kaoriさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・シェフ 悪魔のレシピ(2016年製作の映画)

2.8

暗い…
「ヴィーガンズ・ハム」とは大違いだ。
だが人肉を出すと店が流行るのは一緒。美味なのだろうか?
それにしても治安が悪過ぎる。オープニングの嘔吐とセックスに塗れたパリピ映像だけでお腹いっぱいだ。こ
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Ms.ベビーシッター(2020年製作の映画)

2.8

秀作だった「Mr.ノーバディ」とそっくりなジャケ写に期待値を上げ鑑賞しすぐさま撃沈した。
魅力的とは言えない主人公のサマーキャンプ仕立てのグダグダ戦法にゲンナリし、何度か寝落ちしてようやく最後まで漕ぎ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

狂った村のヤバい村民。エグい当主がアレやコレやとやりたい放題。
日曜朝、30分アニメの鬼太郎しか観たことがない私にとってはなかなかの衝撃作だった。
悪い大人が多数登場する本作はチビッコに観せてはいけな
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.8

ありがちなのに全く気付かなかった切ないどんでん返し。鏡を隠すのは自分の為だったのか…
家族の思い出を大切にしてあげたい彼女の気持ちも分かるが、2人の未来のためにちゃんとした方がいい。お互いの幸せのため
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DEATH DAYS(2021年製作の映画)

3.8

「毎日が死ぬかもしれない日」
そんなことを言われると毎日が怖い。Death Dayがあった方がいいのかな?その日だけビビればいい。
とは言えこの気持ちも忘れてしまい、いつか死ぬということも半分忘れつつ
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ピアッシング(2018年製作の映画)

3.0

入念なリハーサルの結果がコレか…
母親からの虐待というトラウマからの主人公、娼婦、嫁すらも同一人物の別人格設定なのではないかと睨んだがなんだか違ったみたい。
ラストのセリフでハイ決まった!みたいになっ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

取り憑かれちゃった綺麗なお姉さんのスカートが短過ぎてドキドキしていたのにとんでもない変貌を遂げてしまった。お姉さんもそのお母さんもなかなかの憑依体質だ。
そして結果的に一番力が無かったのに巫女を継承せ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

面白かった。
ストーリーも単純明快で迫力ある映像をただただ楽しめる。
板尾係長が瞬間頭をよぎるもゴジラのテーマ曲がやっぱりいい。ゾワゾワと興奮する。
そして逃げ惑う民衆の中に一際目を引くエキストラの橋
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.8

誰かの不幸の上に私たちの幸せがある…か。
あながち間違いでは無いような気がしてくるから怖い。役者陣の演技の不安定さもホラー味がある。
彼を踏み台にして幸せを掴みに行く主人公。吹っ切れたモン勝ちだわね。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

面白かった!!
非人道的なのに何故か嫌悪感が湧かないのはベラの純真無垢な熱烈ジャンプや思いのままの行動が周囲の人々を驚かせたり傷つけたりする様が痛快だからか。ハチャメチャなのに目見麗しいというギャップ
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.0

難解!!
近未来の話のようだけど生活描写は貧乏くさい。
痛みを感じなくなった人間は体を切り刻むパフォーマンスに恍惚とし、プレイのように楽しんでもいる。
新たなる臓器を体内に作り出すアーティスト。なぜか
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.5

非人道的にサイコパスにされちゃったけど、あることがきっかけで良心が戻っちゃう話…複雑。
私としては良心が戻らないほうが好み。
だから染谷くんには頑張ってほしい。でも猫はやめて。
エンドクレジットに
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シティーハンター(2024年製作の映画)

2.8

困った…ハマれなかった。
伝言板然り「もっこり」という言葉にも時代を感じてしまう。キザなセリフも原作を知らない者にとってはちょいと赤面。が、銃さばきは良かった。
原作ファンの方が楽しまれたのであれば何
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

「病院が好き。パパが側に居てくれるから」
娘がラジオに投稿したメッセージをちゃんと聞いていればこんな大惨事にはならなかったのだが。
日本のアニメ好きの余命わずかな女の子の物語と思いきやとんでもない展開
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うまれる(2021年製作の映画)

3.5

なぜR15?
こういう映画を全校生徒集めて体育館で上映すればいい。回りくどく無く直接的にイジメの先にあるものを見せればいいのだ。
いじめた子もいじめられた子もお母さんが命懸けで産んだのに。くだらないこ
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

4.0

ドえらいもんの恨みを買ってしまったのでド級の仕返しをされてしまうという話。
自分のヤバい力を相手の娘に継承するのは報復の一部なのだろうか。子供にまで向けられてしまうのはちょっと気の毒ではあるが…仕方な
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飢えた侵略者(2017年製作の映画)

3.5

静かでアーティスティックなゾンビ映画。
一見、ゾンビなのか人間なのか分からない様相で人間だった頃を懐かしむかのように家具等を高く積んだモニュメントを囲み佇んでいる。
物静かな分、突然叫び出し走って来る
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サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

3.0

考察しようも無い理不尽な殺し合い映画。
新入社員の女の子が実はまだチップを埋め込まれていなくてふわぁーっと難を逃れるのではないかと思っていたら呆気なく…
命の選別をし30人を殺そうとした神の最期は陥没
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フェート/双生児(2007年製作の映画)

3.0

文字通り一心一体で生きてきた姉妹なのに男一人でここまで壊滅してしまうもんなのね。
2007年製作ということで、早々に事の顛末は見えて来るわけだが、当時鑑賞した人はちゃんとおったまげたのではないか。
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

綾野剛渾身の『紅』もさることながら、キティの兄貴を演じたチャンス大城の優しさが顔から滲み出ているオッチャンヤクザがすごく良かった。
中学生男子の刺激的なひとときの経験ということでほろ苦くしんみりと終わ
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鈴木さん(2020年製作の映画)

3.0

スミコおばあちゃんの唄に聴き惚れる。
20年間姿を見せないカミサマを特に必要としない政府の人間。一方、カミサマを崇めるポマードべったり七三分けの狂った若者達がカミサマを継承していくのだろうか。
いとう
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.8

緊張感のないまま終わってもうた。
殺人が起きたようだが死体は無いし、オーディションという設定だから全てが演出なのだろうと…結果、そのままラストを迎えるのであった。
そのラストも引っくるめて全てが芝居で
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

劇場でも観たが、MERの胸アツを再度体験。
パターン化したストーリーの安心感たるや。
ドラマ版で各署との協力体制もすっかり整っており、おかげで喜多見先生の無謀を止める人が誰もいなくなっちゃってるのが面
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.0

予想通りに事が運ぶ映画だった。
オチはね…そりゃそこに行くだろうよ。
終始不穏な空気の中、ダイエット中の女の子と断食中の夫婦、食べるのは息子一人という食事風景で全然楽しくなさそうなんだけど食べ物がめち
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃ面白かった。
時間にルーズなママのイライラがラッセル・クロウの逆鱗に触れちゃった。もう煽られるどころの騒ぎじゃない。とんだサイコ野郎じゃないの。
ラスト、署までご同行願われる事なくしれっと
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海上48hours ―悪夢のバカンス―(2022年製作の映画)

2.0

たいした盛り上がりは無いのだが、とにかくサメがしつこい。浅瀬まで執念深く追って来る。岸まで上がって来るんじゃないかと思ったよ。
羽目を外した若者チームvs意外と小粒なサメ。攻防の末、分かりやすく女の子
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

30kgの減量を経て挑んだという役者魂を観てやろうと鑑賞。うん、やり過ぎだね。作中で主人公が言われていた通り「これ以上痩せたら死ぬわよ」だ。
確かに一年寝てないという豪快な不眠症患者のヤバさは漂うけど
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.2

殺し屋の国岡さん、キュートな一ノ瀬ワタル氏、般若の顔芸、ベイビーわるきゅーれチーム、大好物の大坂健太さんと阪元組の面々が総出でドンパチやる楽しい映画。
用務員のちょっと古めのキザっぷりも宜しい。死ぬ間
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

降霊パーティーが楽しそうで草
ノリノリでオバケ入れてるし笑
と言うわけで単純明快なストーリーを楽しく鑑賞。未成年の飲酒・喫煙・降霊はダメだし、ルールはしっかり守るべき(降霊は90秒まで)ということを学
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アクリモニー: 辛辣な復讐(2018年製作の映画)

3.2

確かに同情の余地は充分にあるのだけれど…
カレシの浮気現場のトレーラーに車で突っ込み、かなりの重症を負っているのにも気付かず我を忘れて襲い掛かり、最後に自分がぶっ倒れるとか…狂気だわ。こんな女と結婚し
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

人がわんさか死んじゃってまあまあグロいお話と冴えないオジサンが可愛い女の子のためにもじもじしながら頑張る恋のお話とドタバタ爆笑コントのようなお話をいっぺんに観ることが出来る何とも贅沢な映画。
「人がい
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飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.0

自殺した女子生徒に黙祷を捧げる全校集会で「ちゃんとした大人に相談して下さい」という校長の語りが最大のウケポイントか?
淫行で捕まったり、悩む女子生徒に学校に来ないよう諭したりする教師がいる学校で、一体
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デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

2.5

森の中をジョギングしていると息子の通う高校で事件が起こっているという電話が…
で、なぜ家に戻らない?
なぜそのまま保護者の待機場所である公民館まで森を突っ切って走り抜こうとした?
さっぱり分からん…
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メビウス(2013年製作の映画)

3.0

阿部定もビックリな展開。
息子の息子を切ってどうするんだ!!
セリフも音楽も無いキテレツ変態映画である。
妻と愛人を同じ女優さんが一人二役で演じているというのも監督の意図するところがあるのでしょう…知
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

2.5

あれ?何かを感じ取らなければいけなかったんだろうけど失敗してポカンとしておりまする。
まぁ、あれだ。ワルーい山田孝之と相変わらず胡散クサーい津田寛治を堪能したからいいかな。
面白くはなかったけどいいか
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7月22日(2018年製作の映画)

3.5

『ウトヤ島、7月22日』では犯人の姿が見えないまま銃撃から逃げ惑う恐ろしさを追体験した。
本作は被害者のその後も含め事件前後の犯人の動きや裁判の様子を再現。
生き残った学生たちの体と心の傷が癒えない辛
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