kaoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

kaori

kaori

映画(272)
ドラマ(1)
アニメ(0)

アクリモニー: 辛辣な復讐(2018年製作の映画)

3.2

確かに同情の余地は充分にあるのだけれど…
カレシの浮気現場のトレーラーに車で突っ込み、かなりの重症を負っているのにも気付かず我を忘れて襲い掛かり、最後に自分がぶっ倒れるとか…狂気だわ。こんな女と結婚し
>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

人がわんさか死んじゃってまあまあグロいお話と冴えないオジサンが可愛い女の子のためにもじもじしながら頑張る恋のお話とドタバタ爆笑コントのようなお話をいっぺんに観ることが出来る何とも贅沢な映画。
「人がい
>>続きを読む

飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.0

自殺した女子生徒に黙祷を捧げる全校集会で「ちゃんとした大人に相談して下さい」という校長の語りが最大のウケポイントか?
淫行で捕まったり、悩む女子生徒に学校に来ないよう諭したりする教師がいる学校で、一体
>>続きを読む

デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

2.5

森の中をジョギングしていると息子の通う高校で事件が起こっているという電話が…
で、なぜ家に戻らない?
なぜそのまま保護者の待機場所である公民館まで森を突っ切って走り抜こうとした?
さっぱり分からん…
>>続きを読む

メビウス(2013年製作の映画)

3.0

阿部定もビックリな展開。
息子の息子を切ってどうするんだ!!
セリフも音楽も無いキテレツ変態映画である。
妻と愛人を同じ女優さんが一人二役で演じているというのも監督の意図するところがあるのでしょう…知
>>続きを読む

唄う六人の女(2023年製作の映画)

2.5

あれ?何かを感じ取らなければいけなかったんだろうけど失敗してポカンとしておりまする。
まぁ、あれだ。ワルーい山田孝之と相変わらず胡散クサーい津田寛治を堪能したからいいかな。
面白くはなかったけどいいか
>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

3.5

『ウトヤ島、7月22日』では犯人の姿が見えないまま銃撃から逃げ惑う恐ろしさを追体験した。
本作は被害者のその後も含め事件前後の犯人の動きや裁判の様子を再現。
生き残った学生たちの体と心の傷が癒えない辛
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.0

いやぁーファンタジーやわぁー。
私には合わなかったけど、たまにはこんなのもいいかな。時間が止まってしまう原因が面白かった。ぷぷっと笑ってしまう理由なのだ。私は止まってしまう派だな。

ある男(2022年製作の映画)

3.5

戸籍を変えてまで他の自分になりたいなどと思ったことがないので共感しにくいが、ラストの妻夫木さんは何と名乗ったのだろうか?
戸籍を変えてしまいたいほどでは無いにしろ、現状に満足していない時、幸せな他人の
>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.0

私は一体何を観せられているんだ…
ラスト10分程でポカンとなった。
『もっと超越した所へ。』
確かに超越していたな…
人生妥協が大切という素晴らしき教えに触れる学び多き映画。

市子(2023年製作の映画)

4.0

参ったなぁ…北くんは本当に市子のヒーローだったんだなぁ。哀しきヒーロー。
とんでもない人生をどこか淡々と生きている市子に同情しつつ鑑賞していたが、ラストでひっくり返る。プロポーズを受けた時、嬉しくとも
>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃめちゃくちゃ面白かったぞ。
バーのシーンはマスターも含めた3人の空間が感動に溢れつつクスリとさせ最高だったし、家族のシーンは赤い服着てドギマギする姿に爆笑。罵り合ったりハグしたり…ふふふと
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

圧倒的強さと犬が無事という情報のおかげで安心して鑑賞。
いやはや痛快ですな。説明のいらないストーリーが邪魔臭くなくて良い。
あれはなんですかねぇ…首筋を鍛えれば大丈夫なんですかねぇ。
不死身にも程があ
>>続きを読む

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.4

こんなマスコミは嫌だ!!
「X」ことお父さんが結構な家族の秘密を全国民に向けて発表しちゃったのには驚き。
で、結局誰がXだったのか?どうやらそこいら中にいるようだ。
外国人や宇宙難民に対し偏見や差別が
>>続きを読む

I ~人に生まれて~/人として生まれる(2021年製作の映画)

3.5

いわゆる両性具有である14歳の少年が性自認は男性であるのにへんてこりんな医者に勝手に性転換手術で体を女性にされてしまうという仰天ストーリー。

女性としての新生活がうまくいくはずもなく、酷い目に遭いな
>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.2

ハートフルな夢物語は得意では無いし、和気藹々なセリフもこそばゆい。
一方で地震や津波が絡み、ストーリーと同様に一人残された子供が実際にいると思うとどんな気持ちで観たらいいのか複雑。
最後も残された皆さ
>>続きを読む

みぽりん(2019年製作の映画)

3.0

みぽりんの狂気!!
全ては市民税を払うためだ。
中盤のグダグダ感を帳消しにするラストのカッコ良さに拍手!!

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.2

思春期に揺れ動き過ぎて変身する話。
そのくらい面倒くさい時期だと言うのをデフォルメして見せているのか?謎だ。
変身する様は痛々しく一人で悩む姿は大変に気の毒で、これに気付けない親ってのもいかがなものか
>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.0

思いの外面白かった。
竹野内豊の変わり者の人情キャラ、黒木華の正義感あふれる委員長キャラ、斎藤工の相変わらずのイケメンキャラ、どれも分かりやすくて良い。
点と点が繋がるストーリー展開は、まぁ出来過ぎな
>>続きを読む

スキン・コレクター(2017年製作の映画)

2.5

なんとも痛々しくゾワゾワする。
記憶喪失やら若返りやら人殺して皮膚強奪するやら…盛りだくさんなのだが、最終的には百合要素多めでフィニッシュとなる。
全体的に薄味なお話。

悪女(2023年製作の映画)

3.0

「モテない悪女事件」という事件名はどうかと思う。
モテてはいるんだから「モテなさそうでモテる悪女事件」なのでは?
二転三転し、もはや悪女でも無いとなると「モテなさそうでモテる悪女風事件」となってしまい
>>続きを読む

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.0

国岡がインストラクターを務める殺しの訓練合宿に参加した女子6人の成長物語だ。
ゆるんゆるんの気持ちで鑑賞したらとっても楽しかった。まさかの板尾さんも出てたし。
可愛い女の子が人を殺しまくって感動で涙す
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.5

「どうすんの?どうすんの?」とぶつぶつ言いながら鑑賞。
由宇子の保身やただでは転ばない図々しさ、嘘つきでかわいいメイちゃん、粗暴だけど優しく弱いメイの父、由宇子の父なんてどう見ても生徒に人気のある良い
>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.0

狙いは分かるがモキュメンタリーとしてはもっと馬鹿馬鹿しく笑えるものもあるし、役者さんの演技のたどたどしさも、これも狙いなのかは不明だが、鑑賞するのに若干の苦痛を伴う。
だが、いいのだ。『黄龍の村』のお
>>続きを読む

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

えぇーー!!まさかの胸糞オチ⁉︎
アマプラの紹介文でジャンルとして「ホラー」「コメディ」「ダーク」「楽しい」となっており、どんな映画だよっと突っ込んだが、いやいや…楽しくはないでしょコレ。
『ミスト』
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

第2次世界大戦下のドイツを舞台にヒトラー推しの10歳の子供目線で描かれるコメディー。
靴ヒモも結べなかった少年がたった半年で大人になってしまった。哀しいけど立派。
こんな背景でも心優しい彼のまっすぐな
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.5

水飛沫を浴びて恍惚とするガッキーは美し過ぎて人とは違う性嗜好による生きづらさが伝わりにくい。なんならマジョリティな性よりも綺麗で理解も尊重もしやすい。
いっそのこと小児性愛者を主人公にして生きづらさを
>>続きを読む

フローズン・ブレイク(2019年製作の映画)

2.8

スリラーで行こうか、恋愛で行こうか…サントラが迷走している笑
一緒に向かった5人のうちの1人がロープウェイに乗らなかった時点で、戻らないことに必ず気づいてもらえるわけだから端から絶望感が無い。
とは言
>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

なぜ息子には外部の人間を入れるという危険を冒してまで性的な施しを受けさせたのだろう?
父親の考える教育方針だからやっぱり偏っているんだなぁ。
挙げ句の果てにとんでもない方法で性処理を続行…唖然。
そん
>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

私が子供の頃は発達障害なんて言葉は認知されていなかったけれど、扱いづらく変わった子ということで周囲から理解されずにいた子がクラスに一人くらいはいたと思う。
子供の時分に様子のおかしかった人は、もしかし
>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.0

犬の無事に安堵。

サディズムの気質はあるが精神異常ではないとの医者の判断のおかげで何度捕まっても出所し犯行を繰り返している。
綿密な計画があると自信満々な様子で犯行に及ぶのだが、とにかく雑!それでも
>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.0

うーん、ドラマは楽しかったんだけどなぁ。
フジテレビ製作ということで、有名どころの俳優さんがちょこちょこと参加しているといった感じ。キャストの強さで自ずと犯人も分かっちゃうしくみ。
結構おどろおどろし
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

アン女王の子供を失った悲しみと孤独を利用しつつ、のし上がろうとする女と蹴落とそうとする女のドロドロ合戦は気の毒で醜くくて面白かった。
全裸のおっさんが股間を手で隠しフルーツを投げつけられてるの、あれは
>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ボックス(2016年製作の映画)

2.5

想像を絶する悍ましい7年間だっただろうに、結構すっ飛ばして見せてくれるので、いつの間にやらしっかりと洗脳されているも洗脳心と宗教心で意外に逞しく奴隷生活に耐えており、痛ましさがもうひとつ伝わらない。>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

4.5

面白い!!観終わってすぐに2回目を観ずにはいられない。確認作業をせずにはいられないのだ。
3兄妹のお兄ちゃんのキャラがたまらなく好きだし、ラスボスの一ノ瀬ワタルったらもうゴリラやん!!
なんだろ…とり
>>続きを読む

波紋(2023年製作の映画)

4.0

これは面白かった!!ホラー映画よりもホラー。
蒸発していた夫が突然帰って来て「最期はキミのところでと思って…」と言い放った後のカメラがゆっくりとズームアウトしていく画は心底恐ろしくて震えた。
いろいろ
>>続きを読む