なっちゃーーんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

なっちゃーーん

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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

2.9

孤独な女性スー・アン(通称・マー)と元気いっぱいイケイケ★パリピ高校生たちが奇妙に絡みあっていくスリラー映画。

キモ怖な『ゲット・アウト』などを手がけるブラムハウス配給作品ということで期待大!本作も
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

使命感で駆け抜ける兵士の姿に痺れる!
全編ワンカット(風)撮影という挑戦的な手法が興味を引くし、公開時にはそれが売り文句でもあったから、どんなもんじゃいと期待値を爆あげしてくるけれど、観てみて納得。こ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

恋愛映画の巨匠、ウディ・アレン監督の最新作!今作も捻くれてます!!!!!!(褒めてます)

雨が降るニューヨークを舞台に、恋心の移ろう様をロマンティックかつシニカルに描いたラブストーリー。

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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.8

チョン・ジヒョンが天使のような愛らしさで、いつまででも見ていられる!!天使。女神。人間国宝。『星からきたあなた』『青い海の伝説』といい、彼女に”ちょっと変わったお姫さま”を演じさせたら右に出るものはい>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.8

も〜最高!!!殺したゾンビの数では間違いなく史上最多!もはや死に様が見えないくらい猛スピードで撃ち殺しまくる&轢き殺しまくるので、意外と怖くないしグロくない(※個人差アリ)

別名”行って帰ってくる”
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.3

思春期のこじらせガールってどうしてこんなに可愛いんだろう!痛てててててて…ってなるところも、どこか愛らしさを感じさせるのは主人公を演じたベル・パウリーの魅力も相まってかな?過去作『ミニー・ゲッツの秘密>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.6

こんなにも怒りの感情がほとばしる映画はほかにない。

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

彼女たちひとりひとりのストーリーに涙!

世界を舞台に活躍する4人が、どのようにしてスターダムを駆けあがったのか。生まれ故郷のこと、家族のこと、メンバーのこと…これまでの軌跡を辿る。Blackpink
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望み(2020年製作の映画)

3.5

サスペンスではなく、これは”家族”の物語だ!

ストーリーは予想通りの展開でありながら、俳優の演技力、演出、すべてが期待を超えるもので見応えがあった。一瞬も途切れることのない緊張感と焦燥感!気張りすぎ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

これはすごい。時間の《順行》と《逆行》が入り混じる世界。噂どおり「1回では理解しきれない」と思う。観賞後、何度この映画のことを考えただろう。その時間ですら最高だ!!!!!!

これまでに体験したことの
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.0

癒された!!微笑みの国と言われるだけあって、とってもあったかい話。

タイらしいゆ〜ったりとした時の流れの中で、ゆるやかに紡がれる人間模様が心地よい!異国の地の、爽やかで優しくて真っ直ぐなラブストーリ
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ステップ(2020年製作の映画)

3.5

まじめにパパしてる山田孝之が見れるなんて!(笑)彼の演技力が光る作品でした。

若くして亡くなった母、残された父、娘、義父母…さまざまな立場の人が登場するけど、それぞれの気持ちが痛いくらいわかって、色
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.0

イケメン×アクション×肉体美!!!もう最高に決まってるでしょう?

数々のアワードで高い評価を受けたドラマ『梨泰院クラス』パク・ソジュンと『椿の花咲く頃に』カン・ハヌルが、体力バカ×頭脳バカとして異色
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.3

谷口史靖監督らしい、ド・ハートフルでド・ポジティブ!「んなバカな」というド・コメディっぷり!彼の、すべてに振り切った演出が大好きです。絶対的に"HAPPY ENDING”という信頼感。渋〜い選曲×三吉>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

友情、恋、仲違い、夢、お酒の失敗まで(?!)… 勉強一色だった2人が高校卒業前夜に”青春”のすべてを経験する。

この映画の大好きなところは、外見、人種、LGBTQ など、すべてがポジティブに扱われて
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.8

続編として最高の出来!!!!
ファンには嬉しい前作とリンクする描写の数々に、奇抜な新キャラの登場など新たな要素を取り入れてアップデート。

能力者バトルのような展開は「続編か?」というくらい別物にも見
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.5

愛と憎、家族の崩壊と再生。
時に目まぐるしく、時に緩やかに、波のような人生を31曲のプレイリストとともに色鮮やかに描く。ストーリーは予告から想像できないほどヘビーでびっくり!ティーンの激しさと脆さに胸
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劇場(2020年製作の映画)

2.5

2人の男女が出逢い、恋に堕ち、世界が変化していく。これが普遍的な恋愛映画にならないのは、若者の甘さや脆さにクローズアップしているからかもしれない。

演出家・脚本家を目指す永田と、それを支えるサキ。夢
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.8

これはすごいものを見た!

人種も性別も言語も、なにもかもが違う、交わることがなかったはずの男女4人。そんな彼らが「踊りたい」という気持ちで交わっていき、強い絆で結ばれていく…。踊って、踊って、踊りつ
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.0

現実か、幻想か。その線引きが曖昧で夢心地に。一歩足を踏み入れたら後戻りできない、狂気じみたテリー・ギリアムの世界。気づけばその奇想天外なテリー・ワールドに堕ちていた。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

社会風刺を唱えた異色のゾンビ映画(!?)とても好きでした。

ジム・ジャームッシュ監督らしい、感情の起伏が少ない低体温な感じはゾンビ映画でも健在。それがよりシュールな笑いを生みだしていて、おもわずにん
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.5

突き抜けて深い、愛、LOVE、最高!!デヴィッド・リンチ流ラブストーリーは燃えさかる炎のように熱かった。。

怒涛のセックス、暴力、ガシガシ鳴り響くロックンロール!そして『オズの魔法使い』になぞらえた
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.0

映像が綺麗だった。絵画的で、目で楽しむ映画。滴る水滴、温泉、雨、とにかく「水」の描写が多いのも印象的。湿っぽい感じが不思議な心地に…。

物語はというと、なかなか難解で理解しようとすればするほど混乱さ
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クリスマスに降る雪は(2019年製作の映画)

3.0

ティーン版『ラブ・アクチュアリー』。クリスマスを舞台にした恋愛群像劇で、若者らしく甘酸っぱくて爽やか! LGBTQ の要素も加わって、恋愛の多様性が描かれているところが現代らしい。

元祖クリスマス群
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

これは、すごい。このご時世にこの映画が製作されたこと、そしてそれが日本アカデミー賞を獲ったこと、いやあ、素晴らしい作品が誕生したものです。

現代の日本社会の闇にここまで踏み込むとは!緊張感が、ピン、
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初恋(2020年製作の映画)

3.5

渋ぃ〜〜〜!!三池崇史監督らしく、容赦なく人をぶった斬る(笑)ちょっとそこまでやらなくても…ってくらい、過激すぎる暴力描写が逆に笑いを誘う。

極道の世界を生きるヤクザたち、仁義を通すマフィア、裏でヤ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

スリラー版『恋はデジャ・ブ』!性格が超悪いギャルが、自分が殺害される日をタイムループする話。ストーリーはホラーだけど、コメディに振り切った見せ方をしていてとにかく笑える!

「どうせみんな忘れるし♪」
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.3

ちょーーーーー楽しかった!
破天荒に暴れまわる悪い子ちゃん♪ ハーレイ・クインが悪党に立ち向かう姿は、パワフルでクレイジーでスカッとする!カラフルなスモーク弾やローラースケートなど、バリエーション豊か
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.3

年老いた父親が危篤となり、バラバラだった異母兄弟が再会し…という話。
ノア・バームバックは等身大の家族を描くのがうまい!美しすぎないところに親近感が沸く。

ダスティン・ホフマン演じる父親が、ま〜身勝
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.3

これは114分にわたるミュージカル&ピースフルなギャグだ!!!

福田雄一監督作品は「なが〜〜いギャグ」だと認識しています。だから映画として◯◯だのなんだのは言うつもりはありません(ディスってないぞ!
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

”全員容疑者”の王道ミステリー!

ダニエル・クレイグ、トニ・コレット、クリス・エヴァンスなど、演技派俳優が豪華共演。

超セクシ〜なダニエル・クレイグ演じる名探偵によって、謎が華麗に解き明かされてい
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.2

「好き」は何よりも強い原動力だ!

物語は、自閉症の少女・ウェンディが大好きな『スター・トレック』の脚本コンテストに応募する為にグループホームを抜けだして…というもの。

転んでも転んでも立ちあがって
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.0

胸にお尻に、際どい露出をしたストリッパーたちが超誘惑してくるので、こっちがドギマギ!!ほんのすこしの恥ずかしさとともに、ストリップ劇場のギラギラした世界観に釘づけになった。

ストリッパーには、ジェニ
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his(2020年製作の映画)

3.0

今泉監督らしい繊細なタッチで、ひとつの恋愛・家族の形が描かれてた。ふれたら消えてしまいそうなくらい、優しくて、柔くて。その中にも確かな愛を感じられるのがよかった。

宮沢永魚、松本穂香、この2人がスゴ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

すごいぞポン・ジュノ作品!
何を言ってもネタバレになりそうで何も言えないのがもどかしい!

笑えるコメディでありながら、そのテーマは笑えない。奇抜な設定で韓国社会問題を浮き彫りにしていく、彼の手腕に震
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.0

これはすごいものを観たなぁ。耳馴染みのないポーランド音楽が新鮮で愉しい!

アンデルセンの『人魚姫』をモチーフに、人間世界に迷い込んだ人魚の姉妹の運命の物語。ミュージカル×ダークファンタジー×ホラーと
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