ニールさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ニール

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戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

3.3

元中国軍特殊部隊員がアフリカで傭兵相手に活躍するアクション作品。

実は続編だったようだが、特に前作を観ていなくても問題なく楽しめた。

過分にプロパガンダの匂いがするものの、前作はもっとすごかったよ
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.0

江戸時代、当時の武士家計のやりくり事情をテーマに、藩の経理係である主人公家系の歴史を二代にわたって描いた作品。

原作が新書であるため、物語としての盛り上がりなどはほとんどなく、淡々とした描写が続くが
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

3.5

ローマの休日の監督による第二次世界大戦復員兵たちの物語。

ベトナム帰還兵の映画はよく聞くが、第二次大戦の帰還兵ものは珍しいのではないだろうか。

帰還兵3人を中心としたの群像劇的な構成。

戦場で心
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.3

タイトルは知っていたがようやく観賞した作品。

オードリー・ヘップバーン演じる王女の気品が抜けきらない無邪気さが魅力的で話題になるのも頷ける。

身分違いの2人の出会いと短くもかけがえのないひとときは
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2002年製作の映画)

3.5

旅の仲間たちは三組に分かれ物語は佳境へ。

スメアゴルが多少憎めない存在に思えてくる。

ボロミアの掘り下げもあり、大軍対大軍の決戦シーンはホビット三部作に比べると技術が追いついてない感じが多少あれど
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ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2001年製作の映画)

3.5

ホビット三部作の鑑賞を経てようやく鑑賞を開始。

せっかくなのでスペシャルエクステンデッドエディションなるものを観たが圧巻の長尺とそれを持て余すことのない世界観と展開だった。

ホビット三部作以前の作
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セブンソード(2005年製作の映画)

3.0

清朝中国を舞台にしたアクション作品。

キャラクターの設定、世界観などは面白かった。

とは言え多少冗長なのと、アクション含めた描写にクセが強く、何が起こっているのか分かりにくかったところがあり、この
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

スパイダーマンのスピンオフ的ダークヒーローアクション。

ヴェノムのキャラクターが話題になっていて気になっていたところをようやく鑑賞。

格好悪い!
謝れ!

など人間臭さあふれるヴェノムが人気になる
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.0

人気漫画シリーズの劇場第1作。

劇場版作品として第一作だからか、本編と繋がりのある要素もあるものの、何となく外伝作品のお試しをしているような印象があった。


やはりキャラクターの個性は元よりアツい
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48時間PART2 帰って来たふたり(1990年製作の映画)

3.3

あの二人が帰ってきた。

前作より死人が多い凸凹刑事コンビアクション。

ストーリー的な盛り上がりなどは前作とあまり変わらないように感じたが、銃撃戦成分多めな展開と、相変わらずの二人の感じが最も出てい
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.3

人の心の中では感情たちが記憶や感情を動かしています。

人の感情を擬人化した成長の物語。

ピクサーにしては珍しくスケールが小さい部類かと思うが、身に覚えのある心の動きが見事にキャラクターとして再現さ
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レッドブル(1988年製作の映画)

3.0

モスクワ警察とアメリカ警察の共同捜査。

犯罪者と警官の凸凹コンビだった48時間を、共産主義と資本主義の凸凹コンビに起き置き換え、一発一発に重厚感のある銃撃戦はそのままにウォルター・ヒルじるしの凸凹コ
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ロボ A-112(2019年製作の映画)

3.0

ロシア産ロボと少年の友情物語。

家族や絆も描きたかったようだが尺か予算不足の感が否めない。

とは言えロボットのCGは違和感なく、愛嬌もあり、一つの作品としては一応まとまっていて面白かった。

とこ
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.3

児童文学シリーズ原作のダークファンタジー。

ひと癖ある三人姉弟。突然の不幸で両親を失い親戚に預けられることになるが、預かり先の伯爵は両親の遺産を狙っており……。

ティム・バートンに監督の打診もあっ
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スパルタンX(1984年製作の映画)

3.3

ジャッキー・チェン、ユンピョウ、サモ・ハン・キンポーとアクションスター揃いぶみのコメディ調アクション作品。

笑いを入れつつ見ていて清々しいアクションのテンポが、活劇としての作品の魅力を引き立てる。
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48時間(1982年製作の映画)

3.0

囚人と刑事が48時間だけコンビを組むことになった!

エディ・マーフィーは掴み所のないようであるような、頼りないようで実はしっかりしてるような役がやっぱりよく似合う。

重めの音が響くガンアクションが
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レジェンド・オブ・ゾロ(2005年製作の映画)

3.0

続編と知らずに鑑賞。

快傑ゾロの活躍を描くアクション作品。

可もなく不可もなくそれなりにまとまっていて面白い作品という印象。

勝手にロバート・ロドリゲス作品だと思い込んでいた。

あまり作品に乗
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バックトレース(2018年製作の映画)

3.0

記憶を失った強盗犯。彼だけが知るはずの真実とは。

スタローン主演……とは言いづらい作品。

どちらかと言うとマシュー・モディーンでは。

冒頭から気になる始まり方でそれなりに楽しめた。

90分強相
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.3

真夜中のパリで過去に行き、著名な文化人と出会って恋をする話。

ウディ・アレンっぽいなぁという空気感が全体的に漂うゆるオシャレドラマ作品。

以前はこのふわっとした空気感が合わずに途中で観るのをやめて
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レポゼッション・メン(2010年製作の映画)

3.5

人工臓器が発達した世界。

人工臓器の支払い滞納者には回収者が赴き、内部の臓器を強制的に回収していく。

全体的に痛々しい場面が多いSFアクション作品。

ブレードランナーのようななどの大味SF作品の
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バッテリー(2006年製作の映画)

3.3

あさのあつこ原作の中学野球青春映画。

大袈裟なドラマこそないものの、流石に丁寧にまとまっていて面白かった。

相手校の5番バッター役の人はどこかでみたことあるような気がするのだが、出演作は本作で最後
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.0

人の意識をアンドロイドに移植する実験に取り組む研究者。

事故をきっかけに家族を失い、その家族の意識をクローンに移植することに成功したが、その技術は上層部から目をつけられており……。

登場人物とか、
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

久しぶりにゴリゴリの富野節ガンダム作品を観た気がする。

UC作画で富野節をやると妙な格好良さがあるなぁと感じた。

富野原作だからなのか、演出がうまかったのか、モビルスーツがここまできちんと「兵器」
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.3

高級クラシックカーを盗み出せ!

ワイルドスピードにオーシャンズのオシャレさを融合させたような作品。

カーチェイスシーンは派手さはないもののそれなりの緊迫感がある。

類似の映画を越えるというか、よ
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.5

少女たちの淡い青春の物語。

映画を意識したというカメラワークのせいか、アニメ映画に最近食指が触れない中でも面白く観れた。

響け!ユーフォニアムの派生作品だが、ユーフォニアムを観ていなくても十分作品
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レッド プラネット(2000年製作の映画)

3.3

火星のテラフォーミング計画が原因不明の頓挫。調査のため送り込まれたチームが遭遇する出来事とは。

思いの外フィルマークスでの評価が低い。

確かに登場人物の掘り下げ不足感とか、科学的な部分のツッコミど
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.3

SFの棚に並んでいたがファンタジーホラーといった印象の作品。

両親を亡くした主人公ルイスは、変わった叔父に引き取られる。叔父の館には妙な噂があり、ルイス自身も不思議な出来事に出くわす。

じつは叔父
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酔拳2(1994年製作の映画)

3.3

酔っているようで……いや普通に酔っている。

前作とはキャラクター名など以外はほとんど繋がりのない続編。コメディ要素がやや薄まったものの、アクションのキレと活劇としての面白さは相変わらず。

少年バト
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シャイン(1996年製作の映画)

3.3

オーストラリアのピアニストデビッド・ヘルフゴットの半生を描いた作品。

精神に異常を抱えつつも、天才的な技術をもつピアニストを、ノア・テイラーとジェフリー・ラッシュが印象的に演じている。


彼を取り
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リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)

3.3

リンカーンの裏の顔はヴァンパイアハンター!

史実の裏話的構成は新鮮で、発想も程よいアホさ加減。

ある程度というか、無理のない範囲で史実に沿っているのでそれなりに面白かった。

スローモーションの演
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リベリオン(2002年製作の映画)

4.0

第三次大戦を経て、感情を抑制することで平和を実現した監視国家。

感情抑制に従わない違反者を処刑する任務を担っていた主人公は、あるきっかけで社会の体制に疑問を持ち始める。

ガンアクションと武道のカタ
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.0

酔っているが酔っていない。

酔拳の動きはコミカルでも洗練されているように思える。

ストーリーは単純で盛り上がりは大きくも小さくも無いのだが、終劇の字幕が清々しい拳法アクション作品だった。

ジャッ
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ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.8

二度目の鑑賞。西部劇末期の、西部開拓時代末期の哀愁漂う作品。


ラストシーンの銃撃戦とその後の余韻が印象的。

時代に取り残された男たちの渋い魅力と哀愁に溢れる作品。

冒頭から緊迫感とバイオレンス
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リディック:ギャラクシー・バトル(2013年製作の映画)

3.0

1作目は正直あまり乗り切れなかったのだがあらすじに惹かれて鑑賞。図らずもラストウィッチハンターと続けてヴィン・ディーゼル祭りのようになってしまった。


前作な流れをあまり覚えていなかったのだが、前作
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ラスト・ウィッチ・ハンター(2015年製作の映画)

3.3

魔女の呪いで不老不死になってしまった魔女ハンターの活躍を描く作品。

B級とそれ以上の合いの子のような雰囲気。

設定、敵キャラクターの造形などは面白いが、全体的にいまいち盛り上がりきれなかったのが悔
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

4.3

朝鮮戦争を題材に兄弟の絆と戦争の悲惨さを描いた作品。

久しぶりに観たが、戦争映画ってこんなに観るの辛かったっけ……。と思いながらの鑑賞となった。

冒頭戦争に巻き込まれていく緊迫感と、戦闘シーンにお
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