suさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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劇場版 おうちでキャノンボール2020(2022年製作の映画)

5.0

何を書いてもネタバレになりそうで、何も書けなけど、とにかく最高だった!傑作!

ノロワ(1976年製作の映画)

3.0

一応ずっと観てられるけど、全然わからなかった…笑

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

5.0

評判より全然面白い!!!傑作!!!

実在の映画監督が晩年を過ごした島の実在するアーティスト・レジデンスで滞在制作する架空の映画監督夫婦の滞在記に加え、構想中の脚本や空想が入り混じるストーリー、、、と
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

90年代っぽい景気の良さと勢いがあって、現代の緻密な脚本とは結構ちがうな〜

カメラや撮影の技術だけでなく脚本やストーリーも時代と共にどんどん良くなるんだな〜

なんて、途中まで気楽に観てたけど、90
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

『ちょっと思い出しただけ』に出て来てて、そういえば観たことないなと思い鑑賞。

自分が多様性とかマイノリティとかそんな言葉も知らなかった90年代から、ジム・ジャームッシュは皮肉やユーモア混じりにそれら
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35杯のラムショット(2008年製作の映画)

4.0

ストーリーの大筋はロマンティックなんだけど、人物像とか背景とか説明的じゃないし、小津オマージュとも聞いてたので、

どんな映画として観たら良いのか最初少し戸惑ったけど、エンタメにもアートにも寄り過ぎず
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オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

3.0

ラスト含め長回しは美しかったし好きだったけど、やや設定やメッセージが説教臭い感じもした。

パリ13区(2021年製作の映画)

5.0

あまり期待せず観に行ったけどめっちゃ良かった!

モノクロもセックスシーンも人種や肌の色や同性愛の混ざり方もあざとさが全然なくて、必然性を感じた。

SNSのところは脚本どーかなーって感じだったけど、
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アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

1.0

予告観た感じでは大オチがあるのかな?と思ったらオチから逃げてたし、

社会派っぽい皮肉やブラックジョークもずーっと同じ調子で羅列されると辛い。

音楽とかもセンスないし、これを1時間半観せらるのはキツ
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

4.0

序盤はもしかして『何食わぬ顔』や『PASSION』よりも濱口前夜な感じ??と思って見てたけど、中盤からやっぱり面白かった。

長岡亮介『大豆田〜』以前に俳優デビューしてたの知らなかったし、予備校役のク
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トゥキ・ブキ ハイエナの旅(1973年製作の映画)

4.0

背景を全く知らないので、当時のセネガルの映画文化が成熟してなかったのか?実験的な映画を意識してたのか?どちらなのか分からないけど、、

ストーリーは単純だけど、シーンとシーンの繋ぎや展開がかなり飛んで
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何食わぬ顔(2003年製作の映画)

5.0

競馬場でテーブル囲んでるシーンは、後の『PASSION』や『ハッピーアワー』に繋がる感じもあるし、

電車で別れるシーンは『親密さ』を思い出すし、電車の中と外の光とのギャップで電車内が真っ暗になるシー
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

4.0

ロードムービー的なシーンになる前の、家での閉塞感演出パートがあまりにも長すぎて…(笑)少しだけ寝落ちしてしまった。

ヴィンセント・ギャロ『ブラウン・バニー』みたいにちょっと哀愁漂う賢者タイムじゃなく
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フェミニズム的な視点にらとどまらず、旧来の映画に対するアプローチとしても、

今まで最も軽視されてきた、そして映画映えしないとされてきた、主婦の家事やルーティーンを軸に映画を描いて、しかも面白いってい
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千の太陽(2013年製作の映画)

4.0

どこからが虚でどこからが実なのか観ていて全然分からないまま、虚実が入り混じるのが面白い。(カメラワークでこれはフィクションの部分なのかとかこの映画は実在するのかとか、ちょっとした頼りを元に段々分かって>>続きを読む

アトランティックス(2019年製作の映画)

4.0

昨日観た『千の太陽』でも思ったけど、前半のシーンからは想像してなかった“展開”というレベルに収まらない

“展開”どころか予想外の“ジャンル”に移行するのがすごい。

『千の太陽』は急だったけど『アト
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ビッグ・イン・ベトナム(2012年製作の映画)

4.0

全く事前情報入れずに観たので見当違いのこと言ってるかもしれないけど、、、

しっかりとした撮影班や俳優がいる撮影シーンまるごと撮るメタ的な撮影と、俳優然としてないまるで素人な男女のカラオケデュエットシ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

すごく丁寧に描かれた映画だし好きだけど、自分が子育てしたことないし、身近に小さい子供が居ないので、評判ほどはピンとこない。

子供ってあんなに哲学的とも文学的とも取れるような、立派な言葉をバンバン発す
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

松居大悟版『花束みたいな恋をした』なのかな?

邦画となると細かいところが見えてくるので、大物俳優のちょい役使いとか、芸人やミュージシャンの多用がやや気になる。

全体的には画も脚本も綺麗だと思うけど
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.0

『アネット』に引き続き、カラックスさっぱり分からん、、

解説見たり聞いたりしようかな。カラックス作品理解して楽しめるまで、まだまだ時間がかかりそう。

大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)

2.0

そんなにエドワード・ヤンかな?

黒沢清版『気狂いピエロ』と言われれば、ややそんな気もするが、、

映画自体は殆ど楽しめなかった。あんまり面白くない。

なみのおと(2011年製作の映画)

4.0

正面からのショットやっぱりドキッとする。

酒井監督の質問のやりとりの、とても真摯なんだけど少しヒリヒリする感じ、なんとも言えない瞬間がしっかり映ってる。

60歳を超えても、(めちゃくちゃ端折ると)
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なみのこえ 気仙沼(2013年製作の映画)

4.0

カメラは固定な事が多いし対話がメインなので単調に感じたり退屈に思える瞬間もあるけど、

真正面から表情を撮った映像に切り替わる瞬間とか、3.11を振り返りながらの会話とか、ハッとさせれるような映画的な
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光陰的故事(1982年製作の映画)

4.0

TSUTAYAのDVDレンタルにて。

『指望』これで監督デビューかぁ〜!エドワード・ヤン1作目からもうエドワード・ヤンなのすごい。

古いDVDの画質イマイチなので、デジタルリマスター版出たらいいの
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砂の女(1964年製作の映画)

5.0

2時間半ずっと面白い!こういう名作を劇場で観れる喜び!シネマヴェーラ満席だった!

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

『街の上で』や『愛がなんだ』よりは劣るよなぁ、、猫出てくる分いつもよりファンタジックだなぁ、、なんて思いながら観てたけど終わってみればやっぱり観て良かったと思えるから、さすが今泉監督。

有名俳優の起
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英雄の証明(2021年製作の映画)

2.0

盗作疑惑があるくらいだから良く出来た脚本なのかな?と思ったけど、期待を超えてくるほどではなかった。

国は違えど一般人のSNSや動画合戦であそこまで話題になるのはちょっと無理がある気がしてノレなかった
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アネット(2021年製作の映画)

1.0

ミュージカル映画苦手なのに加え、カラックスの歴史や作家性を全然知らないので、2時間半かなり退屈だった。

来日やタイムラインの前評判に踊らされてしまったな。。

ミュージカル映画ってストーリーを単純に
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

5.0

傑作!!!

ヴァンサン・ランドンの狂人ぶりが最高!

前半は痛々しい場面が多くて何度か目を背けたくもなったけど、同時に笑っちゃうシーンも多いし、途中一個だけ笑いが止まんなくなるシーンもあった。(あそ
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

コロナ禍にわざわざこんな暗くなる映画を観なくても、、という感じもあるが、

実話を元にどう映画的に盛るか?その盛り方が悪い方向に行ってないか?という視点で見ると、とても良いバランスだったし、終わらせ方
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熱海ブルース(1962年製作の映画)

4.0

無声映画だしモノクロだけど、軽いタッチですごい見やすい。音楽想像してたよりも全然ジャズだった。

(1968年製作の映画)

4.0

武満徹なんでこんなにおどろおどろしい音楽をつけるんだ笑、謎過ぎて最高。

同じく市川崑の東京オリンピックもこんな感じの音楽だったような?と思って調べたら全然違う方だった。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

スターウォーズですら殆ど観たことないし、普段こういうの全然観ないから、画が凄い!ってだけで、評判よりも全然楽しんで観れた。

1はレンタルで観てしまったが、2は多分劇場で観る。