mskirさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.0

やっぱり傑作。
ストーリーは至極単純な痛快サクセスで、何も考えずに楽しめるのが最高である。
ベンチ内の足組やチャーリーシーンの三振ガッツポーズはめちゃくちゃ格好良くて、よく真似した記憶も蘇る。
小さい
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.2

思っていたよりもファンタジーな設定に最後まであまり入り込めなかった。ただ、図らずも長崎の被爆日に観たのは何か運命めいた気がしなくもない。戦後の物語がメインだが、冒頭のインク瓶が溶けていく様はとても印象>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.5

いろいろと突き抜けてて面白いが、映画版なだけに設定された派手な展開はそんなにハマらなかった。
ドラマ版の続きになっているので、ちゃんとしたエンディングが用意されたのは満足。ただストーリー性が薄く、その
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.7

American police movieは王道のPOP cultureである。
マイケルベイらしい派手なドンパチとアクションがマイアミの街を染める。マーティンローレンスの普遍的な好キャラは健在で、前
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.7

岩井俊二監督ならではの世界観にどっぷり浸かれて観終わった今、すごく心地よい。各シーンの描写がそれはもう素敵で、ノスタルジーな映像が物語の骨格をしっかり整えていて、台詞以外にも想像を掻き立てられる。
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免許がない!(1994年製作の映画)

3.3

何度観ただろうか、それでもTV放送される度についつい観てしまう、何となく中毒的な作品。
教習所ってあまり時代の移ろいがない場所で、やってる事や言ってる事は大体一緒なので、共感得やすさが半端ない。
まし
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.6

本作は1人の人間が慈悲深い人に救われて与えられたチャンスを見事モノにする、といった実話ベースの内容だが、慈悲など、そのような言葉なんて関係なく、ただただ困っている人を見過ごせないリー・アンは正義感強く>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8

ストーリーの肝はシリーズ一貫してのアクションなので想像通りだが、映像はやっぱり単純にすごい。恐竜の迫力たるは夢にも出てきそうな。人間の食われっぷりは過去作より恐怖を覚える。
本作の特徴は恐竜を兵器とし
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.5

不可解で不可思議な序盤からそのまま理解易い説明など入れずに突き進むストーリー。軽いストレスを抱えながら入り込むも、ファンタジーなのにリアルな設定が要所で紐解かれていく。
浅野忠信が述べる普遍こその奇跡
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.8

90年代らしい演出とファッションが心をくすぐる、王道たるアクションコメディポリスムービー。the American ACPM.
日本で言うところのあぶない刑事そのものであり、マーティンローレンスの立ち
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

面白い。物語の展開と伏線に邦画的な洒落が効いていて素敵な一本。
長台詞なのに早口で江戸言葉、演者の上質さが観て取れるなか、時代劇に染まりすぎないモダンさをも垣間見る。すごいな。
華々しい女優陣もまた見
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.2

20年くらいご無沙汰の再鑑賞。
ストーリーが進むにつれ思い出すラストへの期待。予備知識なしではもう観れないけど、本作は映画ならではの面白さが詰まっている。デビットフィンチャーを注目するようになった思い
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

ストレスなくサクッと観るにちょうど良い作品。難しい内容は一切なく、ストーリーのゴールが分かった上での所謂、痛快活劇。女性ならではの戦略と演出が良かった。
他のオーシャンズを観たことないが、やってること
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愛を積むひと(2015年製作の映画)

4.0

邦画ならではの全てを語らない心理描写がよくハマっていて、松竹らしい日本のわびさびと哀愁が綺麗に表現されていた印象。
樋口可南子の存在がその全てをまとめていて大変に素晴らしい。日本人ならではの感性として
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

過去に観たような、観てないような、思い出せずに鑑賞。100分切りの作品だけになんだか短く感じたが、緊迫感は相変わらずでやっぱり鑑賞後はちょっと疲れる。
用心棒風な仲間が序盤でやられるので、あの大層なラ
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バウンド(1996年製作の映画)

3.5

ほとんど場面転換が無いため、単調になりやすいストーリーを掛け合いの緊迫感とスピード感でしっかりとカバーしている印象。
冒頭飽きてしまうのではと思ったが主演二人のレズビアンセックスにインパクトがあり繋ぎ
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アイランド(2005年製作の映画)

3.6

SF感たっぷりなスタートからサスペンス色がじわじわと出てきてのアクションでどーんって感じで、よく詰まっている。
マイケルベイらしくない冒頭にも思えたが、アクションシーンはやはり過去作を彷彿させる。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

おもちゃ箱さながらに詰め込みが半端ない。数多の著作権交渉があったのだろうが、名匠スピルバーグならではの快挙とも感じる。
世界中のファンがワクワクする、まさにDream Movie。なかでも日本人の心を
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

タイトルに込められた「現実から遊離した精神状態」を最期のシーンで素晴らしく表現されていて、鑑賞者それぞれの思い馳せるラストを彩った。
振り返ると冒頭のシーンがその布石にも感じられ、ロサンゼルスという街
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2012(2009年製作の映画)

3.0

地球ぶっ壊れる系のパニック映画。ローランドエメリッヒ監督ならではの作品で、相変わらずの派手さは秀逸。
ストーリーはまぁ平均的な、特別面白くもつまらなくもない無風な感じ。
ただ現代版ノアの方舟というテー
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

心が荒んでいるからか理解が難しかったけど、どれだけ記憶を消そうとも互いを寄せ合い惹かれ合うだなんて、根底は赤い糸的なやつ。もっかい観ればもっと面白く感じるかもしれない。
ただ、これは単純にラブストーリ
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.1

車ってなんでも出来んだなって、激震。
相も変わらずぶっ飛んでるクールなファミリーがついに正義の犯罪者へと突き進む。
トラックからまさかの戦車飛び出るシーンは、思わずマジかと呟いてしまう。戦車はやはり最
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

純愛ドラマだが、時代感と合っていて、どこか古き良き日本人の奥床しさを感じる良作。
回想からスタートすることで作り物を印象付けられるが、ラストはフィクションなのにノンフィクション。ストーリーのリアルさが
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.2

アメリカ国内が荒れに荒れていた南北戦争時のニューヨークネイティブとアイルランド移民の確執ストーリー。
当時の時代感が台詞にも散りばめられていて、人間の愚かさが垣間見える。そこで生きる人々が特徴的なキャ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.3

全体的にスピード感のある展開で、合間に入るエピソードは軽めな印象。結果、ラストもそのまま大きなスカしもなく、終着。
終盤にかけてテンポ早まっていくので、あれよあれよとエンディング。実話ベースなので多少
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.0

予算がまた段違いに上がったんだろうと思わずにはいられないほどスケールアップしていた。シリーズ順に見ていて5作目までで一番面白い。
まだまだ先は長い、そして鑑賞者評価は次作以降もまだ上がるようなので楽し
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.3

圧巻のCGで、作り物なのにナチュラルに感じさせる流石の美しさ。流れる水やしぶき、吹く風に揺れる木々種々。動物の毛並み一つまでとても自然っぽく感じた。
ストーリーはぼちぼちながら、役者としてはほぼ1人で
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.2

自国民はこれを観てどう感じたのだろう。現代の白人は、黒人は、これを観てどう感じるのだろう。これが当たり前だった時代の文化人って何なんだろうか。元からの貧富ではなく、拉致して強制人身売買。今もどこかであ>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.5

皆さんのレビュー通り、初見ではかなり難しかった。登場人物の顔と名前、そして役割を理解することに必死で、ストーリーが頭に入りきらなかった事実。いやー悔しい。
ただ、感覚的に、コレは理解したら絶対面白いっ
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.5

設定が引き継がれている上に、面子も復活しててシリーズ途中から観る人を無視した制作サイドのプライドを感じる。
ワイスピで大事にしている冒頭のカーアクションシーンと、メインコースは今作もやはり良い。
スト
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

ものすごく良かった、とまではいかないものの、原作のイメージをあまり崩されることなく及第点な感想。
ストーリーはとにかく忠実で、若干駆け足にも感じて少し軽い印象だがポイントの押さえどころは掴んでいる。オ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.7

ラストに向けて期待しながら鑑賞。
あーなるほどなってのが率直な感じ。もう一周見直してみれば確かにアレもコレも、そう捉えられる。色々見える。
期待値が高すぎた感も否めないが、よく作り込まれているのは確か
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いぬのえいが(2004年製作の映画)

2.8

オムニバスなので、もっとそれぞれの個性が際立つような内容を期待したが、どこかありきたりなストーリーだったりでイマイチ刺さらず。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.2

単発で観るとだいぶ違和感を感じる設定とストーリー。ただ、シリーズ時系列では少し未来の話とのことなので、続編観て上手く咀嚼出来ればと期待。
ドリフトは日本の文化か?と思うほどにドリフトだらけの一本。これ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

想像していたよりストーリーがしっかりしていた印象。ポケモンはもはや日本の文化で、世界的にも通用する商材なんだと改めて思い知らされた。やった事ないが。
あの可愛らしいピカチュウの吹き替えが何故、西島秀俊
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.5

数年おきに鑑賞して自分を見つめ直したい、そんな作品。ジャックニコルソンとモーガンフリーマンの両名優、キャラクターが最高にマッチしていて、掛け合いが堪らなくイイ。
人生を謳歌してるかなんて分からないけど
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