千葉匡さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

千葉匡

千葉匡

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ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)

3.8

石の拳を持つ男ロベルト・デュランの半生を描いたこの作品は、ボクシング好きにはたまらないエキスがたんまり入っていた。

成功と挫折
家族愛
夫婦の絆
プライドを賭けた闘い
富と名声

こんな人生最高すぎ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

んー、ちょっと賑やかすぎたかなぁ
ホテルの方が段違いにおもしろかった。

楽しめる作品ではあるが、ちょっとドタバタした感が自分には合わなかったなぁ

せっかくおもしろくなる設定だから、自分としてはもっ
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.7

ノリにのってるケヴィン・コスナーが主演。なんとホイットニーが主演女優ということもあってめちゃめちゃ話題になった。

確かにおもしろい。
単純明快。今じゃ既視感さえある展開だけど、当時は素直に感動したも
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

生きる力が湧いてくる。
とにかく生き延びるチカラ、どんな苦境も乗り越える強靭な精神力、生への執着。
そういったあらゆる生命力を感じる作品だった。

自分なら極寒の中では一発で死んじゃいますけどね。
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オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.9

これ、映画館で観た時は号泣だったなぁ
同時上映が、『今を生きる』だったから2作連続でずっと泣きっぱでした笑

リチャード・ドレイファスが好きで観に行った。オードリー・ヘップバーンなんていつまでも銀幕で
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

いいお話。
これに尽きる。

主人公の優しさ、主人公を取り巻く人たちの優しさ。この作品は優しさで出来ている。
ものすごいドラマティックな展開があるわけではなく、結構淡々と進んでいくが、ひとつひとつのエ
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.9

優しさに溺れそうになるくらい優しさに溢れたいい作品でした。

お互いの国に婿と嫁を送る国交から始まる。
それがとんでもない方向に転がっていくという掴みで、どうなるのか先が見えない展開にハマった。

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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.5

ドラマ観てたんでね。笑えますね。
とにかく気のいいアホな連中が多く、観ていて気持ちいい。

もちろん難しいことは考えずに観る。
これに尽きます。

賀来賢人。
このドラマに出てからやたら見かけるように
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

これは原作を読むべきなんだろなと後悔した。
原作を読んでから脳内補完しながら観ると相乗効果が生まれたのではないかと予想。

いい映画だったけど、もう少し登場人物の深みやつながりなどが薄まっていたような
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.2

まぁ、こんなもんでしょう。
実写化映画が流行ってますが、成功例には挙げられない部類に入っちゃうんだろうなぁ。

つまらなくはないけど、配役もいい感じだったし。
でもマンガの実写化はキャラが外人っぽかっ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

しかしマット・デイモンはなんでもやるな。なんでもできるな笑

彼が出演している映画をやたら観るのか、彼が元々出ている作品が多いからなのか。惹かれる作品にマットが出ていることが多いから、自然と彼のファン
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.9

よくできてた。
原作にどっぷりハマり、伊坂幸太郎にハマった作品。
これをどうやって映像化するんだ?って思ってた。なのであまり期待しないで観た。

それが意外とよく出来ていて驚いたのを覚えている。

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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

何回も観るからこそどんどん面白さが、深みが増していく映画だと思う。
そう言いつつ3回しか観てないけど笑

ラストのドンデン返しは有名なシーンだが、あの見せ方の絶妙さよ。
初見の時は鳥肌がたった。
あれ
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CUBE(1997年製作の映画)

3.4

閉所恐怖症の自分からしたらホントに地獄の設定。
想像しただけで気が狂いそうになる。

しかもあまりにも無惨。
いわゆるソリッドシチュエーションというヤツだろうが、こんな特殊な状況よく考えたよ。

最後
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.4

ありきたりじゃない設定が良かった。

大沢たかおがカッコいい。
そして藤原竜也がクソな役がよく似合う笑

守りたくない者を守らないといけないというジレンマを抱えながら任務を遂行する。
どういう状況にお
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

友人に勧められて鑑賞。
全く期待してなかったからか、おもしろかった。
目が見えない主人公の設定をうまく使ってハラハラ感を作っている。登場人物もうまく絡み合って最後まで飽きさせないストーリー。

最後の
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来る(2018年製作の映画)

3.4

最後まで飽きずに観れた作品ではあるかな。
ほとんどホラーは観ないけど、これくらいの内容がちょうどいい。

そこまでおどろおどろしくなく、ライトなホラーという感じ。出てる俳優さんがホラー感を和らげてくれ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.4

ステイサムはとりあえずアクションを楽しむべしって感じなのかなぁ
誰やこいつは!?ってなってる時の方がおもしろかった。

復讐劇なのだろうが、もう一捻り欲しかったかなと。
個人的にはステイサム兄貴の格闘
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.8

またマット・デイモン出てる!
とビビりながらの導入。

最近マットの作品が続くなぁ
ホント出てるよねー
いい映画に出てるのか、たまたま選んでいるだけなのか。
なんにしても彼の作品は今回もおもしろかった
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.6

ここにもベン・アフレック&マットコンビ。
しかし終始重たい映画だった。

序盤は淡々と進んでいき、ずいぶん描写をハショるなと思っていたら、あ、こういう構成ですか、なるほどと一気に興味が湧いてきた。
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.4

懐かしキャラが活躍する映画はやっぱり面白い。
ただ今回はラスボスがちょっとなぁ
拗ねた子供じゃんね。
題名からしてもうちょっとシャンクスを掘り下げてもらいたかったなぁと。

Ado好きにはいいかも。
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

雨の描写がキレイ。
公園でのやりとりがホント美しくて繊細。
思春期の儚さが出ていると感じた作品。

相手のことに気づいた時の少年の切なさよ。
淡々とした情景と展開の中に繊細さが詰まっているいい作品でし
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

邦画もどんどん映像技術が発展しているのがめちゃめちゃわかる映画。
日常に妖怪がいても違和感なく観ていられた。
チープな感じがしないのは、技術力。

凝った話ではなかったけど、最後まで飽きないで観れた。
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.6

しかしどれだけ進歩していくんだよというくらいアニメーション技術に簡単する。
将来的には人間の演者がいらなくなっちゃう世の中がくるのでは?

一番盛り上がった大阪編がベースだから、ストーリーというか倒す
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.3

あれ?自分が知ってるスーパーマンと違うなぁ
なんかもっとチープだったはずなのに。
映像技術は進んでるんだなぁ
ヒーローものはもはやオーソドックスな内容じゃ満足できない時代なんだろな。

迫力ある映像。
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.7

何回観ても胸がギュッとなる。

『容疑者Xの献身』ほどではないが、謎が解けると同時に切ない背景が浮き彫りになるくだりが、東野圭吾はホント天才なんだろなと思ってしまう。

夏休みの思い出にしては酷な物語
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.4

宇宙は怖い。
その宇宙を独りで旅する。
狂気でしかない。

ブラピとトミーリー・ジョーンズコンビ。
おもしろそーだと思った。
宇宙ものは多々あれど、おもしろくなくはないけど、また観よう!っていうテンシ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

パンデミック映画はいくつもあるが、どれを観てもやはり怖い。
コロナで多少の恐怖を味わった人類は何かを学んだのだろうか。この映画のようにウィルスは誰にでも平等に恐怖を与える存在。

こういう映画を作る側
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時の面影(2021年製作の映画)

3.9

あらすじで前向きな明るい夢が見られる話かと思っていたらいい意味で裏切られた。
終始物静かで、人と死は切り離せないものだということが伝わってきた。

主演のキャリー・ミリガンはじめ、その息子や採掘者のブ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.1

ずっとインド映画だと思っていたら違かった笑

文句なしにおもしろい。
まぁ、ムリある展開もいろいろあったけど、奇跡なんてそんなもんなんだろね。

素直に奇跡の瞬間を一緒に体感できた。
こんな題材の映画
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

よくできてたなぁ
松本大洋の原作が好きで、アニメも良くできていたが、実写もここまでいい感じに仕上げてくるなんて。

中村獅童が高校生に見えないけど、違和感のない存在感がハマってたなぁ

窪塚洋介もちゃ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

自分の中では名作のひとつ。
最後の大演説には心を奪われた。

それまでの過程も笑いあり、いい話あり、淡々と話が進むのに飽きさせない演出。
コリン・ファース芸達者だなぁと感心しながら観てた。

最後は心
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.6

女性にこそ観ていただきたい。
母親にこそ観ていただきたい。

周りの女性の人たちは泣いてみたらしい。
自分は泣きはしなかったが、いい映画だった。
いがみあってもどこまでいっても親子。
思春期の難しさ。
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.4

自分としてはジブリのベスト。
少年少女の冒険譚。

飛行石。
アルバトロスの翼にも出てきたロボット。
気のいい盗賊一味。
未来少年コナンにも通じるパズーの活躍。

とにかく全てが冒険物語として完璧。
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ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

3.4

まぁ、こんなもんでしょう。
オリバー・ストーンがちょっと何言いたいのかわかんなかったけど、バブルを題材にした映画はもっとおもしろいのがあるのは確か。

チャーリー・シーンが懐かしすぎて、ちょっとテンシ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.9

静かな、でも情熱を感じる作品でした。
辞書を造るという独特の世界観をしっかりと物語と成立させる原作に感心しきり。

俳優陣も合ってた。
淡々と進みそうな展開をオダジョーがぶち壊さない程度に明るいキャラ
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