suさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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プレイタイム(1967年製作の映画)

5.0

単に資本主義や経済成長に対する文明批判をしたいだけなら、こんなセット(建築)作らないと思う。タチ自身に文明批判がありながらも、モダンデザインに興味がないとここまで作り込めないと思う。

俳優とエキスト
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

5.0

はっぴいえんど『風街ロマン』的な消えゆく古き良き街並みや生活を描いておこうというものなのか?近代化やアメリカナイズを滑稽に描いたものなのか?

どう観たら良いのか序盤は定まらなかったけど、上記のそれら
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.0

テンポの良い13分で最高。

イメージフォーラムで古い喜劇観ると、そこまで声出して笑う?っていうおじさんが必ずいる。

大恋愛(1969年製作の映画)

4.0

なんとなく初カラーなので今回イメージ・フォーラムで上映する中で一番面白くなさそうと勝手に思ってたけどかなり面白かった。

豪邸のインテリアはグッとくるところがほとんどなかったけど、アニエスが住んでる集
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密使と番人(2017年製作の映画)

3.0

三宅唱監督作品の中では一番ハマれなかったかも。

序盤の夕陽をバックにした美しいショットの段階ではめちゃくちゃ興奮してたのに、鼻をすする音や息使いの音がかなり不快で、そこから芋づる式に映画全体にも苦手
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ワイルドツアー(2018年製作の映画)

4.0

事前情報なく観たので、最初ほんとに植物のDNA採取のドキュタリーだったらどうしようと不安だったけど、しっかり映画だった!

ややスレテオタイプ過ぎる格好や演出が気になるところもあるけど、それ含めてもや
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長浜(2016年製作の映画)

3.0

コンテンポラリーダンスってイマイチ良さが分かんないだよな、、

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

4.0

小ネタの応酬でこのまま90分はキツいなと思ったら、しっかりストーリーや起承転結や伏線あってさすがだった。小ネタ小ボケのバリエーションの幅の広さが天才的。

破局(1961年製作の映画)

4.0

古い喜劇をほとんど観たことなかったので、観れて良かった〜!こういうのどんどん観ていきたい!って感じしました!

スモーク(1995年製作の映画)

5.0

部屋や店のインテリアや、街の空気感に惹かれるのは大体ヨーロッパのモノなのに、

ブルックリンの空気感や部屋の雰囲気が最高過ぎて終始うっとりしながら観てしまった。

縦読み字幕の読みづらさや90年代っぽ
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グレイ・ガーデンズ(1975年製作の映画)

4.0

『セールスマン』よりストーリーや時代背景みたいなものが少なく終始同じ調子なんだけど、

ゴミ屋敷に住んでる状態を悲壮感漂わせるでもなく奇人変人扱いをする訳でもなく、あくまでただ捉えてるという感じがこれ
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

5.0

A24なのと蓮實重彦がユリイカで褒めてたので遅ればせながら観てみたら、、

めっちゃ面白い!!!!!

最初の2〜30分は、かなり映像暗いし(フィクションだけど)歴史モノだしちょっと眠くなるかも、、と
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

5.0

北千住シネマブルースタジオの天井が高く伽藍とした空間と大スクリーンと35mmフィルムの質感とが相まって最高の映画体験だった!

メモリアと光りの墓しか観たことないけど、断然ブンミおじさんの森の方が楽し
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

ボクシング映画なのでもう少しエンタメ度高いのかと思ったらかなり静かな映画だった。

心理描写の説明的な部分をかなり抑えた、16mmフィルムで捉えた冴え渡るショットの連続で魅せてく映画。

今月日本映画
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セールスマン(1969年製作の映画)

5.0

脅しのような態度が少ないし訪問販売がこの時代はまだ牧歌的と捉えるか

訪問販売→押し売り→勧誘
結構今も昔も全く構造的には変わってないと捉えるか

誰が悪者とか馬鹿とかでもなく、中立的に捉える撮影や編
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.0

松本まりかの妖艶さで中盤まで緊張感持って楽しく観れていたけど、

後半の過去が明らかなったりオチが大体分かったあたりから急にトーンが変わってしまい、何を見させてられてたんだろう?前半のあの緊張感はなん
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コロンバス(2017年製作の映画)

5.0

コゴナダめっちゃいいな。

スローなので寝ちゃうって人もいそうだけど、自分はめちゃくちゃ好きだった。

完璧主義っぽい構図やミニマルな表現が多いので窮屈な印象抱くかな?って思ったけど全然そんなことなか
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あのこと(2021年製作の映画)

5.0

傑作!!!

画角はスタンダードサイズだし主人公が写ってる時間も顔のアップも多いのに、、

なんでこんなに面白いんだ、、凄すぎる

予告が映画前半のダイジェストっぽいので出来れば予告観ずまっさらな状態
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

4.0

予想外のオチと言う訳ではないんだけど、

不穏な空気のまま緊張感途切れず観てる間ずっと面白いのすごい。

結構期待してたけど、それでも裏切らず面白かった。今年日本公開のフランス映画当たり年。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.0

『私が生きる肌』から、だいぶ間が空いてしまったが、久々にアルモドバル作品鑑賞。

赤ちゃんの取り違えという古典的な題材から、現代っぽいストーリーの着色や飛躍があるのかな?と期待したけど、驚く程の飛躍で
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

1.0

『ブックスマート』は何だったんだ!ってくらいの、評判通りのつまらなさ。(ロッテン・トマトの36%を信じて観に行かなければ良かった)

全体的に下手くそなジョーダン・ピールって感じ。

好きな俳優だけど
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

-

声優と俳優の間みたいな演技プランは大好き!

でも、特撮ものに明るくないので部屋の片付けしながらなんとなくで観てしまった、、

ある男(2022年製作の映画)

3.0

もっとサスペンス感強く不気味な雰囲気で緊張感持続させるのかと思ってたら、人間ドラマと豪華俳優陣の演技合戦で引っ張っていくので、期待と違ったし、ちょっとダレた。

寄りと泣きが多いので俳優陣の熱演が少し
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

5.0

ヴィルヌーヴすげー!現在と過去かなりの回数行き来するのにめっちゃ見やすく整理されてるし、衝撃の事実を知った時の感情の表現方法とかめちゃくちゃ良いし、画も完璧。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

資本主義みたいなものへの皮肉も効いてるし、怖いようでいてコントっぽいし、前半の緊張感すごいので時間あっという間だし、結構楽しめた。

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

途中何度も顔がジョン・キャロル・カービーに似てるなぁと思った。

名作デジタルリマスターを劇場で観れる喜び。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

日本のアニメーションはどこまで行くのだろう?風景や食事の描写が凄すぎる!!!と感動するものの、、

ここまで壮大にしなきゃいけないのかが終始疑問で全然ストーリー楽しめなかった。

宮崎、庵野、押井、細
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やまぶき(2022年製作の映画)

2.0

予告観て結構期待してたんだけどな、、

登場人物のキャラクターや背景はしっかり設定されているように見えるけど、
物語が動き出すとき、動機やきっかけをあまり描かないので、沢山の登場人物の動きの断片だけを
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窓辺にて(2022年製作の映画)

5.0

本を読んでるような感覚の映画。

ダイナミックなシーンやショット、ヨリ、分かりやすい感情の起伏、そういうのが無くても脚本や演技がしっかりしてれば、2時間半全く退屈せずに観れるっていうのが分かる素晴らし
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

5.0

ちょっと坂本龍一の曲感動的過ぎない?とか、未来も徹夜する程忙しいってあるの?とか、テクノ修理するのに旋盤とかやたら周りの工具古くない?とか、最初気になることは少しあったけど、、、途中から没頭して細かい>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

5.0

『線は、僕を描く』観たけど、ちょっと物足りなくなって、しばらくぶりにもう一回観たけどやっぱり良かった。

ノベンバー(2017年製作の映画)

4.0

全く事前情報なくタイミング良かったので観てみたけど、結構楽しめた!

イメージフォーラムでモノクロ観るの慣れて来た!かなり楽しめてる!