宇宙服を脱ぐサンドラ・ブロックを見て思わず漏れた嘆息は、多分一生忘れない気がする。他はほとんど忘れたけど。
このレビューはネタバレを含みます
火も水も雪も。橋の上には全部ある。
ファンタジーといって差し支えない狭小な宇宙からアレックスを解き放ったのは、愛と呼ぶにはあまりにも歪な、孤独への絶対拒否なのだけど、それはもう映画の宿命的自己肯定にも>>続きを読む
永遠のポスト思春期を生きる僕たちに捧げられた (と勝手に自認している) 、ウェス・アンダーソンの記念碑的学園映画。
思春期の輝きとその代償、死ぬまで引きずり続けるかのような鈍痛を媒介にして、人と人が繋>>続きを読む
久々に見直したけどやはりイイ。
この一見奇妙な近未来劇に見るべきは、「技術の進歩によって失われた人間性」なんていう定型のディストピアではなく、AIという新しい存在と向き合うことで人間が獲得した感情の>>続きを読む