しまちゃんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.2

最初から最後まで、世界観にのめり込むように鑑賞できた。
“自分自身との対峙”というストレートなテーマの中にあるシロの存在や、二人の関係性などが良かった。
シロの声をしていた蒼井優がすごくて、「こんなこ
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

素直に面白い!
グロシーンがコミカルで邪魔にならなく、アクションシーンを爽快に楽しめる。ストーリー展開もちゃんと面白い。スパイ映画かっこいいハマりそう

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.1

タイプの違うスパイコンビによる掛け合い、最初と最後のカーチェイスなど、そうそうこういうの見たかった!!ってなった。ここでこの音楽使うのかー!とか、女の服が全部可愛いなぁ〜とか、いちいちセンスがある。続>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

思っていたより気軽に楽しめる系でした。興奮度は期待しすぎた感により少し低いが、特徴あるキャラクターいっぱいで楽しい。でもなんかちょっと仲悪い系のノリがあんま好きじゃない
とにかく使われてる音楽が本当に
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

それぞれにそれぞれの人生があって、バラバラの事情を持っている。身も心もすり減っていく現実から逃れるかのように、スケボーという娯楽の場で時間を共有した間柄だったからこそ撮れた奇跡みたいな映画でした。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

大阪でのフルIMAXにて初見
話のスケールも凄いが、映像の迫力が桁違いでした。特に音の圧が凄くて席揺れてた…。そして唐突な無音もある意味爆音だということを知った。
ここまで壮大な絵作りなのに最終的には
>>続きを読む

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.7

セリフとテンポが小説を映画にした感じゴリゴリでした。が、これが結構良いです。なんせストーリーが凝ってて面白いし、興味深い言葉選び。緊迫した状況とは裏腹にゆったりとした歌を歌うの良かった

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

内容とか進み方は案外シンプルだが、ビジュアルや起点に「面白い発想だな〜」と思う点が多かったり、キャラクターの関係性とか最高だったり。アクションのダイナミックさは最初から最後までめちゃくちゃ興奮モノ。>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.6

片思いの苦肉をテーマとして、多彩な撮り方で魅了する映画だった。現実離れしたおしゃれさだけど扱われてる心理描写はかなり身近なものだったな

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

推しが主演で出てるので映画自体の評価を冷静にできないのは承知の上とは言え、見慣れないBL描写も「ラブストーリー」として観れたのは、監督の魅せ方と主演二人の美しさによるものだと思う。
今ヶ瀬の表情や声か
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

音楽良し、16mmフィルム良し、兄弟描写良しのとても好きな映画でした。90年代LAのストリートカルチャーが常に蔓延ってて、服装にしても髪型にしてもすげぇかっこよかった

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.9

不穏な雰囲気と全体的な撮り方のおしゃれさが印象的。
この映画は、人の死に対する意識と時間の感覚のメタファーだという考察を読んで腑に落ちた感じがした。
個人的には「ちゃんと怖いやつ…」ってなってずっとビ
>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.7

138分という長さで最初から最後までずっとうまくいかないことばっかり。そんな中での唯一の光や絶えない挫折、それにすがる主人公、全部すごく綺麗に写ってた。
映画って何かこの後に起こることの暗示であるみた
>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.8

シャイア・ラブーフの自伝的映画で自身が父親を演じている、という事前認知だけでずっと心が震えてた
ノアジュプくん演技上手すぎるし、映画全体として消化しきれない感じがまたリアルだったな、、、

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.3

カーアクションが最高なのは言うまでもなく、くだらないガールズトークもずっと聞いていられる。前編の方のラップダンス、ゾーイの異様な身体能力、痛快すぎるthe endなど、抜群にセンスのある“最高”が散り>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.9

くどさのない最高にイカした100分映画。
話の展開的にも最初の会話シーンの心地良さが強調されたな…
それにしてもタランティーノの時系列の構成の仕方マジでクセになる、要所要所に垣間見えるおしゃれさも大好
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

4.0

夢を追うだけじゃ現実はどうにもならないということ、このままじゃ自分が壊れてしまうと気づいた時「変わってしまったのは私」と表現するさきちゃん、わかっていたけど辛かった
この物語のようなことを肯定していて
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

再鑑賞!
残虐な設定とは裏腹に、ライトに話が進んでいくのがとても好み。ストーリー自体すごく面白い映画です。
私もずっと続けばいいなぁって思う瞬間のためにだったら生きていけるなと思う。
民間医療が凄すぎ
>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

すごいよかった…
これは見とくべき映画だと思った
車のシーンが大好きです。冒頭にブルースウィルスと約束をしたので口が裂けても“ある秘密”は明かせません

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

主人公だけじゃなくそれを取り巻くみんなのストーリーに視点を置いていたのがよかった。「相手を知りたければ相手を知ること」結局はこれが全て
#ノアジュプの可愛さが規格外

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.4

「刑務所を出所した狂人が、とたんに見境のない行動に出る。」これ以上でもこれ以下無い話
ストーリー自体は期待しすぎた感が否めないが、
音の使い方とカメラワークはかなり良かった

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

数あるジブリ作品の中でも小さい頃から何度も観てた作品の1つで、この歳になって大スクリーンで観れて泣いちゃうかと思った。
どこを切り取っても最高なのだけれど、中でも海原電鉄シーンはマジで至高。色味や音楽
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

映画館に見に行ったのにレビューし忘れてたことに3ヶ月越しで気づいた。
とにかく今までに味わったことのない奇妙さでおもろかった。ある意味ハッピーエンドでもありやっぱバッドエンドだなと思った
とにかく終始
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

ふつうに結構面白かったし楽しかったから映画館で4DXキメたかったなと後悔した
終わり方がオタクの性格すぎて笑った
全体的にもうちょっと知識あったらより楽しめただろうなぁとは思った
「俺はガンダムでいく
>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.6

伏線回収系にしてはパンチは弱かったけど、やはり切ない家族ものはずるい…
サムが可愛かったからすごく悲しい

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

WOWOWプライムにて再鑑賞!シャロンテート事件を認知してから見ることを勧めます。
ひたすら最高!何よりもブラピとディカプリオの陰と陽の関係がたまらなかったな…ヒッピーを暴力で制したクリフは最後のシャ
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

4人の女の子兄弟の物語の中にある恋愛観の相違は痛くも現実的だったな
昔と今の時間軸が交互に流れることで沸き立つもんがありました
とてもいい映画を観れた

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

結局お祈りは「誰かのため」じゃなくて「自分のため」なのかもなと思ったり。イエス様とか礼拝とかカトリックとかそういうのに対する主人公のテンションが私と似てた。
映像美が強すぎて見惚れるシーンが多かった。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

デッドドントダイ「死人は死なず」という若干重めなメッセージをゾンビ映画に絡ませたやつかな〜とか思ってたら、最初から最後まで異様に生温い空気、超シュールな温度で意外だった。
このテンションの映画にアダム
>>続きを読む

Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.7

考察とかは知らんけどとりあえず音の迫力とか緊張感すごい。手痛そう

Lights Out(原題)(2013年製作の映画)

3.6

たったの3分でしっかりビビり散らかした。みんなが寝静まった後に見なくてよかった

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.8

子供の頃の私にこの作品を見せた親の気持ちがよくわかる。私も自分の子供に見せたいもん、こんなワクワクする映画!
基本的なわかりやすいストーリーの中にちょこちょこ混じってる人間愛とか友情が良すぎるな

イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

最後までちゃんと無敵やったおっさん、普段の優しい顔と人を殺す時の渋い顔どっちもイケすぎてた。コルク抜きで殴るシーンが個人的には一番痺れた。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

根強い人気があるのも頷ける面白さ!
群像劇スタイルで巧妙な時系列の構成とか、長々と続く会話劇とか、世界観含めめちゃくちゃ好き。圧巻のタランティーノ作品…