kaoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

私は介護士です。給料をもらっているので殴られても噛まれても暴言を吐かれても便だらけでもお世話をします。同じ状態の親の世話は見れません。死んだらホッとすると思います。本作の主人公に殺してもらったら感謝す>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

シリーズ第二作『THE WITCH 魔女 増殖』を鑑賞する前に前作をおさらい。
ネタバラシまでに結構な時間を使っていたんだなぁという印象。怖くて可愛い目を見開いた顔、圧倒的強さと不死身っぷりが素敵。と
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

子供だろうがお構い無しの容赦無い殺しっぷり。残虐だがサイコパス特有の呼吸をするように人を殺す様に、そしてどんどん溜まる死体の山に、観ている私もマヒしちゃって「あーあ…また殺った」くらいの感覚になってく>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

まさに北野監督作品。良いも悪いも無いのだ。タケちゃんがOKと言ったらOKなのだ。
北野作品はそういう意味で十分に確立されているので批評を述べる必要がない。そんなタケちゃんワールドな中、荒川良々さんのシ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

人って疑心暗鬼にさせれば自爆するものなのかねぇ。簡単過ぎて恥ずかしい。登場人物の中で一番若手の少女ローズは待つのではなく行動することを選ぶ。ローズだけがアノ中でどハマり中のドラマ『フレンズ』を観ながら>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.0

ジャケ写の圧倒的ビジュアルにのけぞり、期待値上がりまくりで鑑賞。
うーーん、そうかそうか…この結末で良いのだと思う。思うのだが、やっぱり別のも観たかった。ダメダメなところで惹かれ合う男と一緒に、何もか
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

2.5

「北欧、暮らしの道具店 」Webドラマの時はお料理が美味しそうで、いわゆる丁寧な暮らしってのを奮起させるのに役立った。映画版にもそれを求めたが…料理や暮らしからはちょっと離れちゃって残念だった。性質上>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

4.0

被害者家族と加害者家族のまさに対峙。ほぼそれのみ。しかしながら地味な絵面のなんと凄まじいことか。
到底その心理の想像はつかないが、被害者家族は全てを赦すことで救われ、加害者家族はその救われた様を見て尚
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.0

全体的にとってもチグハグ。オバケが出るホラーではないので多少のリアリティーは必要だと思うのだが…んな訳あるかい!!という場面があまりにも多かった。特に刑事さんの言動には失笑。刑事さんが上手いことやって>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

4.0

恋愛を理解できない女性が、さまざまな出来事を通してアイデンティティーや幸せの本質を見いだす。

好きだぁー❤️
ラストカットなんて、ちょっと既視感あっても私の好きな邦画のやつで萌えた。
大手を振って題
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バービー(2023年製作の映画)

2.0

フェミニズムを描いているの?
自分の性について得したも損したも特に感じたことの無いおめでたい人間なので全くピンと来なかった。中途半端なミュージカルパートも退屈。
さて、、、『正欲』観に行こーっと!!

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

不死身かっ!!
と言うことで、岡田准一のギリギリで修羅場をくぐり抜ける様にハラハラし、綾野剛の顔面チックにこっちまでピキピキし、主役2人の切羽詰まり方がそれぞれにたまらんかった。年も明け、顔面崩壊の2
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.5

最終的に事件が起きることが分かっているだけに終始痛々しい。アレもコレも原因のひとつなのだろうかと。彼を理解してくれた女性の死についても、どう捉えたらいいのか…頭を抱える。
無音のエンドクレジットが怖く
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.5

家の中も森の中も、どのシーンを切り取っても美しい。このストーリーにしっかりとした正解があるわけもなく、どんなラストを迎えるかと心配だったが丁度良いうやむや加減に安堵。
大人が思うほど子供は子供でなく、
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

マキタスポーツ最高!!
と言うことで、まさかの感動ものだった。
低予算であまり存じ上げない役者さん達が作り上げる肩肘の張らない空気感が心地良い。そこに浮かない程度のインパクトを添えるマキタスポーツ氏の
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.0

野沢直子の『アルプスの少女ハイジ』の歌詞を彷彿とさせる冒頭からすでに立っているクララ、おじいさんだ、ヨーゼフだ!!と人物紹介までは楽しめた。だがしかし…その後の楽しみ方を掴めないまま終わってしまった。>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

ん?血?
どんでん返しものだという前情報あり。引っ掛かりながらも騙されるものかと鑑賞。だがしかし…これは無理だ!!想像以上に複雑で壮大なことが黒幕の頭の中では繰り広げられていたわけだ。
司法関係者をも
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

わーーん😭豚ぁーーー😭
という冒頭から始まる悪魔祓い…と思いきや、精神疾患の方の思い込みを取り払うための豚だったと知り更にどんよりだがリアル。
その後は本物の悪魔がちゃんと登場するが、実話ベースという
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.5

お天気お姉さんより宮崎あおいのほうがいいに決まってらーというわけで、数日で恋に落ちた末のチューがかわいい❤️
緊張感のない殺人事件の謎解きなんて最早どうでもいいのだ。 
そして…菊地凛子の前髪をマネし
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.2

警察がアレだとどうやっても逃げ切れないだろうし、途中、国家情報院という味方らしき人らも出てくるけど結果役立たずだし、何をもって完遂とするのか正解が分からないまま進むのが謎だったが、お姉さんのドライブテ>>続きを読む

ティル・デス(2021年製作の映画)

3.5

極寒の中、文字通り冷や冷やの連続だ。
執念のダンナは死体になってからの皆さんの扱いが酷くて笑える。引き摺られるわ落とされるわ切られるわ轢かれるわ…まあ死体なんだから別にいいんだけども。最後はヨメ以外の
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デビル(2010年製作の映画)

3.0

オーマイガーな結末。
タイトルがあれだから、まぁそれはそうなんだろうけど。でも、それだとなんでもありではないかっ!!しかも白状したから許すなんて詰めが甘い。ほんなら他の人たちにも白状するチャンスを与え
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

冒頭の独白から、これは凄腕の殺し屋の話なんだな…と期待を高めたわけだが、コントと見紛うばかりの「下手くそかっ!!」の連続で半笑いで鑑賞したのだった。仕事の失敗はおのれのせいなのに、関係者各位を殺しまく>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.5

拳銃一発で済むところをグシャグシャと刺しまくるのは完全にタシャの好みだろう。そんなこんなで目ん玉までくり抜かれたオジサンが生きていたことに驚愕…不死身か?!
意識の乗っ取り合いが続き、どっちの意識で誰
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あのこと(2021年製作の映画)

3.5

どんなゴア描写でもガン見できるが、本作のある部分、ほぼ見ることが出来なかった。局部は写っておらず彼女の痛みを堪えた声だけにも関わらず、痛くて怖くて目を背けた。約3ヶ月、一人で悩み決断決行した彼女が不憫>>続きを読む

消された女(2016年製作の映画)

3.5

韓国あるあるの大どんでん返し映画。
面白かった!!面白かったけれども…最大の見せ場であるどんでん返し部分が雑。結構などんでん返しなのに、ラスト、物凄いスピードでネタバレを見せられてポカーンとなった。
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ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

3.0

母の暴走による悲劇。
事を進め過ぎたせいで、結果的に子供を更に追い詰めてしまう。他人も巻き込み酷い目に遭わせ、金で使おうとした人物にしてやられる。
ラストの母の雄叫びはしてやられた悔しさからなのか、何
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

冒頭、ガチョウ君からのワニのくだりに惚れ惚れ❤️ホラーなので一応殺戮シーンもあるが、それよりも見応えのあるシーンが多々あり。義妹に対しての告白シーンもゾクゾクしたし、ラストなんか…あんな凄まじい笑顔は>>続きを読む

プリズン・エクスペリメント(2015年製作の映画)

3.5

サングラスに警棒でコスプレ感漂う看守役。整列し端から囚人番号を言っていく点呼の時間では悪ノリした看守の「歌いながら言え」との無茶振りに囚人役が半笑いで「8612〜」なんて答えていて、まるで『笑ってはい>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.2

台湾戒厳令による禁書、自由を求めての秘密読書会、告発による拷問の末の死刑、ほのかな恋心、嫉妬からの過ちなど、たくさんのテーマから当時の時代背景に苦しんだ人々を忘れてはいけないというメッセージが盛り込ま>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.5

猫の名演技!!
頑固で寂しいトムハンクスおじさんのなかなか死ねない話。
なんだかんだで周囲の人々から愛される偏屈おじさんのハートフルコメディだ。
ご近所に引っ越してきたファミリーの距離の詰めかたが尋常
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.5

なぜ果敢に地下に行くかなぁー
何度も怖い思いをしているのに人助けするか?
まあ、行ってくれないとストーリーが進まないので仕方がないが。
始まりはいかにもホラーな様相だったのにポップな場面転換には「おお
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わたしの魔境(2022年製作の映画)

2.5

寂しい、つらい、死にたいと思う人たちにとっては宗教云々は関係なく、逃げ場所として簡単に入信してしまいそうだ。洗脳されれば幸せで、失敗すれば死が待っている…なるほど無限地獄に落ちるというのもあながち間違>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.0

言わずと知れたカニバリズム映画『食人族』をモチーフにした作品。
超絶グロ系映画と思いきや何やらメッセージ性もあり、耐性のある人ならばそれほどでも無いと思われる。私は人間なので同類が食われるシーンはまあ
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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.5

香川照之を堪能する映画。
エキストラとして何度も死んでみせる香川さん。
セリフまでもらっちゃって最早エキストラではない香川さん。いろいろと思い出しちゃったけど、エキストラの世界に舞い戻りロケバスに揺ら
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

二転三転する結末。
事件発生前から犯人の目星を付けていたが見事に騙された。まぁ、そんな簡単なわけないか…
このシリーズおなじみの福山さん作詞作曲、コウさんが歌う主題歌。エンドロールで流れるわけだが、こ
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