うーちゃかさんの映画レビュー・感想・評価

うーちゃか

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.2

敵役がなんともという感じで、ラストシーンの展開を除けばテレビスペシャルくらいのクオリティ。

鬼丸も出てきたし、せっかくならもっと超絶戦闘シーン多めでも良かった気がする。
クイズのときの博士の目がイッ
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あ・うん(1989年製作の映画)

4.0

向田邦子が好きでいつか見ようと思ってた作品。
どの程度1930年代の世相を表してるのかは正直わからないけど、暮らしの中の切実なシーンの描かれ方が非常に綺麗。
どうしたらいいかわからない感情だったり日々
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.9

一人ひとりのキャラクターが非常に良い。
麻雀の音もスカッとしてて雰囲気ある。
ドサ健の色気ハンパない。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

令和の映画っぽくない。

2分ループはさすがに条件が厳しくて、解決策を見つけるのがご都合すぎて入り込めない感があった。

タイムリープ物史上最平凡で、ゆるゆる見るには丁度いい。

108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

3.2

コメディというか良き茶番。
俳優陣の滑稽なキャラクターの演技はめちゃ良かった気もする。
これを作るのはコスパ悪そう。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.4

1999年の作品と思うと感慨深い。
スローモーションのガンアクションやらカンフー最強なあたり、色々なその後のSFやらアクション映画への影響が大きそう。

AI側がけっこう人間味に溢れてて、共存できそう
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

良かった。音楽が非常に気になる。また聴きたい。
登場人物がみんな魅力的。そこらへんにいそうな人たちばかりだけど。

繰り返しのように見えて1日として同じ日はない。
世界をどう捉えて過ごすことで自分は幸
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

全体を通して描写が洗練されてる。美しい。映画の教科書みたい。

登場人物の年齢的に物語がエネルギッシュ。キャラクターのやりとりとか色調も過去作のような哀愁とか深さっていうより瑞々しさを感じる。

携帯
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.8

原作を読んでたので話の流れは大体把握してた。
もっと伸び伸びとしたストーリーかと思いきや、軸とかテーマがある感じでなるほどという雰囲気。

ただ全体を通して、もういない人たち、生き物たち、建物や風景、
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.3

前作の過去のない男に比べて救いが少ないのがつらい。
結末をふまえて良い感じの邦題であれば覚悟できたのに。

主人公は下の中くらいの人物で、悪い輩に良いように使われてしまう。男と女と犬、酒、たばこ、花、
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(2023年製作の映画)

3.3

時代劇エンタメとして面白かった!

たけしのセリフは予告やらそこらで聞いてたのがいつ出るかが楽しみで楽しみで…
秀吉陣営のシーンはどれも面白かった。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

20年以上前の作品で、当時とは流行りや何が洒落てるかが変わってるのを感じられて面白い。
ソーラバーチもスカーレットヨハンソンもかわいすぎる。無防備なかわいさ。
オープニングとバッドウーマン最高。

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浮き雲(1996年製作の映画)

3.8

作品を追うごとに洗練されていく。
今回も音楽が良かった。
舞台装置としての犬…はただ好きだから出してるだけだろうか。。

やってられないような事態ばかり淡々と起きる。しんどい、次の手を打つも上手くいか
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

原作は結構前に読んだので内容は忘れてたけど、端折るところは端折り、強調するところは強調していてかなり見やすい作品になってたと思う。
原作の方がエグみが強かった印象。

とはいえ、俳優陣は非常に良かった
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.8

全編を通して音楽が最高に良い。
車だったりミシンだったり細部が洒落てて、絶妙なセンスとしか言いようがない。

ロードムービーだからこそ白黒じゃなくてカラーが良かったなぁと思いつつ、起・承・転!!!・結
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.7

俳優がめちゃくちゃ豪華。
それぞれの良さというか、見たい演技を見させてもらえた気がする。

とはいえ、どこまで劇中劇なんだろう…って考えたり、印象深めな展開が多めに散りばめられてて、正しい受け止め方を
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.5

色調なのか明暗の妙なのか、カウリスマキの映像だなぁってしみじみ感じる。

今日死にたくても明日最高の気分になれることって多々ある。
ラストシーンの視線と展開は予想できても何だか好き。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.3

定点というか固定カメラのシーンの使い方が印象深い。サントラ欲しい。
ストーリーは救いがなく残念。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.7

最初にボコられて全財産持っていかれるのが定番の展開って面白い、けど本当にこんな情勢だったんだろうか?

やっぱり映画として映像が綺麗。子どもがかわいい。
結末間際のキャデラックに思わず心がほぐれる。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.9

映画として完成度が高い、めちゃくちゃ美しい。カティオウティネンは絶世の美女ってわけでもないのに女感がすごい。

男と女、酒、たばこ、音楽、友情と愛情、労働。
人生に必要十分なものがそのまま、それしかな
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

評判の高さは聞いていたものの、あらすじやら予告映像も見ないまま鑑賞。
これは、、謂わゆる完成度が高い作品ってやつなのでは。

映像が見やすい、キャストの演技も良い、音楽も合ってる。
公開タイミングとか
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ドリー・ベルを覚えているかい?(1981年製作の映画)

3.4

まさしくクストリッツァの原点という感じで、逆にこの時点で個性を確立してることにびっくりした。

ストーリーとしてはあらすじがほぼ全て。
展開が退屈な場面もけっこうある。

この後、映画の作り方がめちゃ
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過去のない男(2002年製作の映画)

4.5

何年振りか、アマプラにて鑑賞。
大好きで部屋にポスター飾ってたなぁ。

自分にとってフィンランドのイメージはカウリスマキ作品の影響が大きくて、おしゃれでもなければサウナの国でもない。
質素で静かで、タ
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.7

エミネムの眼力が堪らない!
全然うまくいかない人生の中で、身一つでどん底から登ろうとする姿が格好いい。
フューチャーとの友情だったりブリタニーマーフィーとの清濁併せ呑む同志みたいな関係性もよかった。
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.3

キャストが変わったのは残念で、いまいちストーリーに入り込めなかった。
レクターの個性が強すぎて色んなバランスが寄りすぎたというか、かえって前作のような結末に向かっていくまでの緊張感が薄い。
グロいシー
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森山中教習所(2015年製作の映画)

3.5

原作の雰囲気をよく再現しててすごい。

配役だったり音楽だったり、かなり贅沢な作り方だったように感じて、当時から原作者こんなに評価されてたのか…もしくは熱烈なファンが制作に携わってたのか?
事務所の力
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.9

自分の人生を自分で選ぶのに、選択肢を狭まっている可能性が誰しもある。
自らの無知だったり、他人の利害関係、歴史・文化、社会。
意思をもって生きる姿は美しい。

クルーレス(1995年製作の映画)

3.7

ハッピーな気持ちになれる。

自分の世代的な感覚として
90年代のビバリーヒルズ、ハイスクールライフ、ファッション、音楽、交友関係、車、ショッピングモール、サブカルの立ち位置などなど挙げたらキリがない
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.5

確かにウェスアンダーソンの原点だったように思う。
ユニークで社会に馴染み切れないキャラクターとドタバタ劇、音楽、ちょっとした成長というか前進。

アート性はなくても初期ウェスアンダーソン作品のエッセン
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

始まりから終わりまで緊張感を保って楽しめた。続編も気になる。

なぜ最後に単独で犯人宅に向かったのかが不明。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

洗練された設定、世界観ですごく良かった。
遺伝子やら才能やら、可能性には関係ないと力強く示すような。
なにより結局は人間は人間くさいってところが最高だと実感させられて、良き鑑賞になりました。

情婦(1957年製作の映画)

3.9

森絵都さんの短編で存在を知って視聴。

こういうのが映画だよなって感じ。
邦題が若干、もっと良いのがあるだろう!って感じだけど時代もあったのでしょう。

結末まで通して、2組の人間性の対比が素晴らしい
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劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS(2015年製作の映画)

3.2

懐かしののデュエリストたちがオールスターで出演、CGの美麗なカードバトル!!

を期待してしまっていた…

圧倒的カリスマ・海馬の熱いハートと名演、映像の豪華さで何とか見れたものの、ストーリーの軸とい
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

お馴染みの俳優陣・展開という感じで満足。
衝撃の登場シーンは思わず笑った。これは今までのウェス作品ではなかったようなというか、日本的な笑いっぽくて最高にチャーミングに感じた。

意味わかんなかったとこ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.3

登場人物が嫌なやつばっかで全員好きじゃない。

岸井ゆきのがどこにでもいそうな微妙な子〜どこにでもいそうなまぁまぁ可愛い子に変化していくのが楽しい。

ムロツヨシみたいになっちゃう人は…いるもんなのか
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.8

ペイ・フォワードという言葉が忘れられないものになる。
制作されてからかなり経って、社会は良い方向に変わっているべきだけど、まだこういう概念は人にも社会にも実装されていない。
たまに思い出して反芻したい
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