いぬかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

いぬかい

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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.2

予告を見て面白そうだなと思ったが、イマイチだった。ストーリーが難解だったのと、倉田健次郎は一体何がしたかったのかがよくわからなかった。ただ、俳優陣の演技が素晴らしく、後半の伏線回収もよかった。藤原竜也>>続きを読む

劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

4.1

ドラマはちょろっとしか見ていなかったが、だいたいの内容は理解できたし、面白かった。菜美が記憶喪失になって、勇輝も平穏に過ごす姿がとても微笑ましかった。そして、この映画の一番の見所はアクションシーンだが>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.5

赤井さんとコナンのチートっぷりが凄かった。欲を言えば、もう少し赤井さんの出番を増やしてほしかった。

2022年 36本目

桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.3

見ていてめちゃくちゃ切なくなった。松本穂香演じる美咲が早老症という病気になって、急速に老いていく姿を見るのがとても辛かった。弱々しく、衰退していく姿を演じきった彼女に賛辞を送りたい。中島健人はTVで見>>続きを読む

半径1メートルの君(2021年製作の映画)

3.6

オムニバス形式で、20分ぐらいの短編ドラマなので見やすい。芸人さんが脚本を考えてるだけあって、伏線回収もうまいし、あっと驚く仕掛けがたくさんあった。特に粗品が脚本を手がけたドラマが面白すぎる。彼は本当>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.4

スピンオフの「ある夜、彼女は明け方を想う」をアマゾンプライムで見ていたので、特に驚きはしなかった。大学、就職、恋、青春という人生の旨みが凝縮された作品。「人生ってこんなものだよな〜」と、いい意味で前向>>続きを読む

追憶(2017年製作の映画)

2.6

豪華キャストが揃っているものの、内容はイマイチだった。レトロチックな雰囲気で、2017年に公開された映画とは思えなかった。主要人物全員がそれぞれ重いものを背負っており、胸が辛くなった。特に川端悟は自分>>続きを読む

人数の町(2020年製作の映画)

3.1

世界観は面白くて、世にも奇妙な物語のロングバージョンという感じだった。ただ、説明不足のところが多かった。戸籍を集めていたスーツの男の正体。町を出ようとすると鳴るノイズ。「人数」の意味など、あまりにも謎>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

ドライブ・マイ・カーを見たので、もっと濱口監督の作品が見たくなり、鑑賞。総評としては、後半30分まではすごく良かった。亮平と朝子のささやかで幸せな日常を見ることができ、穏やかであった。しかし終盤、展開>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

アカデミー賞を受賞した話題の大傑作。車内でのゆっくりとした時間の中で起こる人間模様が描かれている。タイトルの通りドライブのシーンが多く、そこが最大の見どころでもある。車の走行音がとても静かで、まるで自>>続きを読む

かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル(2021年製作の映画)

3.0

前作を見て、アマプラのショートドラマも見たので、気になって見てみた。個人的には体育祭のくだりがグッと来た。いつもは頼りなさげな会長がかなりカッコよかった。そして、ラストシーンも。オチは普通の恋愛映画と>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

4.1

もし、日本の総理大臣が女性だったら... この映画はそんなifの物語である。コメディかつリアルに描かれていたので、なかなか面白かった。男女平等が叫ばれている昨今だが、まだまだ日本の女性にとっては生きづ>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.1

前作に引き続き面白かった。話のテンポも早く、お客様、ホテルマン、警察官の目線など様々な画角から見ることができたので、全く退屈しなかった。警察の連携プレーも素晴らしく終始ハラハラした。誰が犯人なのか最後>>続きを読む

恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.8

頭の中には寄生虫がいて、自分の意志ではなく寄生虫によって脳を支配されているという設定が面白い。そんな寄生虫に脳を支配された高坂と佐栁が徐々に惹かれあっていき、お互いがそれぞれ恐怖症を克服していく過程が>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.5

映画好きな人には見てほしい作品。コロナで取り壊しが決まった朝日座を再建させようと、浜野あさひと森田保造が奮闘する。高畑充希の演技好きだなぁ。高校生のときと大人になったときの演じ分けがうますぎる。大久保>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.7

始まり方がシュールで面白かった。最初、間違えてアニメ映画を見てしまったと思ったが、それも狙いだったのか??
朔田美波が実の父である藁谷友充に会いに行く物語だが、少女の一夏の思い出を見ているようでほのぼ
>>続きを読む

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.5

今泉監督らしい優しい映画だった。物語として特に大きな展開はなく、日常を垣間見ているような感じ。陽が自分の本当の母親としっかり折り合いをつけ、成長する姿がよかった。そして、陽に優しく接する直も。井浦新さ>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.6

前作よりもスケールアップしていた。そして、怪物は依然として存在しているし、この世界に安息の地はないらしい。今回は、リーガンとマーカスが中心となっていたが、この2人の勇敢さがグッとくる。終盤、リーガンと>>続きを読む

ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.6

不思議な映画だった。東京という大都会で男女の青春の一部を切り取った映画。夢を見ているようでふわふわした感じで見ることができた。ケンイチとハルコがすれ違う感じがもどかしく、「なんでそうなるんだよー」とい>>続きを読む

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

3.2

映画を見ていて、すごく肉が食べたくなった。肉のことはさっぱりわからないが、焼き加減一つで味が大きく変わるということがよくわかった。そして、料理人は人生をかけて肉と向き合っているということも。
NAOT
>>続きを読む

劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人(2021年製作の映画)

1.3

最初から期待はしていなかったが、予想以上に低クオリティな映画だった。いや、もはや映画と言うのもおこがましい。深夜に放送されるのならまだいい。芸人なので、そこまで演技力は求めていないが、まぁ酷い。低コス>>続きを読む

三十路女はロマンチックな夢を見るか?(2017年製作の映画)

2.8

ラストのどんでん返しですっかり騙された。公務員という設定はそういうことか〜。思ったより楽しめた。

2022年 17本目

プラチナデータ(2013年製作の映画)

4.7

劇場で見て、アマプラで再見したが、色褪せない映像美と練り込まれたストーリーが最高だった。邦画の中でも、屈指の名作と言っても過言ではない。二重人格という難役をこなした二宮和也の演技はピカイチ。豊川悦司は>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.3

リアリティがあって面白かった。夏帆の人間臭い、思い切った演技がすごくいい。田舎が嫌いという気持ちはすごくわかるな。都会では仮面を被ってうまく生きていても、田舎ではそれが通用しない。ありのままの自分が曝>>続きを読む

緊急事態宣言(2020年製作の映画)

4.5

5つの作品からなるオムニバス映画。2020年、ちょうど某ウイルスが猛威を振るっていた時期に見たが、とても面白かった。リアリティ、不気味さ、コメディというように世にも奇妙な物語チックな話で、近い将来、も>>続きを読む

滑走路(2020年製作の映画)

3.1

いじめ、非正規雇用、将来への不安など、見ていて胸が辛くなった。今の世の中をリアルに描いていたので、心を強く揺さぶられた。また明日からも頑張ろうと、そう思わせてくれた。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.9

物語のテンポもよく、パリの音楽や映像も美しくよかった。物語の中盤で起こる胸糞展開も、独創的な音楽や映像美で中和されていたので、そこまで嫌な気持ちはしなかった。しかし、たった一度のすれ違いであそこまで運>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.2

池田エライザが終始可愛いかった。根暗でコミュ症の感じがよく出てたので、すごく演技が上手いなぁと。オダギリジョーのイケオジ感もいい。「死」を題材にしているが、ポップでゆるい空気感で物語が進み、見た後に心>>続きを読む

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

2.1

不思議な映画だった。ゆっくりとした時間の中で、物語が静かに進んでいく。こういう映画好き。

HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.2

真が抱えていた孤独感というのは、すごく共感できた。でもそれは、自分の思い込みが大きく、自分が思っている以上に、家族や友人は自分のことを大切に思っている。それを忘れてはいけない。「しぶとく強く生きよう。>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.3

豪華キャスト陣が揃っていなかったら、おそらく見なかった。アマゾンプライムに追加されたので見たが、正直つまらなかった。なんだろう、終始スベリ倒していて、俳優陣に対して共感生羞恥を覚えた。このくだらないノ>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

4.0

ポケモン映画の中でも屈指の名作である。舞台が森、色違いのセレビィが出てくるという点で、「セレビィ 時を超えた遭遇」を彷彿とさせる作品だが、今回の主人公はココとザルード。セレビィは終盤で登場するのみで、>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.1

胸が重くなり、なんとも言えない気持ちになった。添田と青柳、この2人に感情移入してしまい、見ていて苦しかった。最後は、この2人に救いがあるかのような終わり方だった。古田新太と松坂桃李の演技が素晴らしい。