一人のキャラクターに「本人役」と「演者役」の俳優を二人ずつ設けるなんて凝った映画だと思ってしまったが、本人役は事件の当事者(素人)だった。語り部になる「本人役」の素人達が上手すぎる。被害者の本人まで。>>続きを読む
ロボットとギャングの組み合わせという異色のSFアクション。『ロゴコップ』(1987)へのオマージュもあり。
「怖いの嫌」「痛いの嫌」「絵本好き」というとことん人間的なリアクションのチャッピーに引きつけ>>続きを読む
亡くした愛する家族を蘇らせたい、という状況は悲痛なはずなのにキアヌに対してそう思わないのは何故だろう?
一貫して強引な展開だがキアヌ・リーブスなら許される変な説得力がある作品。
バカンス中、金魚のえさ>>続きを読む
夜になる一歩手前の夕暮れ時のような暗いシーンがほとんど。
アメリカだけど国籍不明感のある舞台、傷をかかえた女性刑事、日系の少女とのやりとり…など嫌いではない。日本語も全てちゃんとしている。
ただ、それ>>続きを読む
公開時にリモート・自粛生活になったため、劇場へ行くのを断念した作品。有料オンライン上映でやっと観られました。
きっとこのような何らかの対応(それもスピード対応!)を準備してくれると信じていたので感謝で>>続きを読む
2020東京五輪延期を受けて、30数年後の答え合わせがしたくて鑑賞。
コミック発刊当時はとてつもなく先鋭的な近未来の作品だと思った。
今観てみると、2019年の舞台の東京、乗り物に関しては現実よりSF>>続きを読む
『ナイブズ・アウト』とよく似たストーリーでしたが、今作のほうがクラシックな世界観が楽しめで好きでした。
探偵ものとしては異例のラスト!
グレン・クローズもこんな扱いは初めてかも…
字幕版で観始めたものの、ピカチュウの繊細な見た目とおじさん声のラフなアテレコが違和感ありすぎて途中で吹き替え版にチェンジ。
西島秀俊さんの声のほうがしっくりします。ポケモンGOでお馴染みのモンスターが>>続きを読む
メインの二人は記憶していたより若かった。アイデア盛りだくさんでどこをとってもキャッチーな場面があります。
中でも「告解室(ざんげ室)」のところは傑作で必見!
凡人には無いずば抜けた才能と人間的幸福は大概両立しない。仕事が充実しているという幸福はあるけれど、それは短く、大きすぎる虚無感とも隣り合わせ。ごく親しい人たちが語り部となって進む今作は、とてもていねい>>続きを読む
割と最近ミニシアターでこの予告編を観たような気がしていたけれど、早くもWOWOWの番組表で見つけて鑑賞。
スティーブ・クーガン、あのまっすぐな潤んだ瞳に毎度やられます。コメディアンのコンビ、ネタを書く>>続きを読む
日本海を見つめる納棺の達人のところに、弟子志願の若い女性が訪ねてくるシーン、ちょっと『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を思い出してしまいました。
『おくりびと』は死者によりそった映画でしたが、今作は>>続きを読む
硬質な絵作りが日本映画っぽくなくて、新鮮だった。
30年前の真実を追い求めるストーリーに対してのアプローチが抽象的で、
どうやって観客をひきこむのか不安だったが、役者の演技や映像のコラージュの積み重ね>>続きを読む
ジョン・ウー監督ならではのエモーショナルな表現がさらに増した後編。
なぜこの役にチャン・ツィイー、金城武というヒーローたちを配したかが解ってくるクライマックス。
星空バックのチャン・ツィイーの笑顔に泣>>続きを読む
これは劇場で、IMAXで観たかった壮大な作品。
実際の内戦を舞台にしながらもジョン・ウー監督のテイストが濃厚に伝わってくる。
そしてなんとも豪華なキャスティング!銀幕の大スターたちが惜しげもなく歴史の>>続きを読む
トランスフォーマー・シリーズは「金属音」がちょっと苦手なのですが、
この作品に関しては、可愛く、懐かしくもさわやかな青春映画になっていて良いバランス!
ティーン+ロボットのコンビで『A-X-L アク>>続きを読む
この映画の存在を知らず、原作も知らず、たまたま映像(ロケ地)がきれいだったのでそのまま鑑賞。
今の日本でこんな良い美しい風景をよく見つけたと驚く。そこで繰り広げられる惨劇。
ヒロインVS悪の単純な復讐>>続きを読む
2019東京国際映画祭オールナイト(無修正版)と、アリ・アスター監督来日時の2回鑑賞。初回と2回目では観点が変わった作品。
初回は、恐怖に招かれる主人公達の視点、2回目は、むしろ招き入れる村民(ホルガ>>続きを読む
モトクロスバイクの青春と軍用犬ロボットという異色の組み合わせ!
マイルズはお父さん譲りで修理が得意、というところで『バンブルビー』の男子版?
父子の雰囲気や金持ちいじめっ子との青春シーンはありふれて>>続きを読む
シンプルなストーリー、圧倒的に美しい映像と音楽に身を任せる贅沢!
IMAXで鑑賞。前から3列目を選んでしまい少し後悔でしたが、前に人が居ないのは没入感には役立ちました。
撮影監督が「カットは最長で8分>>続きを読む
ポスターやテレビの宣伝映像と、映画館のスクリーンで観る色の彩度がここまで違う作品は初めて。映画館では色が浅くてくっきりしない画質。縦横の比率もタテに大きく間伸びして見えた。令和感がない。高畑さんは本当>>続きを読む
予備知識なしにBSで鑑賞。個人的に拾いモノだった。大人向けの硬質なクライムサスペンス。リーアム・ニーソンのいつものアクションものとはひと味違うのでご注意を。B級サスペンス感(意図的?)のある邦題、知名>>続きを読む
最初のほうの、少し離れて見てる間はワクワクしたけれど、2人が接触し始めると何故かつまらなくなってしまった。あのマンションは良いコンセプトと世界観。他の住人とのやりとり、もっと見たかった。1年間の物語な>>続きを読む
しかけ等はなくて主演二人の演技で魅せる。特に牟田さんの演技はすばらしい。良さげな言葉をえげつない根性で適当に言う人、上手い。
映画製作愛は伝わる。ちゃんと撮れるはずなのに、わざとらしく仮想のチープ感(前作よりひどく)出してるのが楽しめずに気になってしまった。前作が大ヒットした事実を盛り込んでの内容だったらよかったかも。
表>>続きを読む
冒頭のゲーテの言葉、「現実を想像できるものはほとんどいない」に尽きる。
凶悪な事件が起こった後に、周囲の人は「まさかあの人がこんなこを…」と言う。
この映画のほとんどの場面が「まさかこの人が…」の表>>続きを読む
有名なヒット作なのに、今になってBSで鑑賞。
たくさんの登場人物を説明的でなく群像劇として観せる描き方が上手い。
ただ…上映から16年でずいぶんと時代が変わったなと驚く。
小さい子供たちのストーリー>>続きを読む
アクション監督谷垣健治さんのトークショーつきで鑑賞。
この映画のアクション部分のビデオコンテを観られたのは良かった!
相当の準備がないと流れのいいアクションが作れないことがわかる。
映画はしっかりと>>続きを読む
1作目(SW4)、来年すごい映画がついに日本にやってくる!と1978年の日本公開を1年間首を長くして待っていた。
C-3POとR2D2が砂漠に立っている写真とロゴのみの事前情報だったと思う。
はじめ>>続きを読む
TIFF2019にて監督と姉役のプロイユコン・ロージャナカタンユーさんの舞台挨拶付きで観賞。学園ものかと思って観ましたが、もっと伝統的な妖怪ものだった。ガスーについては観たかった!世界で何が恐がられて>>続きを読む
靴工場、今だに使われているところがいい。
見ためだけでなく、使ってナンボ、掃除してナンボ、が良い建築。
掃除人の一言を重要視してる編集が気持ち良い。
1980年代、イッテンの色彩学の実践は美大受験生にとって必須だった。バウハウスについては大学で必須だったが、白黒写真の本の情報しかなく、全く頭に入らず仕舞い。元卒業生のインタビューなんて思いもしなかっ>>続きを読む
地方がいやで、実家がいやで、田舎くささが増してる母親がいやで、という感覚は、地方出身者には「あるある」心情。でも側から見たら何が悪いの?というところをシム・ウンギョンが上手く体現している。こんな友達は>>続きを読む
初恋から始まり、十数年に渡る男女の関係性を描いた作品は古今東西有りますが、最近はこんな感じなのかと。すれ違いやモヤモヤ感がよく描かれてる。
同性の友達は大事。就活の推薦文についての友達の一言にグッとき>>続きを読む
レスリングがモチーフのドラマって珍しい。レスリングの知識がなくても楽しめて、テンポよく観れた!おやじのモテ期が微笑ましい。ユ・ヘジン、チャーミング!家族や近しい人との関係性描くのうまくて引き込まれる。>>続きを読む
邦題のサブタイトルから、極道対警察のノワールかと。違った。北と南とCIA?!攻めた内容!
R15指定でも足らない残酷描写。演技とはいえ、演者が心配になってしまう。ここに爽やか王子様イ・ジョンソクがクレ>>続きを読む