doradoraさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

アクアマンのオリジンから海を制すまで

地上でアクアマンが人々を助けるシーンをもうちょい見たかった(アクアマンは海しか活動しないのか?)
DCとMARVELを比べてしまった。DCユニバースはファンタジ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

営業一筋だった中年2人がGoogle社のインターンシップに行く話

パソコンに詳しくなく、所謂〝アナログ〟なふたりがインターンシップで奮闘する様は、見ていてとても勇気づけられた。
ITスキルが無いから
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アス(2019年製作の映画)

4.1

突然自分に似た人達がやってくる…

〝切る〟という行為は映画の中で度々象徴的に使われる。例えば『ハリーポッター』のラスト、ネビルがヴォルデモートの分霊の一つであるヘビを切って物語は終わりへと進む。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

ヤクザとその周りの人々の出来事
(再視聴)

パルプ・フィクションをどんな映画か?と聞かれてもすぐに答えられない。
「ヤクザが強盗を追い返すはなし」
「ジョン・トラボルタのダンスが有名」
「ポスターの
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.3

言葉の海を渡る。辞書を作る。

言葉とは生きている。死ぬ言葉もあるけれど新しく生まれる言葉もある。それは、海で生活する生き物のよう。その海を渡るために船を作らなければならない。言葉を食べて生きる私たち
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.2

家畜豚と少女の話

パラサイトでの〝土地のメタファー〟を見事に使いこなしたポン・ジュノ監督。今回もその技法ががしっかり使われている。
山の上(頂点)で暮らす豚が最も質の良い家畜としてコンテストで文字通
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

医師の起こした奇跡

主人公は研究者として日々病院に勤めていた、しかし難病の患者を受けいれている病院の診察医として新たに受け入れられた。そこでは難病患者に対して現状維持以上を望まない、〝ただ診察するだ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

ナチス・ドイツ時代劇の不謹慎アクション

クエンティン・タランティーノの群像劇は何故ここまで惹き付けられるものがあるのか、不思議で仕方ない。

笑ってしまうほどクサいシーンも、登場人物達の無駄な会話も
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A.I.(2001年製作の映画)

4.0

ビューティフル・鬱・ストーリー

人によっては見方が異なるのかなぁと感じた作品。

ペットを平気で手放したり、子供を虐待する親が問題視される世の中。
人間は化学の進歩と同時に倫理観を捨ていった、、そん
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

ノマドという人生、そして旅

遊牧民と聞くと放牧しながら拠点を点々とするモンゴル人をイメージする。
本作は少しそのイメージとは違い、テントであり移動手段である家畜は車、拠点は家畜の食糧である芝のある場
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.4

音楽のチカラをみつける

落ちぶれプロデューサーと失恋シンガーがNYの街中でアルバムを作る話

街中で作るから、街の騒音や演奏ミスがおきるけどそれを見事に逆手にとって味のある曲にしてるところがオシャレ
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死霊館(2013年製作の映画)

4.4

ウォーレン夫妻VSハイパーお化け屋敷

実在した話を元に作られた
しかもウォーレン夫妻が今まで他言しなかった、ほんまもんのヤバい話。

ホラー映画だけど半分ドキュメンタリーとしても見られるので、リアル
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.3

羊たちの沈黙後日談

シンプルに長い。
レクター博士の怖さは前作よりパワーアップしてたけど、捕まえるまでが長いし、いらない登場人物が多い。

結局何を作りたかったのかあやふやになってる。

ファンとし
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オーディション(2000年製作の映画)

3.6

グロ耐性ない人は見ない方がいい

シネマンションで知った。
日本のジメジメ不気味ホラーと現実感のある痛みがよりリアルでしんどい

怖さ以前に本当に不気味。
女優さんの演技が棒読みで逆にそこが怖い
全部
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.9

カウボーイの人生そのものを描く(ドキュメンタリーに近い)

ロデオ一筋で生きていこうとする主人公。
ケガの後遺症で体が思いどうりに動かなくなっていく中、競技を続けるか別の道を歩むかの選択を迫られる。
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.0

ワンピースはすきやけど…

胸熱展開はなかなか楽しめたが、今までのワンピースの映画と結局のところ大まかな展開は変わらない

アイアンマン(2008年製作の映画)

4.6

MCUの原点。

ふと思い立って再視聴。
13年前に見たけど記憶全くなくて、初見の感覚で見ることが出来た。


やっぱりMCUの始まりの作品だけあって面白い!
そして戦闘シーンがシュールで笑ってしまう
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.8

綺麗な男同志の友情

まず男の人が男の人に体を売る文化をあまり認識していなかったのでこの映画を見た時驚いた。

性行為の描写がシュールな静止画だったり、時系列が掴めないようなコマ割りに独特さを感じた。
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

全てを手に入れた男 ケーンの栄枯盛衰物語

白黒映画だったけれども、ダラダラすることはなく、展開がテンポ良かったので比較的見やすい印象だった。
また白黒映画特有の心情の読み取り辛さというものがなく、結
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

1日1日を たいせつに

タイムトラベルができるという能力を持っている家族(能力を持っているのは男のみ)の話。
聞こえは悪く、なろう系の安っぽい映画なんかなぁと思っていた。
でも全然違う
映像の透明感
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

正義ってなんだろうと考えさせられる

この作品では様々なキャラクターが一気に登場する。そのキャラクター達を違和感なく一気にスタイリッシュに基本的紹介を見事にやってのけた。

裁判の序盤から歯切れの悪い
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

異国の地で暮らしていく、成功を胸に


本作は淡々と物語が進んでいく。
アメリカに移住してきた韓国人の日常譚を描いた映画。プラス、宗教的観点が加わっていた。その伏線についてはもう少し描いて欲しかったと
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1922(2017年製作の映画)

3.5

犯した罪の重さで自らを腐らせていく男の話

人間の愚かさ、そして傲慢さがよく描かれている作品。

主人公と妻との夫婦喧嘩で板挟みになる息子が可哀想だった。
じわじわ怖さが追いかけてくる感じが見ていて嫌
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食人族(1981年製作の映画)

2.0

虚構ドキュメンタリー

借りたゲオのDVDには日本語字幕機能がなく、英語力がない自分は勘と映像を読み取って鑑賞。

前半は、民族研究(?)してる人がアマゾン(?)の奥地に住んでいる原住民の調査をカメラ
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キャリー(2002年製作の映画)

3.6

西洋の貞子

内容のテンポはよく、とても見やすい
やけに生々しい描写が多くてGood!

母親が非常にヤバいやつで見てるこっちも殺意が湧いてくる。

どこか虚しさが残る作品

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.1

呪いは連鎖していく


最初から最後まで怖いシーンがほとんどなく、怖さ目的というより、怪談の生まれ方、人間の呪いの本質を淡々と暴いていく。

ラストは呪いに安易に関わることの怖さに警鐘を鳴らしているの
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.6

サスペンスをコミカルに

ホラー映画名物、殺人鬼のマスクでお馴染みスクリームのマスク。見続けるとあんまし怖くない。
そう、この映画は怖さと笑いの調和の取れた映画になっている。


殺人鬼にダメージ通る
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ソウ(2004年製作の映画)

3.7

最後まで予測不可能

密室系は割と場面が変わらなく見ていて全体的に地味な仕上がりになるが、飽きさせない工夫がしてある。見ていて程よいドキドキ感があって楽しめた。

見る前はもっとグロシーンあると思って
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.1

生きる力を貰う。

人は、いきなり何も無いところで生活せざるを得なくなると、自由すぎるが故に自由に殺される。

愛する人を思いながら最期まで生き続けた彼の行動には本当に心を打たれる。

何も無い日々が
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

今までに見たゾンビ映画の中でも最高に狂っててなかなか見応えあり

ゾンビの作りがしっかりしてて人間にただメイクしたハリボテな感じがない。
監督のゾンビ愛が見えた。
内容も退屈せず、コメディ調なのがなか
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

2.0

序盤からダラダラ…

なにか片手間にしながら見るとちょうどいい映画。
モキュメンタリーにしてはリアルさに欠けるしホラー映画にしては怖さに欠けるのでどっちつかずの映画。

13日の金曜日(1980年製作の映画)

1.5

薄味ホラー

マジで内容が薄い。
一人一人の演技が酷くて安っぽい
リアクションシーンが長すぎて逆に怖くない。
いきなりおかんでてきて、暴れてって…
もうちょい伏線置いて欲しかった

エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

1.0

リメイク版はいいものがあまりないという教訓を胸に

オリジナル作品だと思って借りたらまさかのリメイク版を借りてしまった。

内容はオリジナルをしっかり踏襲してるけどやっぱりオリジナルの世界観を出すのは
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

1.0

幽霊援護型は珍しい

主人公に共感できずに、嫁さんが可哀想な印象

あらすじ通りの展開であらすじ以上のことが何も起こらない

ホラー映画見た感はあるけどそれ以上に面白いとは感じなかった