藤さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

藤さん

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

1.5

 ほんとに細田守はもう脚本書かないで。そう思うほど話がつまらない。圧倒的な宣伝に対して作品の内容が薄過ぎで辛かった。歌とか映像の前にツッコミだらけの内容が鼻について全然集中できない!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.2

 アカデミー脚本賞なのでストーリーに期待した作品。正直、ラスト付近までは驚く展開はあまりなく、ほんとにこれで脚本賞かいっ!とも思ったが終盤の勧善懲悪的な展開は良かった。
 ポップなテイストの作品かと思
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.7

 正直まったくハマらなかった。最近はA24の作品は微妙に感じていて、今作にトドメを刺された感じ。
 ロバートパティンソンとウェリアムデフォーの共演なのでどんな仕上がりだと期待したが、疑心暗鬼だらけの探
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.0

 いやいや、ジグソーのコピーキャットが出れば何でも「SAW」にするのやめて。
 前評判が低いので見てみましたがやっぱり感が...ミスリードも下手過ぎて途中から黒幕とかわかってしまったし、デスゲームも少
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

 第74回カンヌ映画祭脚本賞とは、よく練られた脚本だとは思いますが村上春樹流のセリフを実写で見るとちょっと変な感じがしますね。
 意識高い系の大好きな村上春樹さんの作品なので、大体は読んでいるので今作
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.5

 ちょっと楽しみにしていた最凶ジジイのホラー作?の続編。音が重要だった前作、今作は映画館で見れるので楽しみでしたが...なんかテイストが変わってなんか違う感が...
 内容的にも無理がありすぎっ!ちょ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

2.0

 色んな方が絶賛していますが個人的には「キャプテンマーベル」と同じくらいハマりませんでした...
 いや、もうねやっぱりアジアテイストでヒーローはちょっとなぁ。ストーリー的にもありきたりでアクションば
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

3.1

 舞台で有名な作品ですが鑑賞したことがなかったので見てみましたが...マーロン・ブランドがめちゃくちゃカッコいい。「ゴッドファーザー」の印象が強過ぎて若き日の姿をみたことがなかったがこれはカリスマです>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.7

 個人的にはトーキングヘッズは米国のロックバンドではかなり異端であり、大衆受けするような曲も少ないイメージが強かっただけに今作が日本で公開されることが決まったことは驚いた。
 ただデビットバーンの相変
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.0

 スペイン映画の名作ホラー「永遠の子どもたち」の脚本家セルヒオ・G・サンチェスの手掛けた新作。かなりの大どんでん返しを期待しましたが今作はイマイチ締めがよくなかった...
 主演に「クイーンズ・ギャン
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

 色んな方が大絶賛をしているが、個人的にはやっぱり理解できない箇所が多すぎて絶賛はできないかな...しかし難しい話は無視すれば旧劇、アニメシリーズ、そしてシン劇場版シリーズと観てきたファンにはたっぷり>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

 非常に好みが分かれる作品だと思います。映像美は素晴らしいですが、話には起伏がありませんし、テンポもかなり早いので結構疲れます。マグドーマンのリアルに寄せた演技は素晴らしいですが、ちょっとリアル過ぎて>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.1

 正直、全く面白くなかったです。派閥争いからの大どんでん返しが待っているのかと思っていたら何もなく終わりました。まぁあんな予告編を出してたプロモーターのやり方が良くないのかな...

ビバリウム(2019年製作の映画)

2.1

 久しぶりの胸糞後味最悪の映画だった。個人的にこういった映画は好きなんですが、今作はボカし要素が多過ぎてかなり退屈でした。資本主義社会への警告だとかそういったメッセージは要らないのでもうちょい解決した>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.3

 本当に不思議な作品です。どの言語にも対応していない会話や完全ミニチュア模型によるストップモーション...苦労が半端ないですね。
 今作では完結しないですが、是非3部作でやりきっていただきたいと思い久
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.2

 とにかく出演のバルトシュ・ビィエレニアの顔が印象的。悪い顔にも怯えた顔にも捉えられる顔があり、表情から感情が読み取れない俳優で強烈でした。
 内容的にも1つの事件に対する贖罪をテーマに進み、最終的に
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.5

 クリスチャン・ベイルとラッセル・クロウの共演とかあったんですね。この頃のラッセルはまだワイルド...今じゃただの豚ですから...
 シンプルにカッコいい西部劇ですね。クリスチャン・ベイルがラストまで
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.1

 極道の出所後の社会に適応できない悲しい物語かと思いましたが、予想に反して優しい映画でした。
 不器用ながらも必死に社会と順応しようと行動し、頼れる仲間も増えていき、少しずつだけど過去とも対峙できるよ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.0

 ただの極道を美化した映画なんだろうなと思い鑑賞したが、終盤が違い過ぎた...
 約20年を3回に分けて展開していく物語ですが1999年、2005年とはぁ..ただのヤクザ映画じゃん...と思いましたが
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

 資本主義への痛烈批判を表現したかのようなシチュエーションスリラー。上層部から下層部へと食事が運ばれていくだけの映画なのによく、ここまで緊張感をもたせられるなと。
 ただちょっと説明不足でわからない設
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

1.5

 昔は好きで毎週見ていた銀魂。見なくなってかなり経過していたが最後ということもあり、久しぶりの銀魂鑑賞。
 正直、劇場でやるにはダメ過ぎる。物語の終盤でアニメを追っかけてる人ならわかる内容かもしれませ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

 結婚により富裕層に成り上がった女性の苦悩、そこからの精神的ストレスからの障害。とにかく嚥下するシーンの感じがなんとも...ごっくんする時の場面や取り出すのもちょっと痛々しい。
 男性からはちょっと読
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.3

 デンマーク人写真家のダニエル・リューの誘拐から解放までのノンフィクション映画。まぁタイトルで既にネタバレしてるんですけどね...もう少し考えようよ、配給会社!
 演出はとても淡々としていて過剰な演出
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

2.8

 実写版は見たことがないので内容の知識ゼロで鑑賞。まぁ至って普通でした。
 努力と諦めない心、どんな障害があろうとも曲げない力。この辺りは凄く良かったですが、イチャつき映画に最近は嫌悪感が...

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

 あれ?おかしいな...自分はゾンビ映画を見にきたのに、マッドマックスと間違えたかな...?と思ったわ!
 それにしてもアクションとカーチェイスが凄まじいですね。正直、前作の「新感染」は超えられないと
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.1

 よくトラウマ映画としてとりあげられる今作、遂に鑑賞。音楽はあのピンク・フロイドのフロントマン、ロジャー・ウォーターズが担当。主題歌もデビット・ボウイとか音楽まわりが謎に豪華。
 内容としてはフィクシ
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

3.0

 導入部分はよくある現在の描写。そこから過去にとび兄弟の朝鮮戦争の物語が始まる...
 前半部分はとても良かったと思います。どうやって非情な戦争にかりだされることになったのか、そこで何を見たのかがとて
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高地戦(2011年製作の映画)

3.2

 激しい肉弾戦映画。朝鮮戦争の激しさを非情なまでに描いた作品。「ブラザーフッド」とは違いヒューマニズムよりリアリティにこだわった作品だと思う。最後は結局、戦争だったのだ...と感じる映画。

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.4

 武器のディラーってがっぽり儲かるのですね!結局戦争は最大のビジネス、そりゃなくならないよ。
 「生き残るためには自分自身と戦わないこと」と締める。ジャレット・レト扮する弟さんは自分の善意と戦ったから
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.2

 ドキュメンタリータッチかつ実験的な演出もあり、物語もスリリングなので全く飽きませんでした!
 この非情な争いの連鎖は続いていくのが貧困層の宿命...腐敗した警察もギャングも怖いが淡々としているブスカ
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.3

 名前は聞いたことあるけど見たことない映画だったので遂に鑑賞。30年代にこのスペクタクルは凄いです。何かアメリカの大富豪が投資してくれたから予算が大幅にあったからこそ作れたみたいですね。
 第一次世界
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.0

 前編に続いての後編。登場人物達のバックグラウンドが明らかになるのですが...テンポが遅くて前編より退屈でした。後半1時間くらいから盛り上がってくるのですが、それまでがどうもね...
 ロッキーを彷彿
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.1

 前編は落ちぶれボクサーvsお笑い芸人。色々な伏線というか登場人物を出して、素性を明かさず進んでいく。そんな中でも落ちぶれボクサーとどこを目指しているのか分からないお笑い芸人との八百長試合。
 正直、
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.3

 名作としてよく名前は聞いていたが初、はじめて鑑賞。ベティ・デイビスの悪女さが売りの映画だと思っていたが実は...イヴのほうがそうなのね!という展開。
 野望は原点を越えていく。しかしその連鎖は止まら
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.1

 クラシック名画のひとつ。アカデミー賞主要5部門を最初に総ナメにした名作。戦前にこんなラブコメを作れるなんて流石アメリカですね。
 フランク・キャプラ監督の明るい雰囲気の中、お嬢様としがない新聞記者の
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.2

 ジム・キャリーよりもブラッドリー・クーパーが出ていることに驚いた。「バングオーバー」でブレイクする前ですかね?
 新興宗教とも思えるYES教に洗脳されてからのバカ展開が面白いです。私生活でもやってみ
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