なないろさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.7

観てるだけで凍死しそうだった。あんな極限状況で生き残れるとは、人間の精神力や絆の生み出す力は底知れないものがある。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.4

わかりやすい。よく聞く有名な作品なので観てみたが期待したほどではなかったかも。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

ひたすら全員が一方通行。愛とか恋とか通り越して「いっそその人自身になってしまいたい」という感覚になったことはないが、なかなか考えさせられる所もありまぁまぁ深かった。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

邦画苦手な私が過去一揺さぶられた。最初の展開からは想像つかない方向にいって、観ててずっと「一体この映画どんな話なんだろう」ってずっと惹き付けられてた。刺さる人にはめっちゃ刺さる絶妙な揺らぎがある。
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.4

綾野剛とか人気俳優が演じてるから感情移入してしまうだけで現実はもっと同情できないしエグいだろう。そういう世界に踏み入らないのが一番だ。ラストは因果を感じた。
全体的にはセリフや演出が一昔前のドラマのよ
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.4

キャンピングカーが素敵だった。
私もああなったら尊重してほしいと思った。

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.0

マフィアものでありながらワンシチュエーションものでもある。
元アウトローの老人ほど怖いものは無い。全体的には微妙だった。

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.7

「神様が女性だったら?」
北マケドニアという国を初めて知った。就職できない若者の現状、男尊女卑など…アナウンサーといえど高くない給与なこの国の、閉鎖的で未発展な実情がうかがいしれる。最後十字架を返して
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.6

「アメリカンハッスル」の方が面白かったなー。キャストはとにかく豪華で、特にベイルとデニーロの共演は熱かった。目まぐるしく場面が変わるので、追うのは少々大変だった。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.4

ずっと「君の名前で僕を呼んで」系の話かと思ってたけど違った。どうリでバリー・コーガンがキャスティングされるわけだ。少々唐突な展開もあってあまり入り込めなかったけど、建物やファッション、演出などのビジュ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

最初から最後まで意外性はなく想像通りの展開だった。そんなに怖くなかったしなぁ。ミーガンのビジュアルと変に滑らかな動きは良かった。AIが人間を脅かす可能性もあるんじゃないかと言われている昨今、AIを題材>>続きを読む

ガンジー(1982年製作の映画)

3.6

「非暴力、不服従」を体現した人。
揺るがない大木のような静かな意志の強さを感じた。一方的に攻撃してくる人って現実でもいるけど、無反応が一番効果的だったりするしね。

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.8

アメリカってホント忙しい国だな。
戦地からの帰還兵が「この戦争は間違ってる!」と言いながら反戦活動に転じるのはもはやアメリカ人のお家芸だろう。今でもずーっと同じことを繰り返してる。もはや宿命なのだろう
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

戦闘シーンリアルすぎる。終始どこで撮影したんだと思ってたけど撮影はモロッコっぽい?これが実話という絶望。あんな状況でとてもじゃないけど生きていけないだろう。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.7

エディ・レッドメインとマーク・ライランス目当てで。裁判の流れが所々把握しきれなかったけど、反戦のためにここまで行動を貫けるのはすごい。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

なんか全体的にパッとしないなぁ。ニュートほとんどセリフないし、主人公なのに存在意義あるか?って感じだった。あと、マッツは悪くないが、やはりジョニー・デップで観たかったのはある。色々コケるのもわかる仕上>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

二転三転して最後までちゃんと怖くて面白い。

普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気(2023年製作の映画)

4.0

とても興味深く、もっと長尺でやってほしかったくらい。国家という巨大な集団が右向け右になった時、自分だけは染まらないことなど、人間には不可能なのかもしれない。いかに人間の意思が脆弱性に満ちているか。集団>>続きを読む

ビル・マーレイ・クリスマス(2015年製作の映画)

3.3

ジョージ・クルーニーなんなん笑
ビル・マーレイディナーショー。クリスマスソングがたっぷり。

遙かなる帰郷(1997年製作の映画)

3.5

終戦後も生き残っても大変だったんだなぁ。ラストにあったようにまさに暖かい家で当たり前のように過ごす私達には分からない苦難が伝わった。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

重い…実際にあった事件を想起させる。
ただの殺人なのか、救済なのか、それが正しいか間違っているかなんて誰にもジャッジできない。当事者にしか分からない苦しみにただただえぐられるばかりで、本当に何も言えな
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.4

「僕に必要なのは不自由であり留まること」シュールでまぁまぁ好きだった。
もっと汚くてカオスだとなお良かったかも。

アートのお値段(2018年製作の映画)

3.8

現代アートのゆくえ。金とは切り離せないもので、もはや投資の具材だった。観ていてホントの価値が分からなくなった。どこにどうあるべきなのかも。でも常に新しいものを求める買い手がいる限り、アーティスト達にも>>続きを読む

レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

3.9

レンブラントの絵画を巡るあれこれ。
家族のように向き合ったり、自分の存在価値を示すために利用したり、国同士で取り合いになったり、スキャンダルになったり…絵画に対して色んな人の思いが見れて非常に興味深か
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.5

なんとも自由奔放な人だったんだなぁ。ムーミンは初めは気分転換のお絵描きで、お金のための副業だったとは知らなかった。でも今やディズニーキャラクター並に世界中で愛されてるからすごい。

リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.8

サシャも、サシャの着ているお洋服もなんとかわいいことか。
様々な悔しさ、不安、悲しみを抱える彼女の、それらをグッと堪えてる姿や思わず涙が出てしまう姿に、女の子として生きたいという願いの強さが純粋に感じ
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.6

けっこう端折ってるのか、展開がやや唐突で少しもったいない気もしたけど、愛に溢れた人だったんだなぁというのは凄く伝わった。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.6

前半コメディ色強め、後半けっこう真面目な展開で笑ったりしんみりしたりできて、飽きない。最初っからやめときゃいいのに…やはりロクなことがないんだなと痛感させられる作品だった。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

めっちゃ笑った。テンポもいいし何も考えずに楽しめる。ライアン・レイノルズってこういう情けない役がホント似合う。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.6

ロシア怖すぎ。今でも普通にこういうことしてるんだろうなぁ。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

「オペレーション・フォーチュン」もガイ・リッチーっぽくなかったが、これまたガイ・リッチーっぽくないシリアスでバイオレンスな雰囲気。おふざけは控えめで音楽は重厚感があった。そしてけっこう面白い。最後まで>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.2

ヒュー・グラント目当てで。キャストがパッとしないが、まぁまぁ楽しめる。ガイ・リッチーっぽさは控えめな気がした。最近のガイ・リッチーはあまりおもしろくなくなってきてる気がする。全体的にミッションインポッ>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.3

もうひと展開欲しかったかも。意味深な展開で引っ張る割に肝心なとこは見せてくれない。ただギリギリ現実的に有り得そうな出来事ではあるなぁと思った。