doradoraさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

南極観測隊に選ばれた海上保安庁調理担当の人の話

【再視聴】やっぱり大好きな作品。
小学校の頃これを見て、料理っていいな、料理って人を幸せにするよねと感じた。今の自分の料理好きの原点になる作品の一つ。
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.8

韓国の人間関係ドロドロ×幽霊ホラー

ホラー映画の特有の緊張感は一級品
ネタばらしのやり方、怖さ演出方法が神がかっていて、めちゃくちゃ怖い!!
洋館の怖い雰囲気×韓国の十八番(人間関係ドロドロ)が見事
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.0

薬物依存症で治療する主人公と猫の話

とにかく猫が可愛い。
作中でもたくさんの人に可愛がられていたように、まさしく“招き猫”である猫のボブ。

見やすくて感動できる内容になっている。
在り来りな内容か
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.5

ショートフィルム〝Light out〟の映画版

単純な設定なのに意外とよくできてる。
3分弱の元ネタ動画をよくここまで引き伸ばすことに成功できたなと、ただただ脱帽。
在り来りなホラー展開ではあったけ
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.5

韓国版ブレア・ウィッチ・プロジェクト×心霊スポット配信

シンプルかつ、怖い
個人的には震え上がれるほど怖かった。
色んなホラー作品見てきたけれど、ホラー的恐怖とは何かと考えた時に、〝分からないもの〟
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド第2弾

単調な話に見えてしまった
シリーズを見る中では重要な内容だと思うけど作品単体で見た時はそこまで感動はない。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド第1弾

コンパクトな大人の駆け引き映画。
展開が早く、見やすい。

007初心者だったのでジェームズ・ボンドがどういう人間か知らなかったけど意外とキザな人間で、
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.1

外国人が日本で復讐する話

タランティーノ映画のアクションシーンは格段にレベルアップしている。
しかし本作はタランティーノのひたすらに〝やりたいことだけ〟を集約したように感じられる映画で、内容はほぼ無
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

何もかもを万引きして生活を作っている家族の話

何が正義か、何が正解か問いかけてくる作品。
主要キャラクターそれぞれが欠けている部分があって、それを補うようにして自分を満たすために、守るために人からも
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.8

カンフーアクション×MCU

シャンチーのCMを見て、期待ゼロで見に行ったら、面白すぎて殴られた感覚に見舞われた。
面白い、とにかく面白い、、


MCUファンは義務。
ファンじゃない人は是非行って欲
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

ワンダーウーマン第2弾

無印のワンダーウーマンではそこまでワンダーウーマンを深く知れなかった印象が強かった。
その反省を活かしてか、本作はワンダーウーマンの魅力がしっかり盛り込まれている。

MCU
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.6

ナチス時代の強制収容所で美しく生き抜いたユダヤ人の話

この映画を一言で表すと、「言葉は現実に」

主人公のグイドが妻へ向けて無線で、愛を叫ぶシーンが特に印象的で、フランクル著の『夜と霧』に記されてい
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

KKKに潜入する捜査官の話

アメリカの黒歴史、差別の歴史を真っ向から描いた作品。
黒人警官とユダヤ系警官がKKKに潜るという一見無謀にも思えるやり方で見事に潜っていく。
潜入捜査官の2人は黒人政治組
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.5

主人公の歪んだ愛と正義で女性を監禁する話

監禁ホラーかぁと思いながら見てたら、方向性がどんどん変わっていった。

行動原理が振り切れてる主人公達を見て、全く共感はできなかったけれど、彼らも〝人〟であ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.3

何も無い日常、詩を書く日々

(本作は映画特有の怒涛の展開に疲れきった人、静かな映画が見たい人にオススメしたい)

パターソン市に住むパターソンは毎日詩を書く。
朝は妻にキスをして家を出て、夜は犬の散
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.5

少女の成長の物語

小さい頃、親が自分の相手をしてくれなくて拗ねた記憶があった。
そんな誰にでもある記憶をくすぐるこの作品は、本当に懐かしさを呼び覚ます。

ゆっくりと成長していく主人公に誰もが心を動
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.2

悪趣味全開戦争スプラッタDCアンチヒーロー映画

バットマンやスーパーマンのヴィランたちがいかに超能力を駆使して戦うか、では無く、いかに登場人物たちの死を〝魅せる〟かに特化した映画。

驚きまくるし、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

難解だけど面白い、、しか言えない映画

「過去」と「未来」を映画で表現することは、ノーラン監督本人が『メメント』でやっていた。しかし今回は〝同時に〟〝違和感なく〟やってのけた。
脱帽、ただただ脱帽。
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第8日の夜(2021年製作の映画)

4.0

仏教修行ホラー

最近のホラーにしては珍しく地味なシーンが目立つ。敵もよく分からないあまり怖くない存在。

しかしそれをカバーする深い構想、古典的な内容を面白く見せるだけの展開、キャラクター性など見所
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THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年製作の映画)

3.4

謎が謎を呼ぶ超常現象スリラー

とにかく博士の顔が怖い。
特殊メイク無しの顔でこれはホンマに怖い。
博士の顔だけでホラー映画として名乗れる映画だが、内容は少々薄め。
2重の謎構造で最後幕を閉じるが、結
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フライトナイト(1985年製作の映画)

4.1

ヴァンパイアと戦うティーンエイジャーもの

純粋に楽しめるホラー作品。
登場人物の成長、斬新な内容展開、クリーチャーのリアルさなど見所満載でびっくり。
見る前は絶対B級映画や〜と思ってたのによく出来た
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

細田守版ミュージカル映画

細田守監督の今まで作品の中でやってきたことをこれ一本でまとめたような作品。
音楽は非常に良く、内容のテンポが早かった。

一部内容が、「○○と○○」を思い出させるものとなっ
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.4

映像文化財としての役割も果たせる、そんな古き良き日本を歩く主人公寅さん。
しかしこの男、罪深い人間である。
夜中に大声で立ちションしながら歌う、妹のお見合いをぶち壊す、人に対して偉そうにものをいう、将
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.5

MCUスパイアクション

ウィンターソルジャーを思い出す見応えのあるアクションもの。
時系列としては、シビルウォーとインフィニティウォーの間の作品。

ナターシャという存在とは?
ナターシャにとっての
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スティング(1973年製作の映画)

3.5

仁義なき男たちの騙し合い

最後の最後まで先が読めない展開には目が離せない。
ギャング VS FBI VS 詐欺師の熱い闘いがそこにはあった。
彼らの人物関係にややクセありだが、内容を読み込めばめちゃ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

ハーレクインのヤバさ&強さ&可愛さが際立つ映画

スタイリッシュに登場し、人物紹介もしっかりしてくれる新規ファン獲得用に作られた映画。
新生スーサイド・スクワッドが面白そうなので履修。
なかなか楽しめ
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フェノミナン(1996年製作の映画)

3.6

謎の天からの光によって天才になった人の話

人はいきなり天才になってしまうと、周りの人に理解されなくなる。周りの人がついていけなくなる。

けれど除け者にされても主人公は周りの人達のためを思う。
最後
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.9

ウォーレン夫婦最強の悪魔と戦う

ウォーレン夫婦の戦いを見続けてきた視聴者はポルターガイスト、幽霊では驚かなくなっている。(マヒしている)そこでジェームズ・ワン監督の工夫が見えたのが、ウォーレン夫婦の
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

5.0

精神病棟でのごく一部の出来事、けど内容はとても濃い

現代社会の歪みを見事に映像化した作品。
歪んだ社会に押し潰され、精神を病んでしまった登場人物達は一見すると異常な人間だと感じる。しかし深く彼らを見
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.9

悪魔界のアベンジャーズ

ウォーレン夫妻の娘さんに焦点を当てた作品。
アナベルを筆頭に様々な幽霊、悪魔なんでもアリのウォーレン家がお化け屋敷と化す。

そんな中でもウォーレン夫妻が居なくても戦う娘の姿
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.9

ウィルス蔓延を止めるための謎解きの話

まさかのダ・ビンチ・コードシリーズ3作目から見てしまうという失態を犯したにもかかわらず、本作はめっちゃ面白いと感じた。
歴史遺物を紐解いて謎が明かされていく感覚
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ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

3.1

ブラックコメディー版ジキルとハイド

ジム・キャリーの怪演がめちゃくちゃ際立ってる作品。
序盤の掴みは抜群だったのに中盤からやや中だるみしてきて、作品の登場人物の目的意思が薄れてしまってるのが少し残念
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.3

アカペラ甲子園に挑む女子たちの話

結構笑えるところが多くて、歌上手くて見てて楽しかった

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.0

バケモノが人間とどうすれば性交渉できるかを描く

宇宙人が、地球でどうアプローチすれば子作りできるか、成長していく様子が描かれていて面白い。
エロさ特化というよりバケモノ映画の側面の方が強くてエイリア
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.3

タランティーノ産ミステリー

登場人物がやや多めでこんがらがった点もあるけどタランティーノのまとめ方、終わり方はやっぱり他の映画と違う突出した部分がある。
その要因の一つである、章区切りの時系列シャッ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.9

人間に擬態できる宇宙人と戦う話

グロさえぐさは1級品。
内容のダラダラ感と化け物の気持ちわるさ(褒め言葉)がマッチしてなかなかいい映画だった。
(他人には勧められない)