レジェンド呼子さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

3.2

セックスかノコギリかーー。

『死霊のはらわた』シリーズ二作目。前作から14年後、荒らしリスナーが何者かに襲われる様子を電話越しに聞いていたラジオDJと、甥がレザフェに殺された警官が手を組んで、殺人鬼
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八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.6

🥟 人 肉 饅 頭 🥟

マカオで実際に起きた一家殺人事件をモチーフにしたサイコスリラー映画。その残酷描写ゆえに日本での劇場放映禁止を喰らいながらも、R18作品として何とかソフト化。あまりオススメした
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ゾンゲリア(1981年製作の映画)

4.6

👩‍⚕️💉👀💦

とある田舎町《ポッターズ・ブラフ》で起こった奇怪な殺人事件を追っていくうちに、この町にはびこる"ヤバい秘術"の存在に気付いてしまう警察官の話。

あんまり見たことない方向性のゾンビモ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

腎臓、肺、脾臓、心臓。

今度のステイサムは現金輸送車(キャッシュトラック)専門の警備員。ステイサムにもかかわらず"試験ギリギリ合格"で入社したステイサムをまったく気にも留めていなかった同僚たちだけど
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.8

例のBGM。

デトロイトの刑事であるエディ・マーフィーが、旧友を目の前で殺されたことをきっかけに事件の真相を探るべくビバリーヒルズにやってくる話。テーマ曲の第一印象が「幼少期のゲイツ」になってしまっ
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.3

悪魔の証明ってムズかしい。

死霊館シリーズ第三弾。悪魔に取り憑かれて殺人を犯してしまった青年の無罪を証明するために、不可能とされている"悪魔の証明"に挑むウォーレン夫妻の話。実話に基づく映画。

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.7

死んでる暇はない。

6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クエイグ版007シリーズの完結作。三度の公開延期を乗り越えて、無事スクリーンで観れるありがたみを噛みしめてます。Twitterとかでイジったり
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エボリューション(2001年製作の映画)

3.8

🙂🙂🙂🙂🙂

突如降ってきた隕石に、地球の平和を脅かしかねない"超進化生物"がくっついていた話。B級SFコメディといわれるジャンルの映画だけど、"B級"とは言いがたいほど完成度の高いSFコメディだった
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

何者でもない男。

スキだらけのドロボーさえ退治できなかった情けないオヤジが、愛娘の"ネコちゃんのブレスレット"を盗まれたことをきっかけに大激怒。平凡な日々のストレスを発散しつつ、悪者たちを次々とボコ
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.8

☄️☄️☄️☄️☄️

48時間後に人類滅亡レベルの"巨大彗星(隕石)"が地球に落ちてくるらしいけど、どうすんの?!って話。クセのないストーリー展開で良くも悪くも"王道"なディザスター・パニックだけど
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オクトパス(2000年製作の映画)

3.5

CIA vs テロリスト vs 巨大タコ🐙

ザ・B級モンスターパニック。すごく面白いわけではないけど、面白くなくはないから観れなくもない。こういう系統の映画にしては割と観れるほうだからB級モンスター
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.8

煽ってんじゃねェ!

世界中で問題視されている『あおり運転』をテーマにしたサイコスリラー映画。パッと見た感じ「ヤバい奴に煽られてしまった可哀そうな親子の話」に思えるけど、フタを開けてみると「あおり運転
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.8

オールザットジャーズ♪

正統派ミュージカルかと思ったら結構ブラックで皮肉のきいた作品。なかなか性格歪んでる奴ばっか出てくるのがなんかイイ。劇場でミュージカル舞台を一本観たあとのような余韻が残る本格的
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インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年製作の映画)

3.8

イタリア産アベンジャーズ!?

ハロウィンでスーパーヒーローの衣装を着たことをきっかけに「透明になれる能力」を身につけてしまった男の子の話。どことなくB級感のあるパッケージだけど、意外にも本格的で見応
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デス・レター 呪いの手紙(2017年製作の映画)

2.7

郵便配達系ロシアン・ホラー。

内容が単調でイマイチ盛り上がりに欠ける印象の映画。本編76分という短めの映画だけど、もっと短くても良かったのかも。ビジュアルは結構キレイ。

チェーンメールみたいな無差
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

真夏の白夜の悪夢。

民俗学を研究する大学生たちが、とあるスウェーデンの奥地で行われる"90年に一度の祝祭"に訪れるが、それが思いのほかヤバい祭りだった話。「ホラー = 暗くて陰湿な雰囲気」という概念
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.2

なんだ、結構面白いじゃねぇか。

KAIJU(怪獣)との死闘を繰り広げた前作から10年後の世界が舞台。平穏を取り戻したかと思われた地球に再びKAIJUがやってくる話。おかえり。

2はあまり評判が良く
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.3

あなたの脳内の神木隆之介は元気?

恋するアラサー女子の脳内会議を描いたラブロマンスコメディ。アラサーでも女子でもないけど、自分の脳内にもデカい国会議事堂が建ってるのでスゴく共感できる話でした。たまに
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.8

ガイリチは万病に効く。マジで。

目につく映画が無くなりつつあった映画館に差し込んだ、一筋の光。ガイリチ節大炸裂の痛快クライム・サスペンス。好き。

もうオープニングから惚れる。雰囲気も言い回しもスト
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.8

それ(it)とは一体何だったのか。

パッケージの雰囲気や「それ(it)は夜にやってくる」というタイトルから、心霊やUMA系ホラー映画のように思ってしまうけど、この映画は謎のウイルスが蔓延した世界で描
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

3時間の地獄。

ホロコーストから逃れて疎開した少年が、ある日共生していた叔母と家を失い一人放浪することになり、道中で非情な仕打ちを受けながらも、家族の元へ帰ろうとする姿を描いたロードムービー。原作小
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

あなたにとっての"幸せ"って何?

安住の地を離れ、キャンピングカーで世界を放浪する"現代の遊牧民(ノマド)"と呼ばれる人々の生活を描いたロードムービー。

是枝監督がよくやる「ある人々の生活をリアル
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

アナベル呪われる前から怖い定期。

死霊館シリーズのマスコットキャラ『アナベル』の誕生秘話。すっかり観てるもんだと思ってたけど、なぜか観てなかったので鑑賞。シンプルで観やすい正統派ホラー。

いつどの
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

こんな状況で妊娠すなーっ‼️☝️💦

音に敏感に反応して人間に襲いかかる"謎の生物"によって人類文明が滅びた世界で、必死に生き延びようとする家族に焦点を当てたモンスター・パニック映画。結構面白かった!
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

3.5

下品映画もここまで来たか。

サイコ刑務所長が、反抗的な囚人たちを使ってなが〜いムカデ人間を作っちゃう話。"恐怖"の『ムカデ人間』、"戦慄"の『ムカデ人間2』と来て、今作は"狂気"の第三作目。頭おかし
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.3

ちゃんと怖い正統派ホラーでした。

実在するアメリカの超常現象研究家、ウォーレン夫妻が、イギリスにあるポルターガイストが多発する家に訪れて何とかする話。イギリスで実際に起きた事件『エンフィールド事件』
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.5

ブラムハウス信者になりました。

イケてない女子高生と巨漢シリアルキラーの心と身体が入れ替わっちゃう話。『ハッピー・デス・デイ』でお馴染みのブラムハウスプロ制作のホラーコメディ。15禁。

最高に面白
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.8

正直あんまり映画を批判したくないんだけど、数年ぶりに映画館で寝てしまった記念に。

ミラ率いる米軍兵隊が、突如『モンハン』の世界に転生してしまい、元の世界に帰るべく、現地のハンターと力を合わせて一狩り
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

最上層で暮らす我々は、返ってきた真っ新な"パンナコッタ"の意味に気付けるのだろうか。

貧富の差・階級の差ゆえの《負の連鎖》を抽象化してSFに落とし込んだような社会派SF映画。ユニークな設定とディスト
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