kaoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.5

香川照之を堪能する映画。
エキストラとして何度も死んでみせる香川さん。
セリフまでもらっちゃって最早エキストラではない香川さん。いろいろと思い出しちゃったけど、エキストラの世界に舞い戻りロケバスに揺ら
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

二転三転する結末。
事件発生前から犯人の目星を付けていたが見事に騙された。まぁ、そんな簡単なわけないか…
このシリーズおなじみの福山さん作詞作曲、コウさんが歌う主題歌。エンドロールで流れるわけだが、こ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

数年振りに鑑賞。
オチは分かった上で何度も観ているが、やっぱり
名作中の名作ですな。
何と言っても子役の名演技には毎度度肝を抜かれる。自身の身に起こる恐ろしい秘密を抱えながら、そういう意味では複雑な相
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.0

見て見ぬ振りと異常な島民が招いた狂気。おばあさんたちも若い頃は同じ目に遭っていたのかねぇ。しかし、悲劇を繰り返すことは罪なのだ…甘んじて制裁を受けるしかない。
常軌を逸した復讐劇はグロさよりも悲しさが
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.0

恥ずかしながら、私はこの事件のことを知らなかった。銃声と叫び声はするものの状況が見えず、映画なので悲鳴と共にバタバタと血を流して倒れる人々という画を欲するがそれも無し。本当に何が何だか分からないまま、>>続きを読む

ある母の復讐(2012年製作の映画)

2.5

警察のクズっぷりとラスト間近で登場する協力者の有能ぶりの対比がスゴい。
娘の記憶を頼りにサクッと犯人の自宅を突き止めてしまう母もだいぶ有能だが。そして見たことのない復讐法に驚愕!!もうガチャガチャやっ
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佇むモンスター(2023年製作の映画)

2.5

主人公が個人制作している映画と同じくらい本編もチープでこれは如何なものかと思っていたが、ストーリーの重さから役者さんの演技力が気になって集中出来ないくらいでちょうど良かったようだ。
だが、最後の最後で
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

3.0

息抜きを兼ねた研修旅行で片田舎を訪れた地方自治体職員たち。血に飢えた狂気の殺人鬼により一人、また一人と殺されていく。

と言うわけで、安心感のあるありがち設定ホラー。
ところがこの殺人鬼、意外と反撃喰
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

単純明快!絶対的強さ!!
安心して観ていられるアクション映画。
可愛く華奢な女の子が屈強な男どもを殴るは撃つは必要以上に痛めつけるはでとっても楽しい。
女の子たちが酷い目に遭っているシーンがあまり出て
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

前作同様、なんとしてもモニター越しで完結してやるという執念を感じた。
1の斬新さは衝撃だったし、どんでん返しも両作とも楽しめたけど、やっぱり主役はオジサンより若い女の子の方が絵的にいいかも。
さすがに
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

ほぉーー!!凄いねぇー!!
すべてPC等のモニター画面越しに話が進行するわけで…斬新です。
英語がダメダメな私にはPC画面でメール文やSNSのコメントなどがズラーーッと流れると、はたして字幕だけで把握
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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.5

見るに耐えない。
13歳の少女が憧れの大人に認められ、少しの不安はあっても押し殺して同等に付き合う為に背伸びをしてしまう…そんな心理を悪用し、少女自身も気付かないうちに虐待されているという酷い手口。
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.5

思っていた以上にお互いケチョンケチョンに罵り合っており、息苦しさ満載の中に呆れて笑っちゃうシーンも。
ラスト…ほぼ全般、嫉妬で狂って醜態を晒し続けた男性に対し、女性の更に上をいく狂った返しにやっぱり笑
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ザ・マミー(2017年製作の映画)

3.0

お母さん…
出来れば、あまり怖くない姿で現れてほしかったです…
と言うわけで、霊的なものは登場するが、現実に起きていることの方が何倍も悍しく怖い。
孤児たちの明るく逞しく生きる姿が辛い。
子供の死に顔
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Room for Rent(原題)(2019年製作の映画)

3.2

自宅の空き部屋を貸し収入を得ることにした老女のド変態ぶりを描いている。
亡くなった夫からのDVがトラウマとなっているとは言え、そんな理由はまかり通らない程の変態ぶりである。
ホラーと言えどグロいシーン
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ロスト・イン・ザ・スターズ/妻消えて(2022年製作の映画)

4.0

どんでん返しに次ぐどんでん返し!!
すっかり騙されました!!
それにしても…ロボトミー手術の医師と看護師って、なんでいつもあんな感じなんだろう?
ステレオタイプというか、既視感ありまくりでウケました。
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成れの果て(2021年製作の映画)

3.5

いやいやいや…怖いよぉ〜
ホラーなんかより全然怖い。
ラスト、ほんわか優しい雰囲気を醸し出して来たお姉ちゃんの豹変と妹に対する吐露に度肝を抜かれた。
この姉妹の行く末はいかに…
ああ、怖かった。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

自分自身を痛めつけるように過食を繰り返す主人公を、45kgのファットスーツを着込み、特殊メイクに4時間費やし40日間の撮影に臨んだという執念の演技で表現している。圧巻!!
ほぼワンシチュエーションの会
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ゴシカ(2003年製作の映画)

3.0

何が何だか分からず追い込まれる主人公、霊の存在、エグい真実。
どれも恐ろしいことだが、分散してしまったことで観る者の恐怖心も分散されてしまった感じ。
結果的には霊の何倍も人間のやらかしたことが悍ましか
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.5

いやぁー疲れたよ。
これでもかこれでもかと襲って来る災難を、観ているだけで疲れたよ。
何回絶体絶命な目に遭うんだ!!
「こんな出産は嫌だ」の例としては断トツ一位。
母は強しなどと言う言葉は薄過ぎて使え
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

2.0

男性優位社会、そしてその背景には宗教的要素が関連してくる作品で、苦手要素満載の映画だった。
有害な男らしさの継承をグロテスクな表現で見せるラストもやり過ぎ感が否めず、メッセージ性の高い作品なのだろうけ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.0

ヤバいものを観てしまったよ。
洋画に使われがちな人種差別問題については知識が乏しい為、いつも深く理解出来ずに適当な観方になっているなぁと自覚しておりましたが、本作のようにぶっ飛んだ人種差別主義者を見せ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

岸辺露伴を知らないのですよ。
『ジョジョの奇妙な冒険』も知らないし。
だから「ヘブンズ・ドアー」って何だよ?って。
頭に巻いたの何だよ?って。
深く理解しないままドラマシリーズを楽しみ、早くも配信が始
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

2.5

ヌンチャク、手裏剣、爆竹での攻撃に、うわぁー何かぶれだろう、混同してるけど。
ユーモア多めで行くのかな?結構、人死んでるけど、ライトに観ていいのですね。
そうは言っても、タイトルから鑑みて何か深いメッ
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.0

いやぁー、どうなることかと思ったけど。
なんとか着地した…と言った感じか。
達者な役者さんばかりなのにセリフの掛け合いが不安定。そして笑えない。
つまらないセリフを言わされる笑いのプロ、日村さんの悲哀
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君は僕のもの(2021年製作の映画)

2.0

既視感のあるストーリー。
そんなわけで開始20分で全てが理解出来てしまい、そうは言ってももう一捻りくらいあるかなぁーと期待しながら鑑賞し、結局、思った通りのお話を最後まで観させられて終了した。
これく
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渇水(2023年製作の映画)

1.0

ツッコミどころ満載で…もうどうしたらいいのか…困惑。
ご都合主義もここまで来るとお手上げだ。
無理矢理美しく終わらせたラストにもため息。
子役の演技力については悪く言いたくない。
脚本と演出が悪いのだ
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.2

レイプ被害に遭った女性が勇気づけられる映画だが、男性にこそ観てもらいたい。
悪いことをすると長いことかけてとどめを指す計画を立てられ、長いこと生き恥を晒した上で抹殺されるぞ…と。
利用される形となった
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もう、歩けない男(2020年製作の映画)

3.0

実話ベースの物語。
ケガの原因が自業自得である為、気の毒だけど、あーあ…という感じが否めない。
自暴自棄となった彼に厳しく接してくれたロシア人の介護士さん。あの人がいなければこの彼はどうなっていたのだ
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.0

若干の集合体恐怖症の気があるので主役かと思われた彼の首のタトゥーが気持ち悪くて困った。途中でアレしてくれたので助かったが…
さて、誰が生き残るのか?と思って観ていたがどうやら続編がある作りのようで。完
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ディープ・クリムゾン 危険な友情(2021年製作の映画)

2.0

『観る者の背筋を凍らせるラストショットは必見』

うーーん、背筋は凍らなかったかな…
結構最初のシーンで、母親がある一件で足を捻挫するのだが、それから先、ダイナマイトボディーの母がヒールを履いて杖をつ
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.5

信仰とは何か?
どうやら実話ベースらしく、エホバの証人輸血拒否事件を彷彿とさせる物語だった。
食べない少女は憔悴し、対照的に健康的な体躯の看護師の食事シーンが多く差し込まれる。どういう意図か?
全体的
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.0

最終的にはあの結末を主人公も望んでいたのだろうか?と言うかあれこそが最大の復讐だったのか?被害者との関係性も友人の域を超えていたのであろうし…
唾入りのコーヒーを飲んで見せたり、ビッチな振る舞いも許
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ポスタル あの日、僕の人生は壊れた(2019年製作の映画)

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いじめ映画?
私のような不特定多数の人たちに向けて自分の物語を映画にすること、裁判の映像を使用すること。
本人が全面的に同意してくれたと冒頭で示されているが、彼の心は治っているの?治った上で承諾してる
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ミナリ(2020年製作の映画)

2.0

おばあちゃんのやらかしで夫婦の絆が戻り家族も再出発だ。そしておばあちゃんのお手柄のミナリ(セリ)がそれを後押しするのだ。
そして冗長に感じられたストーリーをおばあちゃんが見事に終結させた。鑑賞者として
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.0

仕事に行く前にサクッと観ることが出来る映画を探していたら、Netflixで『マーダー・ミステリー2』が今日の映画トップ10に挙がっていたので、どんな映画かも全く分からないまま、とりあえず前作の1を観よ>>続きを読む