しまちゃんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

左様なら(2018年製作の映画)

3.7

大人になっても 大人ぶるのが上手くなるだけかぁ〜そうだよなぁ

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.5

感動の要素が韓国っぽいな〜と
芯があって顔が良かったらなんでもいいってなるよね

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

期待をわずかに上回ってきた!
ウェンウーのヴィラン像がよかった。心の奥底に孤独を抱える悪者ってなんか好きなんですよね…
シャンチーやケイティの人となりも好き。MCUにおける英雄が現実世界に潜んでる
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.4

しみじみとくる作品でした。
お酒は悪いものという着地をするのかとハラハラしたけど、怖さだけじゃなくて楽しさ良さも写してたので納得できた。
最後のマッツの踊りが本当に素晴らしくて、かっこよすぎて、涙が出
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海街diary(2015年製作の映画)

4.1

複雑な家庭環境を持ってしても、姉妹それぞれの人柄や絆みたいなものを感じられて、それらが重くなくてあざとくもない、爽やかで暖かいものに感じた。存在するキャラクターすべてにそれぞれの心があるよね〜と思えた>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.8

ディズニーのすげぇぜシリーズ
トイストーリーのゲーム版的な面白さ・ワクワクさと、悪モノの存在に触れているメッセージ性を兼ねていて、この教科書感がさすがディズニー映画だぜ!ってなる。
コンセントの線で移
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.9

界隈で話題になってると聞いて視聴。なるほど…となった。感動ものとして名が知れているけど、結構ギリギリまでそれに気づかせないのシンプルにすごいと思う。
ポスターやタイトル、劇中のノリでもかなりB級感を感
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

Promising Young Woman「有望な若い女性」

悲しい現代の風潮を踏まえてたくさん考えた結果が男の片足で終わらされたことが悔しかった。復讐はまだ終わってなかったし、彼らに制裁は下される
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GO(2001年製作の映画)

3.5

後半の方の「そんな話で泣ける時代は終わったんだよ」あたりからの展開はおもしろかった

オールド(2021年製作の映画)

3.8

想像以上にハラハラできて、1つのシチュエーションだけでしっかり映画として成り立たせていてすごい。時間がすぐに過ぎてしまうというベースの設定があるため、あらゆる展開において強い意味を持っているように思え>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.8

好きなやつ〜!
違った性格同士の女タッグって、一歩間違えればすごくサブい感じになってしまうけど、本作は絶妙に最高なラインを突いてきた凄映画でした。
主演の子2人の演技・アクションはもちろんのこと、セリ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.8

馬鹿らしいなと思うのは実は浅はかで、関係を続けることは性欲以外もつなぎとめたいからなんだよな

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

とても丁寧な作品だった。
2時間の映画に収めることはできたかもしれないけど、この答えを得るには3時間という尺が必要だったと思った。長い旅だったけど、体感は全然長くなかったな。
自分という存在の不確かさ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.4

明るくて楽しい青春のように見えて、もっと様々な思いを乗せた、芯を食った青春の映画という感じ。あらゆる方面から痛みとか無限を感じられる凄映画。私もデヴィッドボウイを流しながらトンネルを抜けたい。

「は
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

始まりから独特な見せ方に引き込まれ、変に最高な終わり方をする社会派バトルロワイヤル的な映画。不必要な要素を取り除いた89分。静と動の使い方や展開の持っていき方などから、他と違いを見せつけられたような感>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

お盆に鑑賞🎥
メキシコの伝統や文化と死生観、音楽の重要性が素晴らしい融合を果たしている映画。二度目の死や祭壇の大切さ、お供え物の意味など色々と素敵な考え方だなと思うところがたくさんあった。
ママココ可
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

とにかく楽しい!
コメディタッチ×グロは不快感なく見れるから何も問題ないな〜
ワルの人たちなのか?って思ったら、最後はなんかいい人たちだったのでそこの一貫性の無さは引っかかったけど、正直ストーリーなん
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

いろんな種類の動物が一緒に暮らしてる町おもしれ〜と思って見てたら、その点もちろん問題にはなってくるよねというところをガッツリ取り上げてて納得した。
主人公のうさぎが一貫して素直で性格が良いけどそれでも
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

余命宣告という絶望を受けてから人は「どう動くべき」なのか?という本筋の映画なのかと思っていたら、単なるそれではなく、死にゆく者が生者に「生きる活力を与える」という点で一線を画す作品でした。

宣告を受
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.2

タランティーノの作品って後半にかけてじわじわと見せ場が出てくる感じがクセになる気がする。大体死にまくるけど。
西部劇テイストや清々しいまでの血糊祭りやド派手な爆発シーンなど、映画のかっこいいやつをクド
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.1

あらゆるカルチャーや人間愛ってどんな時代の状況下でも間違いなく存在するのに、戦争で愛は消せないのに、イデオロギーは容赦なくそれらを潰していく。
こういった悲しい時代を感じつつ、タップダンスのミュージカ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

最初から最後までついていくのに必死でしたが理解しきれるわけもなく…でもこの複雑さが多くのフォロワーがいる理由なのかなと思ったり…

人間が求めるものの集約は無垢だよ〜って感じのメッセージがありながら、
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アラジン(2019年製作の映画)

3.7

「見た目をいくら見繕ったとしても中身は変わらない」「女性が活躍をするという多様性」「助け合い尊重しあうのが友達」「貧富どちらにも思うことがある」などなど、本作はディズニー映画特有の強いメッセージ性をか>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

この映画では男性や社会に対する不信感が必要以上に強く感じられるが、これが紛れもなく17歳の瞳に映る世界だということだった。セリフが少なく凄まじい表情映画でした。
カウンセラーによる質問のシーンでは、そ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

なんでもありかよ!となった
閉塞感のあるアスペクト比といい美しくも恐ろしい白黒映像といい不安を煽る霧笛の音といい…ウィッチのような怖さとは種類が全然違って、なんとも狂気的かつ珍妙な映画でした。
何週間
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

若者のドラッグ系なのでくだらね〜って思うとこも多々あったけど、A24の写す90年代のアメリカが良くないわけもなく、視覚的にはかなりロマンある映画と思えた。
ハンター嫌いになれないのと、町の少年が語り手
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

ライトハウス見たいしウィッチ履修しよ♪って軽い気持ちで見たらめちゃくちゃ怖いやつでした
ブラックフィリップに操られた7つの大罪とか、麦角菌による家族の幻覚だとか、いろんな考察がされているけど、所々の謎
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.1

シビルウォーの後でインフィニティーウォーの直前というタイミングに、人知れず自身の過去と向き合っていたことがかなりアツい。
ナターシャの性格がモロに伝わるようなストーリーなのが良かったのと、なにより至高
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花様年華(2000年製作の映画)

4.3

映像のどこを切り取っても美。
構図とかカット割とか技術面において高度すぎると思った。当時の服装やインテリアなどすべて魅力的で、視覚的満足度がとんでもない。

直接的な描写や台詞がないところ、一線を超え
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

母親像って優劣以前に100人いたら100通りだと思うし、そこに幸せの定義なんて無いことが前提の上で、ある親子の一夏の物語を覗いたような感覚。同居人たちのこともきっちりと描かれていて、シンプルで丁寧な作>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.7

激シビれ映画体験をした
歌詞(日本語訳)と音の強度、身体表現など全てに鳥肌が立つ。終わってからもドキドキした、これはすごい…
トーキングヘッズもデイヴィッド・バーンも全然知らなかったのに最後まで楽しめ
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あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

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私は天気が悪い日に雨の中ではしゃぎたいなとか普通に思ったりします。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

4.1

ロクでもない狂人たちが、育ちや環境を辿れば暴力の時代が生んだ悪魔だった場合、人間はどのように向き合うことが正しいのか。同じように暴力で制することが正義なのであれば、殺しの連鎖は続いてくのでとても恐ろし>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.7

激イタデリヘル嬢達の群像劇
女たちの笑顔も愛情も怒りも叫びも全部が痛々しかったけど、見てて暗い気持ちにはならない不思議な感覚。みーんな、それでも「生きていく」んだよな〜人間だな〜となる。
伊藤沙莉と女
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.6

認められるということに中毒になる人って、今まで正当な愛情を受けずに育ったんだろうなと思ってすごい物悲しかった。精神的な自立をしてるかしてないかってほんとに重要。
男と女の嫌な部分がわかりやすい映画でし
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

若干ごちゃついた現代版の麻薬ビジネスの話を"名探偵のタレコミ"でストーリーが進むため、「テンポよく観れる構造」がガイリッチー節だなぁと。
こういうの観たいなと思ったものをしっかり見せてくれるのってすご
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