的にコンパクトでギュッとした感じなのだが、ストーリーの構成とテンポが良く、展開もオチまで駆け抜け切った感覚。
もう少しサスペンス要素が強いのかと思ったが、思いの外軽めのテイストで初見でも置いてけぼ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

メタバースでの電磁的世界観はとても美しくカッコイイ。いずれ現実になるのかなと思わせる近未来感とその設定は素晴らしく、現実世界の田舎度とのギャップが細田守の真骨頂にも思える。
ストーリーは明るみにならな
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

二つのストーリーを行ったり来たりするのだが、それぞれの繋げ方がスピーディーなので、情報を出してるようで出し切らない感じが魅力。片方ずつ消化させるところから、ジワジワ一緒に食べ始めることに気付くも良き。>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

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日本には馴染み薄い山火事、都会地の居住なら尚更だけに、この実話の持つ力に改めて災害の怖さを知る。
消防としての業は、火に対して火を使うこと。当然、山に大量の水を持ち込むことは出来ないのだが、火災規模や
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

時代の変革に伴う各々の信念が史実とフィクションの折り合いで面白みを増す。戦乱の幕末志士ならではのストーリーが個人的に刺された。
相変わらずの殺陣も期待を裏切らない。原作が漫画であるファンタジックもさな
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.7

時間軸上ラストのエピソードとして、これまでのキャラが惜しみなく出場されて満腹感あり。
アクションもこれまでをさらに昇華した印象で、大多数との立ち回りは単純に格好良い。主演以外の見せ場もあり、それぞれの
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

期待薄だっただけに、存外撃ち抜かれた気分。明石家さんまに大竹しのぶの組み合わせと、その話題性先行で些か斜めから見下ろしていたが、魅力的なキャラと話の進め方、全体通してのスピード感が丁度良い。
サッさん
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

設定ロケーションがとても素敵で、日常的な背景がきめ細やかで好み。ストーリーはアニメならではのファンタジー性が良く、タイトルと辻褄の合う設定が飽きさせずにラストまで疾走。
内容の本質は思春期の甘酸っぱさ
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