しまちゃんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.6

一作目のドクター・ストレンジの傲慢さが、シリーズを重ねるごとに人のためのものに変わり、なんでも自分でやるのでは無く人の助けを借りることを知るきっかけとなった作品だったなーと思った
グロさとかカオスさが
>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

4.1

コメディとアクションがノンストップで最高!単純な正義と悪がある構図ではなくて、後半にかけてまとまっていくややこしさがおもしろくて映画としても普通に楽しめました

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

大人はもっと子供の意見に耳を傾けるべきというメッセージにする上で、親子関係ではなく甥と叔父という関係で描いた点で秀逸だった。
子供は小さい時の記憶をわすれてしまうものだけど、「叫ぶことの普通さ」を知っ
>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.7

全員ダサくてリアル〜!この感じの青春を黒歴史だって言ってる間はまだ子供だと思う。

The Hand of God(2021年製作の映画)

3.8

多感な時期の日常と悲劇、夏のナポリの美しさにクラクラする。兄弟で悲劇の受け方が違うけど、同じ悲しみをそれぞれ自分のものとして持っているのが印象的だった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

何気ない日常に潜むおっさんがめちゃくちゃ強いパターンの映画は無難に好き。アクションカーチェイス銃撃戦のすべてがおもしろかった。無駄がない

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

ギレルモ・デル・トロ×フィルム・ノワールの完璧な地獄… ブラッドリークーパーの顔がずっとかっこよかった

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.7

拗らせと感情的の最高潮みたいな時期の女の子、大人にはない素直さとわがままさがあって、絶対に共感できるそういう記憶がある

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

シンプルにおもしろい
笑い要素もなかなか斬新で面白かったり、話のライトさとかキャストの豪華さとか色々あるけど、どんでん返しはもっと意外性を持っても良かったかも
ダニエルクレイグかっこよすぎ

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

言葉の説明がなくても、こんなにも伝わってくる。何もしない夏の午後が同時に強く残る作品でした。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

ちゃんと面白いしちょっと感動するし映像レベル高いしすげー!楽しい

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

宗教をきっかけに殺人鬼になる若者たち、お客様の安心のために宗教上尊厳であるターバンをはずす確認をとる従業者。人の思い合いが宗教の枠を越えたり越えなかったりするんだなと思った。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

音楽に対する好きと映画に対する好きのどちらにも刺さった映画でした。ストーリーはシンプルだけど大好きな内容で、当時のロックが主人公の服装や生き方のルーツになっている点では羨ましさを感じた

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

コーダの気持ちを完全に分かることはできなくても、当事者とそれを取り巻くキャラクター全員にそれぞれの心があるということ。愛に溢れた人ばかりでした。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

誰かとの別れを繰り返す中でその時々にあった多幸感に嘘はないし、それ以上でもそれ以下でもない「ちょっと思い出しただけ」という表現に人生の楽しさを実感した

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

過去と創作が織り混ざった、これでもかというほどのフランス情緒に拍手喝采でした🇫🇷どこか寂しいけどユーモラスなキャラクターが良かった

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

可愛さ100点…!!!!おしゃべり早すぎなのと画面可愛すぎるのでマジで字幕終えへん
スキーのシーンとかおもろくて好き

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

ゴーザの造形が前衛的すぎる
マシュマロだらけちょっと嬉しい

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

フィルの人柄ゆえに孤独を強く感じ、ピーターとの出会いからカンバーバッチの表情演技に胸を打たれながら、セクシュアルから解き放たれた話だと分かった時、すごい映画だな…と。

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.6

本当にクソすぎるからこそ、思っていることを言わないと。言葉の虚しさはあるけど、それでも、言葉にしないと感情も不確かなままだよ!!って感じ

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

同族経営ってあんまり良い展開にならないのかなって思わざるを得ないほどに権力争い。オシャレで性格の悪いギャング映画を見ている感じがしたけど、GUCCIに対して嫌な感情が芽生えるというよりも、むしろ少し興>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

これほどにエンタメになり得る人生が実際にあったんだと思うと凄すぎる
感動ムービーでまんまと泣かされ、お笑いというものの純粋さに今日も胸を打たれる、、、

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず豪華
違う俳優の過去作をマルチバースとして捉える脚本のおかげで夢のような合作が完成したという感じ。ネタバレ回避して見たから興奮度が高かったのもあったし、過去作の打ち切り等で残ってたモヤモヤや
>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

描写の悪どさ、ヴェノムのコミカルさなど一作目とちょうど同じくらいの面白さでした
トム・ハーディ大好き

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.8

★スパイダーマン履修
ウィレムデフォー迫真の悪役

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

傷つくことが怖くて動けないのに、あの時私たちは傷つくべきだったって思う日が来るのも怖い
物語の面白さにとらわれず、会話劇が面白い芯を食った映画でした。何故かめちゃくちゃ感動する

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

この手のホラーを60年代ロンドンに焦点を当てていたので当時の煌びやかさが共存していてほんのりとトラウマ感ある。夢見る女の子がどの時代にも女性搾取の壁にぶち当たるのどう考えても悲しい

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.6

神話規模の話なのにめちゃくちゃ人間ドラマだったのウケた
シンプルにキャラクターが多くて面白いけど、人数が多い分1人にあたるスポットライトが少なくて惜しい
クロエジャオと地平線の相性の良さ…

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

事実を追求する警察ではなくドキュメンタリーディレクターという視点だからこそ、視聴側も最善と正義についての選択を考えさせられる構成が成り立っていてすごい。
あらゆる虚実の中でそれが他人事かどうかによって
>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.4

ずっと奇妙な世界が続く為、軸であるチャーリーが教科書すぎるところに安心を覚える。と言っても、「ここのものはすべて食べられるのだよ」とか「透明のエレベーター」とかめちゃくちゃ胸がときめく要素がいっぱいで>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

まともに見せているだけで全員本当は普通じゃねえだろ!って思ってるので、社会が言う普通というレールに気づいたら歩いてたというのは悲しい