ニールさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ニール

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テキサス(1966年製作の映画)

3.3

アラン・ドロンが珍しい(?)ギャグキャラをやっているコメディ西部劇。

全体的に陽気なコテコテギャグな雰囲気漂う作品。

西部劇お笑いコントのような風情とも言える。

今ちょうどツボが浅い時期で、ちょ
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少林寺2(1983年製作の映画)

3.3

第一作に比べてかなり明るいテイストの作品。

少林サッカーはこの第二作の雰囲気を受け継いだものなのだなと感じた。

ジェット・リーが若々しく、弟たち役の子供たちも快活で観ているこっちが元気になる。
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ミッドウェイ(1976年製作の映画)

3.0

チャールトン・ヘストン、ヘンリー・フォンダ、ロバート・ミッチャム、三船敏郎など豪華出演陣で綴られる、ミッドウェー海戦の概要。


豪華出演陣による群像劇的歴史ものという点ではそれなりに面白いのだが、他
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

家族で訪れたリゾート観光地。

特別に招待されたプライベートビーチには秘密があって……。

シャマラン監督が全力でシャマラン監督してる作品。

新型騒動下の今こそ少し考えさせられる台詞もあり、構想の段
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

音を立てたら終わり。


聴覚がかなり発達した地球外生命体に侵略された地球が舞台のSFホラー作品……の皮を被った家族の絆を描くヒューマンドラマ作品である。

音を立ててはいけない環境下、あるきっかけで
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遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

3.0

元祖物体x。

リメイク版より牧歌的というか、のんびりした印象を受けるSF作品。

物体というより終始人型なので、不死身超人のような印象を受ける。

ハワード・ホークスやオーソン・ウェルズがかかわった
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クレオパトラ(1963年製作の映画)

4.0

4時間の尺をたっぷり使って描かれる歴史大河作品。

クレオパトラを主役に据えつつ、カエサル、アントニウスと彼女と共に歴史の流れに翻弄された君主が描かれている。

世界史専攻者としてはとても楽しい4時間
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.3

ジョン・カーペンター監督によるSFサスペンス。

ホラーでもあるのかもしれない。

南極基地に現れた人と同化するクリーチャー。仲間の中に、敵がいる。

噂には聞いていたが想像の10倍くらい人がグチャグ
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大脱出3(2019年製作の映画)

3.0

シリーズ第3作。

前作は毛色が大きく変わってしまっていたが、第一作に雰囲気が若干戻っている。

第一昨とのつながりを持たせて軌道修正を図ったか。

前作に引き続きカンフーアクションの見せ場多めの作品
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

映画史に残る名作として名高い作品。

近年よく使われているフラッシュバック技法を巧妙に取り入れた先駆け(フラッシュバック技法そのものの先駆けではない)的作品であり、他にも当時は例がない画作りの手法が取
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真昼の死闘(1970年製作の映画)

3.3

クリント・イーストウッドの魅力満載の西部劇。

道中ならず者三人組に襲われていたシスターを助けた流れ者。

流れで旅に同行させることになるが、このシスターも何故かフランス軍に追われていて……。

クセ
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ムーンウォーカー(1988年製作の映画)

3.3

マイケルジャクソンのマイケルジャクソンによるマイケルジャクソンのための映画。

最初から最後までマイケル・ジャクソンのオーラで押し切るスタイルは嫌いじゃない。

どちらかというとミュージックビデオ映画
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グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

3.0

フォーン・ブースピアニスト版かな?と思いながら観ていたら割と最後までフォーン・ブースピアニスト版のような雰囲気だった。

テレビ版でカットされているからなのか、ラストの唐突感は否めないが、銃で狙われる
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.3

テリー・ギリアムセンスが爆発したSF作品。

管理社会の下、上司からの指示で情報剥奪局のミスにより別人を逮捕した件の隠蔽に手を貸したり、若返りの施術に勤しむ母に辟易したりしながらも仕事を続けてきた主人
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

全編ワンカット「風」で描かれる戦場の緊迫感。

戦争映画としてのドラマ性というか、戦争の虚しさというか、都合の悪い格好の悪い部分というような部分は確かに感じられないが、ダンケルク冒頭のような緊迫感が最
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ボヘミアン・ラプソディ ライブ・エイド完全版(2018年製作の映画)

3.5

1度めはなぜそんなにハマらなかったのだろうかと疑問に思った2度めの鑑賞。

Queenのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記的映画。

その歌への情熱と人との関わりの中で紡がれた伝説がドラマチックに
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.3

それはまさに、ハリーの災難!!


山奥で見つかった男の遺体。

漁をしていた船長、街の夫人、そして男の妻という女性。それぞれが自分が殺してしまったのではないかと思う中、果たして真相やいかに。

ミス
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新・ガンヒルの決斗(1971年製作の映画)

3.3

ガンヒルの決斗とは一切関係のない作品。

出所した男に昔の女から届いた荷物と少女。

街で出くわした無法者の若者たちに復讐するため、男は少女と旅に出る。

グレゴリー・ペックと少女の掛け合いが微笑まし
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.5

ミュータントタートルズ大活躍!

前作の物足りなかったところが補完され、よりエンタメアクション作品として面白くなっていた。

シュレッダーのその後がよく分からなかったのが気になるところだが、よりトラン
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.3

人気コミック作品の実写映画版。

タートルズのデザインに賛否が分かれているようだが、ストーリーは王道ファミリー向けアクション作品といった印象で格好よく面白い。

個性豊かなタートルズたちと人間の協力者
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大脱出2(2018年製作の映画)

3.0

前作から数年後、主人公ブレスリンは自ら警備会社を立ち上げ、部下たちを率いて自身は一線から身を引いていた。

そんな中、優秀な部下の一人が護衛任務中に失踪し……。


前作大脱出にイップマン掛け合わせと
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.5

賛否両論あるウェルズ原作小説の映画化作品。

久しぶりに累計およそ3度目?の鑑賞をしたが、やはり面白い。

スピルバーグじるしの人死の容赦なさ、ストーリーのスケール感は当然ながら、以前は未見だった未知
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

恋人との結婚のため、職場の金を横領し、逃避行中の主人公。立ち寄ったモーテルは老婆と青年が二人で切り盛りする場所で……。


展開他言無用!途中からの鑑賞禁止!

ヒッチコックじるしのサイコスリラー作品
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ミュータント・クロニクルズ(2008年製作の映画)

3.0

ロールプレイングゲーム原作作品。

4つの勢力に分かれて戦争が続く世界。戦闘中に機械生命体により作成されたミュータント軍団が復活。

人類とミュータントとの戦いが始まる。

豪華キャストで描かれるSF
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.2

スピルバーグが描く地球外生命体との遭遇。

3バージョンほど(細かくはもっとある)存在し、そのうちのファイナルカット版を鑑賞。

どのバージョンよりも最も長い本作ではあるが、ただシーンを追加しただけで
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.3

あまりヌルヌル動きそうにない絵柄でヌルヌル動くアニメーション作品。

75分と短い中に想像力を掻き立てるような演出。

不思議な魅力のある作品。

強化版動く絵本といった印象。

不思議な原生生物が印
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大脱出(2013年製作の映画)

3.3

こじんまりとしたエクスペンダブルスという言い方をしてしまうとあまり良くないと思いつつ、最初に受けた印象はそれだった。

二人エクスペンダブルスともいうべきか。公開の経緯的に間違ってはいない表現だとは思
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

スラム街出身で教育を受けていないはずのの青年が、クイズミリオネアに正解し続けられた理由とは?

青年が生きてきた過酷な人生が、問題の答えとなったのは偶然という名の運命か。

ご都合主義的展開にも見える
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.3

韓国で実際に起こっていた連続猟奇殺人事件を基にした作品。

公開当時は未解決で、時効も成立してしまったが、後に別件で逮捕されていた容疑者が犯行を認めた模様。

作品そのものはなんとも後味の良く無い物語
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

4.0

人の体内に縮小された特別任務を帯びたメンバーが突入!外科手術を成功させ、亡命者の命を救うことができるのか。

一昔前のSFなので、CGもなく派手さはないものの、こういうのでいいんだよSFはと思わさられ
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.2

レースに賭ける男たちの物語。

トム・クルーズ主演で描かれるレースの世界。

昔録画した時は途中で観るのをやめてしまったのだが、今回吹き替えで完走した。

ロバート・デュバルはやっぱり顔は同じでも違う
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魔法使いの弟子(2010年製作の映画)

3.3

ディズニーの「ファンタジア」より魔法使いの弟子」をモチーフに描かれる王道ファンタジー青春作品。

派手な魔法とディズニーじるしの物語展開が心地よい。

あの有名な(?)魔法使いの弟子の曲が小味を聞かせ
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

超高層マンションでテロ発生。過去の事件で傷を負った主人公は、テロ犯の疑いをかけられながらも、家族を守るため、燃え盛るビルに一人突入していく。

タワーリングインフェルノ、ダイハードを越えられなかった作
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名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.3

安定のコナン映画といった印象の作品。

国内で連続狙撃事件が発生。

元アメリカ特殊部隊に関わる事件の真相は?

本編の重要要素のアニメ版初出し回でもあった模様。

福士蒼汰、パトリック・ハーランらの
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.5

ピーター・バーグ監督×マーク・ウォールバーグ×銃撃戦のある史実。これにはやはりハズレがないのだと思う。

ボストンマラソンテロ事件の発生から犯人逮捕までを描いた作品。

犯人側の描写が薄いという気もし
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我輩はカモである(1933年製作の映画)

4.0

架空の独裁国家を舞台に描かれるコメディ作品。

鼻眼鏡(グルーチョ眼鏡)の元となっているグルーチョ・マルクスと三人の兄弟主演。

映画「独裁者」の先駆け的位置付けとされる作品。ドリフターズのコントにも
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