粉雪さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

召使(1963年製作の映画)

4.0

いや〜、何ともおぞましくも恐ろしい。
不気味、不気味。

何故にこうなってしまうのか?
誰にも救えないのか?
犯罪じゃ無いのか?

なんて事は観ている間、考えられないくらい不気味な世界に引き込まれてし
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明りを灯す人(2010年製作の映画)

3.3

もっとほのぼのした映画かと思ったら、なかなかの胸糞映画でした。

キルギスの事をそもそもそんなに知らないので、えーっ!と思う事ばかりでしたが、その中でも自国の文化、土地、人民を中国資本に売り渡す輩には
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七人の無頼漢(1956年製作の映画)

3.5

寝る前に何か短い映画を…と探していたら、あった!78分とな!

オープニングの曲がとても物騒な歌詞で、なんか凄いな、と思いながら聴いていたが、ほぼ歌詞通りのストーリーでした😅。

なかなか面白かったけ
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サイレン(2017年製作の映画)

3.0

思えばこの世はすれ違い。
こんな事は意外とよくあるかも。

津川雅彦さん、久しぶりにお目にかかれてよかった。

気分転換に丁度良いショートフィルム。

オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)

3.8

まるで小説の世界に入り込んだようだった。
19世紀の世界観が見事に再現されている。

音楽もその世界観にマッチして良かった。
オープニングとエンディングの本の挿絵のようなイラストも雰囲気があって良い。
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愛と死をみつめて(1964年製作の映画)

3.0

字幕を読むのが嫌だったので、録画しておいたこの映画をコロコロ寝転びながら鑑賞。

オープニングの歌、吉永小百合さんが歌ってるのか。歌も上手なんだな…と聞いていたら、あれ?この歌詞、既にネタバレじゃない
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あなたへ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく景色の美しい映画でした。
そして、個人的に色んな事を思い出させる映画でした。

冒頭の富山の立山連峰。
あー、富山だー、とハッとしました。

去年の12月10日、富山に単身赴任中の夫が軽い手術
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Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

-

アリアスター監督のショートフィルム。
タイムラインで流れてきたので見てみましたが、相変わらずの家庭の地獄で…😱。

よくこんなの考えつくなぁ…。
美しい音楽、台詞無し、でも流れるようにストーリーは綴ら
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愛と死の記録(1966年製作の映画)

3.3

暗い題名、暗い音楽のオープニング、
一転してはち切れんばかりの若さ溢れる青春を送る渡哲也と吉永小百合。

昭和の演出は見ていて少し気恥ずかしいくらい天真爛漫で、ちょっとひるむ。

が、中盤から物語は一
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スパルタカス(1960年製作の映画)

3.6

追悼、カークダグラス。

その長さ故、鑑賞を後回しにしていたけど、レンタル店で見つけてしまったのでタイミング的に今しかないでしょう、と。
昔、見たような気もするが、内容はさっぱり覚えておらず。でも代表
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.3

「物凄く疲れている時は、暗い映画を」というのはこの前見つけた持論。

息子の大学受験のストレスで神経やられてる私。
私が受ける訳では無いけど、お金を払うのは親なもんで…。
まあ、色々疲れます😔。
ラス
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舞踏会の手帖(1937年製作の映画)

3.3

登場する過去の男性、多すぎないか?
当時の名優揃いだそうだが、延々と続くので途中で飽きてしまった。
もう、ええやん、と思いながら、頑張って見ました。

主人公の女性は、ラストの舞踏会で若い娘が母親に好
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.5

サービスストーリーかな。

オーソドックスなシャーロック達も素敵!と思っていたら、ドラマの現実とリンクしてるのね。

ちょっと興ざめしてしまった。笑

でもその捻り具合も含めて、サイドストーリーとして
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十三人の刺客(1963年製作の映画)

3.8

なかなかに面白かった。
昔の映画の方が、言葉使いといい、佇まいといい、侍らしく見える。
昔ことばのナレーションや、日本の楽器を使った音楽も良い。

ラストの見せ場もなかなかの迫力。

しかし、片岡千恵
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向かいの窓(2019年製作の映画)

3.5

同じくタイムラインで知り、見てみました。

夕暮れ時、薄暗くなって家々に明かりが灯り出す頃、電車の車窓からそれを眺める時ふと思ってしまう。

「この明かりの数だけ人が住んでいて、それぞれの生活があるん
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Hair Love(原題)(2019年製作の映画)

3.5

幾度となく、タイムラインに流れてきたので見てみました。じんわり心温まる優しいお話。

笑えるシーンもあり、しんみりし過ぎないのが良い。

でも、この娘、毎日髪の毛洗うの大変だろうな、とか思ってしまった
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海外特派員(1940年製作の映画)

3.5

なかなか面白かった。
時々、クスッとさせるユーモアがいい。
映像もダイナミックで楽しめた。

でも今となっては、ラストのアメリカ賛歌が時代的に合わなく感じて。

それぞれのキャクターに通じる己の信念の
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.5

現代のお伽話、といったところかな。

なんとも言えない歌が魅力的。

ジャックパランスが怪しい。笑

つまらなくは無かったけど、私にはまあまあかな。

この作品に感動する心はもう、持ち合わせてなくて。
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トラウマ、克服‼️🙌

再レビュー。
以前、この映画、幼い頃テレビで見てリンチシーンに吐いてしまい、トラウマになったマカロニウェスタンとレビューしましたが、
「今なら、見れるよ!」
というフォロワーさ
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

2.5

見始めてしばらくして、嫌な予感がした。
題名と裏腹に、不幸な予感しかしない。

ラザロのいかにも宗教画に出てきそうな横顔も気になる。

思わずディスクのカバーを見て、上映時間をチェックした。

止める
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.9

いや〜、面白かった。

途中、これアクション映画だっけ?みたいな箇所もあるけど、コメディ要素もたっぷりあって、でも最後には、ちゃんとシャーロックホームズになるんだなぁ、と思っていたら、やってくれるなぁ
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.8

小学生の頃、毎週、図書の時間というのが2時間あって、ひたすら図書室で本を読む授業なのだが、有名な児童文学集や、子供向けに書かれた推理小説集など、その時間に読みふけった。

シャーロックホームズもそのひ
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少年と自転車(2011年製作の映画)

3.8

えっ、と思ったラスト。
これで、終わり?

どうしても、その後を想像してしまう。

シリルにどうか、幸あらんことを。

身につけている赤い服が、鮮やかで、目に優しくて。
そして、寂しくて悲しい。

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

我が家のレコーダー内蔵テレビ、購入してそろそろ10年。
近頃、レンタルブルーレイを読みとってくれません😢。
この作品もブルーレイで借りてきて、昨日見ようと思ったら、どうしても見られなくて。
これで連続
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.8

タイムラインに流れるパッケージに惹かれて鑑賞。
モッズもロッカーズも知らなかったし、ザ・フーは名前しか知らなかったけど、主人公の若者の痛く激しく苦しい怒りと、厳しい現実は充分伝わってきた。

スティン
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イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昔、見た覚えがあるが、忘れてしまったので再鑑賞。
フィリップノワレは、フランス語で台詞を言ってますね。イタリア語の吹き替えだけど、お芝居している時、役者さん同士は違和感ないのかな?とふと思ったり。
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サムソンとデリラ(1949年製作の映画)

-

多分、これ。
子供の頃、TVで鑑賞したはず。

当時はラストが迫力でドキドキしたけど、今見るとどうなんだろうか。

見たいような、そうでもないような。
とりあえず、記録。

ユリシーズ(1954年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

カークダグラスはかっこいいな。
神話の時代の人物を演じても違和感なし。

アンソニークインはちょっと胡散臭いなぁ。

子供の頃、TVでこれと同じようなハリウッド製の神話っぽい映画を見たなぁ、と思い出し
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巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

3.8

なかなか洒落ていて面白かった。
古い映画だけど、笑いあり、人情あり。
ストーリーも良かった。

音楽も台詞も効果的に使われていて、時々サイレントのようになって、観客に想像させる。
映像も汽車の煙や、暗
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ミネソタ無頼(1964年製作の映画)

3.5

昨日は熱もないのに体中痛くて1日起き上がれず。原因不明。疲れが溜まってたのかなぁ?
今日もあまり本調子でないので、のんびり見られるゆる〜く短い映画をと、この作品をチョイス。そんなわけで、あまり期待して
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

IMAXか迷ったけど、この映画は音が命だろうと思って初めてドルビーシネマに行ってみた。

そしたら凄い音にビックリ😳!
スクリーンはIMAXより小さいけど、映像は鮮明で美しいし、こんな劇場でこんな映画
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軌道の上の恋(2013年製作の映画)

3.5

タイムラインで見て、面白そうだったので早速。

いつの世も、母親は愚かな…。
気持ちもわかるのだけどね…。

ラストが美しくて切なくて。

それでも2人は幸せそうで、それがまた切ない。
なんとも言えな
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.8

♪どうか去らないで、愛しい人よ〜♪

「真昼の決闘」という勇ましい題名には似つかわしくない女々しいテーマ曲に、オープニングから違和感を覚えたが、そもそも、これは決して勇ましいストーリーではなかったのだ
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

古い映画だからなぁ、と思っていたけど、面白かったです。

えっ!そういくの?みたいな連続で引っ張り込まれました。

てっきり冒頭の英国人2人組が活躍するのかと思ってたから、あれあれあれ??って感じで…
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.0

アメリカやイギリスではヒットしなくて、日本では大ヒットした、というのは知っていたが、確かに正直退屈だった…。

もうちょっと違うものをイメージしていたので、ビージーズのPVとしては良いかもしれない。
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ロビン・フッド(1991年製作の映画)

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タロンエガードンの「フッドザビギニング」の宣伝を見てから、
「確か、昔、映画館でロビンフッドの映画を見たなぁ。何だったっけ?」
とずっとモヤモヤしていたが、色々探して年代的にも絶対これだろう!と。
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