そして、バトンは渡されたのmskirのネタバレレビュー・内容・結末

二つのストーリーを行ったり来たりするのだが、それぞれの繋げ方がスピーディーなので、情報を出してるようで出し切らない感じが魅力。片方ずつ消化させるところから、ジワジワ一緒に食べ始めることに気付くも良き。
石原さとみのキャラに不信感と不穏感、苛立ちを感じつつも子供への愛情は実しやかでなさそうな、真実らしい描写に軽く踊らされる。
中盤からネタバラシし始め、駆け足で進んでいく中でどこに終着するのかと楽しみにしていたが、ここは想定の範囲で期待は超えない。それでも、各キャラの強烈な愛情をいろんな形で魅せる工夫と設定は面白い。結構小技が多い。
珍しく田中圭の役柄で好感を持てたこともプラス。タイトルは若干こじつけ感がありハマらず。