suさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

5.0

ただ温泉に行って帰って来るだけなのに、、、傑作過ぎる。

よくこんなにも繊細に、年齢や環境が変わり微妙に成り行く男の友情を描けるな、、

ヨラテンゴの音楽も最高だった。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.0

90年代っぽいポエティックな箇所がほんの少しだけ気になるけど、、

決して映画的な結末やロマンスに持っていかないところがさすが。

ロードムービーっぽくなりそうで全然移動しない。結局ずっと留まりながら
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

5.0

ただ移動するだけなのに傑作過ぎて驚いた。

言葉や文化が通じない人間との対話ってこんなにも緊張感を生むのか。

判断材料がない、材料を集めるすべもない、こんな状況下で決断や判断を迫られる、意見も対立す
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

しっかり映画上手い部分が沢山ていうのもあるけど、

イーストウッドが撮ってると、何でもないストーリーも、無理のある設定も、全部許せてしまう!

テーブル囲んで手話で会話するシーンとても良かった。

ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

5.0

『偶然と想像』関連イベントの濱口竜介監督と三宅唱監督のトークでこの作品の話題が出てきたので観てみたら、、

3話目が泣けるほど良い!奇跡的なシーンが撮れてる気がする!

寒い街の寒い季節に少しだけ接点
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シェイディー・グローヴ(1999年製作の映画)

3.0

青山真治あんまり観たことなくて、、

時代感や監督の作風含めこの映画をどう観たら良いのか掴みづらく、スマホ片手に集中出来ずに観てしまった、、

『ユリイカ』の配信ないからDVD借りてくるかな、、青山真
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

音楽で煽ったり、善悪のどっちの立場なのか分かり易くしたり、そういう過剰な演出が全然ないのが良かった。

あと、お金かかってる映画はセットが綺麗で永遠に観てられる。

テンポが良いわけではないので長くは
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.0

好きな人が居るのも分かる。もっと気楽にトンデモを楽しめば良かったな。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

5.0

錚々たる俳優陣。

平成初期の邦画を観てるのに、台湾ニューシネマでも観てるような異国ノスタルジック気分になったり、黒沢清っぽいホラーみがあったり、黒沢清らしくない家族ドラマがあったり、、

とっ散らか
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怒りの日(1943年製作の映画)

3.0

今イメージフォーラムでやってる4本の中では一番無音の時間が多くテンポがゆっくりだった気がする。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

イ・チャンドンの『オアシス』ですら苦手で、、

こういう映画はどうしてもマイノリティの便利使いっぽく見えてしまうところがある。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

学生時代にレンタルしたものの観ずに返却した記憶が、、

名作なのに結局観てないなと思い、今更観てみたけどやっぱり面白かった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『パラサイト』よろしく、臭いの表現てその人の属性を表すものかと思っていたら

瑛太の「香水」にかけたかっただけなのかー!っていう、伏線の回収がくだら過ぎて最高でした。

お早よう(1959年製作の映画)

5.0

10年以上振りの『お早よう』

名画座でおじいちゃんおばあちゃんの笑い声と共に観るコミカルな小津映画最高だな。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

4.0

話してる時の目線が最高。

ニーナ・ペンス・ローゼがキムラ緑子に似てる!

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.0

久々の無声映画。

表情の演技と音楽の力がすごい。

イメージフォーラムでやってる他の3本も観たい。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

B級な雰囲気やベタな感じもあるけど、
1時間半あっという間でめちゃ面白いな!

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

思ってた以上にトンデモ映画だった。

前半、映画うまっ!って感じだったんだけど中盤から後半にかけて段々クドさとやり過ぎ感が、、

でも、最終的には観て良かったなってなった。

アメリカの影(1959年製作の映画)

4.0

黒沢清と濱口竜介の対談でジョン・カサヴェテスの名前が出て来たので初監督作品を。

彫刻囲んで男三人で会話するシーンのカメラワークが良かったなぁ。演技は即興でもカメラワークとか構図とかばっちり決まってる
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The Hand of God(2021年製作の映画)

4.0

前半とんでもなく画が綺麗でうっとり観てられるけど、後半めちゃくちゃ変わった映画だなぁ、、となる。

Netflix Japanも予算を活かしたハイクオリティで、訳の分からない映画作ってくれたら最高なの
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GRIM(1985年製作の映画)

4.0

メディアと時間軸に加えてアングルの変化も。

GHOST(1984年製作の映画)

4.0

実際の空間の映像とプロジェクターによる映像とモニターに映る映像が混ざりあい、時間とメディアがごちゃ混ぜになる。

段々この辺から言葉での説明が難しくなる。。

DRILL(1983年製作の映画)

4.0

一本の柱を中心にアングルと距離だけでここまで出来るのすごい。

スクリュー(1982年製作の映画)

4.0

目の前の現実を撮影するのではなく、既に撮影された映像を撮影することで出来る映像とは?みたいな実験映像。

THUNDER(1982年製作の映画)

4.0

コマ送りにの一コマに一コマに撮影時の時間の長さが見て取れる多層的な実験映像。

流れてる映像としては0.1秒なのに、その一コマの撮影時間はシャッター速度5秒の静止画だとしたら、、みたいな。

見えてる
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BOX(1981年製作の映画)

4.0

コマ送りとトリミングの組合せなのに時代も相まって、どうやってるんだろう?って魅力が作れてるのすごい。

SPACY(1981年製作の映画)

4.0

Filmarksにこういう実験映画や短編映画あるのいいな。初期傑作。

緑の光線(1986年製作の映画)

5.0

Amazon primeで観たけど、かなりノイズや映像の乱れが多かった。これもデジタルリマスターで観たい。

こんなに孤独を描きつつ、エンディングらしいエンディングに向かうロメール作品もあるのか。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

5.0

何が起こるって訳でもないんだけど、、

バカンスものは日本にないものが詰まりまくってるし、ファッションやインテリアが堪らないし、ずっと観ていられる。

基本会話劇なんだけど、会話の最中の動作動線構図な
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

5.0

『偶然と想像』観たので、Amazon primeで配信されてるうちに『パリのランデブー』も観た。

出来ればデジタルリマスターで観たいっていうのはあるけど、画質悪くてもやっぱり面白い。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

5.0

壮大な終末ものなのに、現代を皮肉りまくってるし、あくまでコメディなのが最高。

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.0

壮絶な人生だなと思うし観て良かったけど、、

音楽の煽りやり過ぎだしドキュメンタリーなのにだいぶ画を撮りにいっちゃってるなぁ〜としか思えない映像が多くて、その辺りはセンスないなと思いました。

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

4.0

期間限定無料公開に感謝。

FLOODSの話は進んでるのか?観てみたい。