サラリーマン岡崎さんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

サラリーマン岡崎

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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.8

何故、5時間17分もあるのか?
それは、会話を大切にしているため。

終盤、朗読会のシーンがある。
ここで、観客が作家にこう問い掛ける?
「単調に朗読していたのは意味があるんですか?」
この問いに作家
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

4.5

「あ、頑張ろ」ってなんか思った。

凄い深いってわけじゃないけど、主人公の頭の中も出てくる男ふたりが正反対ってところもどこかで、共感する部分が見つかるはず。
だから観ていく中で、自分自身の弱い部分とか
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.7

天才の苦悩系は沢山ある。
最近だとイヴサンローラン、ビューテフルマインドやイミテーションゲームもだ。
そんな中でこの作品はまさかのチェスで政治にも影響を与えたという視点が面白い。
政治のPRの一環のよ
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.5

今までの6作品に愛を込めたような作品。

6作品は見てたけど、正直忘れてたし、今回の作品のあらすじもよくわかってなくて見に行ったけど、それを感じられた。

というのも、微かな笑いとか少し古臭い演出、キ
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杉原千畝(2015年製作の映画)

3.4

小学生のころ自伝を読んでから、プロフィールの尊敬する人の欄に彼を書いていたけど、そこまで理解してなかった。

ただ、政府に背き、自分の意志を貫いて善を行ったことに尊敬してたけど、この映画では、ただの善
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

4.4

映画館で手を叩いて笑ったのは初めて!
(周りの人ごめんなさい)

こんな偶然あるかよ!と突っ込みたくなるほど、ハプニングが笑えるアメリカならではのコメディ。
みんな間抜けだし、うるさいけど、愛おしいキ
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

4.9

人を撮るということ。
繊細だけど、強く立つディーン。
そんな彼を撮る不器用な写真家デニス。

写真は人の中身を映し出す。
過去、後悔、苦しみ、絆、愛、喜び。
人生は儚い、だからこそ美しい。
その儚い美
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SAINT LAURENT/サンローラン(2014年製作の映画)

3.6

ココシャネルに引き続き、ファッションデザイナーの伝記映画がまた立て続けに。
協会認定のものとは論点が異なるようだが、仕事が描かれるというよりは、ある恋人から崩壊していったローランを描く。

とりあえず
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.6

まさに007の王道を行く作品。

アクションもただ戦うだけじゃなく、ユーモアなどを入れつつ飽きさせない。
グッズもいかす。
そして、カッコクサいボンド。

前作に引き続き、ボンドの過去とかシリーズの中
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

しっかりと、007のフレームワークを固めつつも、
ただの悪役退治だけじゃなく、重要人物の過去とかも絡めていくところがシリーズとして楽しみがある。

にしても、ボンドガールあっけなさすぎる。

orange(2015年製作の映画)

5.0

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後悔は弱い自分から逃げた時に生まれる。
だから、その後悔を拭った未来はちょっと成長して明るいはず。
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

今更ながらみたよ。
昔ながらのラブコメ風な演出はさすが‼︎
このテンポの良さとおしゃれさ、好きっす。

仕事も家庭も頑張る女性に!というテーマがメインで謳われているが、
ロバート・デニーロ目線での、老
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.4

訴訟を起こしたのは、絵画を返してもらいたいんじゃない。
そこに私たち家族が確かに幸せに暮らしてたことを忘れないでほしい、それを壊されたことを知っていてほしい。

歴史は忘れられる。みんな他人事だ。
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.3

闇社会の中でも人はうろたえる。
みんな、アウトレイジみたいに全員悪になりきれてるわけじゃない。
そういう闇社会の人間らしい部分が描かれる。
少女売春の話を中心に描かれるけど、ボスの息子の弱さの部分が本
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殺人の告白(2012年製作の映画)

2.9

遺族 vs 犯人。
遺族の絆が、今試されるー。

というテーマはすごくいい。
絆を感じられることで心暖まるので。

ただ、いかんせん、所々ダサい…。
特に救急車のところもう見れなかった…。
そして、い
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.2

バラバラに進む物語たち。
最後にその物語たちの意味がわかる。

「めぐりあう時間たち」は何回も見て、毎回気づきがあるのが面白い。
これもそう。
多分二回目に見ると全く見方が変わる。
というか、二回目を
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恋人たち(2015年製作の映画)

5.0

最高です。

それぞれ苦しみが違う3人。
どうしようもならない苦しみ。
その苦しみのどれかは絶対に自分と重なる。
観ていて、本当に苦しくて胸が弾けそうになるシーンが何度も出てくる。

結局、劇的に彼ら
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.5

ヒューグラントでなきゃ、成り立たない映画。

多分皆さんが想像したようなストーリーの流れです。
別に大きな事件があるわけでもなく、事件があってもそんなに大事に描かれない。
けど、最後にほっこりするのは
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8人の女たち(2002年製作の映画)

3.8

とりあえず、キレイ。
この言葉に尽きる。

そして、家だけで繰り広げられる中、
飽きさせず見させる演出がすごい。
セリフごとで映す人変えたり、どんどんとどんでん返しを入れたりして…。
だからこそ、8人
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.4

ほぼオーシャンズ11。

ラストがものすごく良い。
「命をかけるほど、このプロジェクトをやってよかったと思うか?」
「美術品を守るために失った命は30年後も覚えてるか?」
主人公はこう答える。

「も
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.6

朝早く起きて見た。
ウディ・アレンらしいオチが最高。

というか、ケイト・ブランシェットのイタい具合がハンパない。
見栄張りすぎすぎて、共感しちゃう。
プライド高いが上に、自滅する。
人っておかしい。

グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.7

久し振りの伊坂作品映画化。
愛を壊されて狂気に走る鈴木と、狂気を生き愛を求める鯨と蝉。
鯨と蝉の対決シーンは自身と戦っているようでとてもキレイだった。

ただ、臨場感があまりないのが残念。
出てくる人
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

4.2

ストリートフォトって撮るの難しいらしい。
素人はカメラを意識すると構えちゃうから。
ヴィヴィアンはその距離感がうまいとのこと。
孤独だけど、いや、だからこそうまいのかも。
人間とか社会に敏感になり、だ
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ユア・マイ・サンシャイン(2005年製作の映画)

3.8

男の純粋からなる行動がすごい。
毎日牛乳と花を彼女の玄関に届けるとか…。
そういう前半の馴れ初めが丁寧に描かれるので、感情移入はしやすい。
だから、凄く悲しいって感じにはならないけど、事実の方たちも普
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

やっと名作みた。
ドンデン返し気にするより、伏線を楽しんだ方がいい作品。
二回目以降みるとめちゃくちゃ面白いと思う!
スルメ映画。

カイゼー・ソセ!

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.9

マジパリすみてぇ。
冒頭4分のパリの景色連打マジ死ぬ。

そんな激しい起承転結はなく、
ただただ、幸せな映画。
本当に幸せ。
永遠に部屋で流してたい。

ヘヴン(2002年製作の映画)

3.7

丁度、映画館通い始めた小学生くらいの時にやってた映画。
小学生ながら「王道スギッ!!クセェ!!」って思ってた。

まぁ、王道すぎて、「えぇ!?」って思うところあるけど、
本気で王道やってる姿がカッコい
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.4

ラジー賞常連のM・ナイト・シャラマンの最新作。
今まで宇宙人とかでよくわかんなかったけど、今回のオチはとても良い。
リアル感がまじ怖い。
こういうどんでん返しの方法あったかー、と感心。

あと、弟のラ
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.7

まさに、95分間のミュージカル。
リズムと色使いのセンスがハンパない。
切れ目ないっす。

「俺の中には力がみなぎっている。一生に一度の恋を。とてつもなく強くなってる。」
このセリフがカッコエエ。

ブタがいた教室(2008年製作の映画)

4.0

「飼育したブタを食べる?食べない?どっちが正しい?」
この問いの答えは本当にないんだと思う。
ちょっと微妙な終わり方に見えるけど、その微妙さがそれを表してると思う。

答えはないけど、考えることが大事
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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009年製作の映画)

3.5

働いている今見たら感じ方が違うのかな。
ブラック会社に就職しなくてよかった。

白い沈黙(2014年製作の映画)

4.2

事件が起こる年、6年後、8年後が無造作に映されるため、飽きずに見れる。
その為、この先で何が起こるか最初の方からわかるが、行く末を知ってるからこそ、それが起きないようにとドキドキさせられる。

そして
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ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

4.4

拷問のシーン、書記の女性が外に出て、廊下でひっそりと本を読む。
鳴り響く主人公の悲鳴。
その痛ましさをその女性を通して伝えるシーンが素晴らしい。

単独だと明白なのに、拷問を続け、使えなくなった者は切
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.9

「自分らしいマンガってなんだろう?」
その疑問に主人公たちは平凡な学園生活を送ってきたことから、学園SFを思いつく。
作者も自分らしさを追求して、漫画家を主人公にしたこの原作を作ったのだろう。

大根
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