ナポリさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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一度死んでみた(2020年製作の映画)

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コロナ禍真っ只中の公開だったな。本作の予告を見たのを最後くらいに、2年ほど映画館から遠ざかった。そう、一度死んでみた。でも生き返らなかった。映画もドラマと同じく配信でいいじゃんということになった、私の>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

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ダイアンキートンをどう位置付けるのかと思ったら、、、しっかり脇でした。基本『マイインターン』的なアレ。クライマックスに役者を思いっきり走らせる(しかもヒールで)のもあるあるー。日本語タイトルに至っては>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

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結局ムーミントロールが後世に生き延びたわけで、それがトーベの人生を象徴する遺産だったんだと納得した。ヴィヴィカとの葛藤の終焉にトゥーリッキが登場して救われた。エンディングの踊る映像が活きている。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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本当に音がなくて、目を澄ませて見ていました。
岸井ゆきのさんの顔がテレビと全然違うのが凄いなぁ。

女であること(1958年製作の映画)

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玄関から地下に降りる逆転の家、ミステリアスな場面に奇妙に明るい音楽、子どものような娘にありえないほど振り回される大人たち、まさかの妊娠などなど、予想の斜め上をいく展開に価値観が揺さぶられる。それにして>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

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若き弁護士が自分の家族に残そうとしている遺言の中身を聞いたラッキー、遺言があってもなくても死ぬ方のあんたは変わんないよねって。確かに!ただ死にゆくのみ。

告白(2010年製作の映画)

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のんさん見つけられず。松たか子史上ベストかもしれない。

晩菊(1954年製作の映画)

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杉村春子の家に上原謙が訪ねてくる。そこから二人が並んで杯を交わすシーンからが成瀬の真骨頂。お酒の注ぎ方に女の来し方が仄見え(商売っぽい!)見つめる男のカメラ目線のアップ(色っぽい)。角瓶を男が一人で飲>>続きを読む

愛のお荷物(1955年製作の映画)

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セリフが多くて目まぐるしいけど思いの外面白かった。いわば下世話なネタを世相にオーバーラップさせて描く手だれっぷり。三橋達也入社第一回とわざわざことわって、講談から殺陣から二役までさせ、大奮闘なのか大試>>続きを読む

続・飢える魂(1956年製作の映画)

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友情出演のフランキー堺まさかの予言フラグ!最後は轟友起子の貫禄勝ち。金子信雄の妙なキャラが救いでしたよ。

飢える魂(1956年製作の映画)

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各方面の要求にてんこ盛りで応えてる器用さったら。寝台列車まで駆使した各地の観光地巡り、二組の道ならぬ恋模様、商売敵に子供たちの反乱などなど。お母さんたら大学生の息子の前で堂々と色っぽいお着替え。洞窟の>>続きを読む

わが町(1956年製作の映画)

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これを三十代後半で撮っているとはね。スピード感と構成の確かさ。そして印象深い演出。写真館のウインドウでお父ちゃんとお母ちゃんに会わせるところなんか泣いちゃう。
『幕末太陽伝』と『洲崎パラダイス赤信号』
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

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家の配置の意味がイマイチわからなかった他、幾つもの違和感がミソ、のような気がする。そして通常の3割増しのスローペース。役者のみなさんが皆キモくて一層怖い。ありそうな住宅地、いそうな人、実在の事件が思い>>続きを読む

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

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確か3回目。見た時の年齢によって見えるものが変わるのは秀作の証拠のような気がする。
ジェシカタンディの頑なさが理解できるようになったのは発見だった。「友達だ」と手を繋ぐところ、お手伝いさんのアデルが急
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

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姉妹友人子供が効果的に配置されている。三世代の時代風俗がきっちり描き分けられているのに、メタで見せる構成が凄い。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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菅田将暉はとても芝居が上手い。特に最後の方ファミレスでの泣き比べ。ひやああ。
見るたびに違う役がそれしかないってくらいで感心するわ。

地獄の花園(2021年製作の映画)

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ギリギリ攻めてるなーと思って最後まで見た。疲労困憊したのか爆睡。

ファースト・ワイフ・クラブ(1996年製作の映画)

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本人役のカメオ出演多数とか当時の流行りものなんかがセリフにも散りばめられているような感じだけど半分も分からず。90年代はすでに古典だわー。ダイアンキートンを追っかけてるけどホントに何を演っても感心する>>続きを読む

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

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ナンシーマイヤーズ、この大御所二人を、時に大人らしく時に初々しく自在に見せる手腕が「マイインターン」に結実するわけか。後半ややもったりするけど、パンケーキ焼くシーンとか老眼鏡交換するシーンとか上手いな>>続きを読む

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

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毎日同じ事を続けることの尊さよ。姪と暮らす叔父さんにとってのこれ以上ない幸福。三人のデートが微笑ましい。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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さまざまな音がとても効果的に使われる。お祭りのアカペラ、波と風の音、暖炉で絵を焼く音、ラストシーン、そして無音。印象的なシーンもたくさん記憶に残る。圧巻でした。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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映画を作らずにいられない、ピアノを弾くためにお皿は紙で使い捨て、IBMを最優先、、それぞれが自分に忠実なんだわ結局ね。でも家族でもある。おじさんや妹の描き方とかもファクトなんだろうな。それをフェイブル>>続きを読む

私の男(2013年製作の映画)

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二階堂ふみでなければ成立していないですね。怖い怖い怖い。

シッピング・ニュース(2001年製作の映画)

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原作は滋味深くてとても良かったけれど、映像はリアルが時に刺激的すぎる。ケイトブランシェットとか。風にさらされ島の端に立つ一軒家はメタだな。

ある男(2022年製作の映画)

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小説の奥深さとはまた違うリアリティがあって、役者さんがそれぞれ適役。柄本明は常に怪演!でも、あの絵画の使い方どうなんだろう。全部持ってかれてるような。

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

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ケイトブランシェット!本当にエリザベスだった気がするほどの。

別れる決心(2022年製作の映画)

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場面ごとに惚れ惚れするほど美しいと感じることは多いんだが、内容を理解し切れず。

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

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妙なサブタイトルのせいでこの迫力のドキュメントが矮小化されてる気がする。多少端折ってるところがあるとは思うけれど、壮大な計画の映像ならではの記録に圧倒され、人間も自然の摂理の中で生きているのだと実感す>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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一回見ただけでは消化しきれない深さと奥行きのある作品。韓国の個性的な俳優たちと是枝監督との微妙なバランスを、素晴らしい音楽が繋いでいるのがとても良かったけれど。もう一度見てちゃんと腹落ちさせたいものよ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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ここまで撮ってたのと言う驚きが幾度も。演出も過剰でなく、栗山監督、源田、佐々木そして大谷に魅せられた。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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サラ役の子の顔が後半どんどん変わっていくのが面白い。明日になればすべてリセットされるから何でもやってみるのか何もしないのか、深遠な問いだ。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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通し見できなかった。気づいたらエンディング。