にまみれもさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

にまみれも

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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

見てて、辛い作品だった。
最初のピアスを開けるために使われてた氷が、後半では別の意味で使われるとは……。

最初は微笑んでいたララが、段々と笑顔が少なくなり、やつれていく様。
そして、周囲の子には当た
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

3.7

才能ある人が、段々と病んでいく過程が凄まじい。

本人は、「本当にデザイナー?」と思うような、野暮ったい格好をした小太りの青年なのに、その指先から編み出される作品の凄さ。
そのギャップにびっくりし、彼
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.6

ベーシックなSF展開。
なるほど、パラレルワールドは電子の世界だったら実現可能かもしれないなー、と思った。
同時に、色々な映画のサビ的映像が入り混じってる感じだったので、観ててある意味楽しかった。ww
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

昔ビデオで観た事があったけど、やっぱりスクリーンで観ると違いますね!
(しかも、興ざめな「ぼかし」もないしw)

けど、当時も思ったけど、今観てもやはり吐き気のする暴力のオンパレード。(褒め言葉)
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.6

不思議な映画だった。
最初の不機嫌な男女がテーブルを挟んでいる部分から「????」が出まくり。
特に、島に帰ってからの展開は、最初はついて行けなくて「何なんだ?この不思議な人たちは?」。

けど、観て
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

とてもいい縁の話だった。
10年前と今が、絡み合った糸の織り上げる見事な紐になるのを見せられた感じ。

「あの時、出会えたのが君で良かった」

このセリフは、何回聞いてもいいなぁ。
うち自身も彼との出
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「青春万歳」より 源平恋合戦(1957年製作の映画)

-

当時の有名な子役、松島トモ子さんの姿を見て、「サザエさんのワカメちゃんの格好は、本当に存在してたんだ…」とびっくり。

みんな若い!
そして朴訥とした風景に、「当時の地方はこんな感じだったんだなぁ…」
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ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.8

最初は、どう見ても吊り下げられた手袋に、ちょっと科学的に惜しいなぁ……とか思ってた。
でも、ガチでNASAが検証している「アド・アストラ」には科学的には負けるけれど、内容は全然そんな事無かった。
むし
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とべない沈黙(1966年製作の映画)

-

加賀まりこさんを、今撮ったらどんな人になるのかな?と思ってたら、前田敦子さんになるなぁ、と思いながら観てました。
加賀まりこさん、可愛いなぁ。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

ホテルルワンダと似た感じかな?と思ってたけど、似てはいるけど、根源が違ってた。
ルワンダは民族同士のいがみ合いだったけど、こちらは宗教の戦争だった。

テロに襲われてパニック中、ホテルの従業員がイギリ
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.8

なかなか優れたエンターテイメント時代劇!
特に「引越しの荷物を半分に減らせ」部分は、「うわあぁぁぁ、本好きだけにかたつむりの気持ちが分かりすぎる!」と悲鳴。
その後の「思い出せない物は、大切に思ってな
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0線の女狼群(1960年製作の映画)

-

見事なまでに分かりやすい、東宝的オーバーアクション演技。
いっそここまで清々しいくらいに、過剰演技だと、こちらも安心して劇画を読んでる感覚で眺められるというもんである。

むしろ、背景の小物や風景の方
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

不勉強で鑑賞してしまったけど、それでもガチな69年の映像や映画に、「すげぇ!」の連発になってしまった。

ラストは、バイオレンスタランティーノ節炸裂に爆笑!

もう一度当時の社会風俗事情を勉強して、ち
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おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.9

最初はキワモノ系かと思ってたけど、彼女の人なりを知ると、だんだんと引き込まれていった。
彼女の番組が人気番組になったのも納得がいく。
それにしても、彼女の経歴を知ると、今でも仕事を続けているのは、家族
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

耽美な少年を愛でるだけの映画だった…。
ストーリーはあってないような感じ。

でも、奇跡レベルの少年と、100年前のベニスの風景を観られたから、まぁいいか。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.1

好みドストライクな作品でした…。ww

前半は、21世紀版「2001年宇宙の旅」、
後半は、主人公が達観した世界の「惑星ソラリス」。

という感じの作風でした。
なので、言い換えれば、この2つのどちら
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

実際に実行に移した犯罪者の回顧語りと、彼らの犯した犯罪の再現ドラマが交互にかかる。

計画を立ててる時は楽しかったんだろうけど、実際に実行に移して、初めて自分のやってることの事大の大きさに気がついた瞬
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

覚悟はしてたけど、ラストで涙腺崩壊。
改めて、監督は仏教徒なのかな?
転生ものって、向こうでは難しそうなイメージなんだけど?

いいなぁ、虹の橋を渡って、どこまでも続く黄金の草原に、大好きな人と出会え
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

面白かった!
そして、国民の希望の塊だなぁ〜と思った。

ラストで、支持率が上がらないのは当然。
どっかのよく似た誰かが、仮にそうなったとして、急にいい政治をするようになっても、不信感は簡単に解けない
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.9

ペル・エポックは時代の呼び方の一つとしか知らなかったけど、こんな凄い方々がこの時代に揃ってたと知って、もう腰抜かす位びっくり!!

観てて、最初は「うわぁ、この方が活躍してたのは、この時代だったんだー
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つばさ(1927年製作の映画)

4.0

初めての空中撮影とあるのも納得の迫力。

今観ても、「これ、マジでやってるの?」と呆然としてしまう。

途中のパリでの泥酔シーンのバブルアニメは、つかの間の休暇感が伝わってきて楽しい。
攻撃シーンは爆
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幸運の星(1929年製作の映画)

4.0

泣いた…。

こんなにもステキな終わり方だとは!

そして、「諦めたら、そこで試合終了ですよ」がよく似合う展開でもありました。

國民の創生(1915年製作の映画)

3.5

どうやってKKKが生まれたのかな?と、今まで思ってたけど、混乱と憎悪から発生していったのか…。

今まで「リンカーンが暗殺されてなければ…」と言われるけど、これを見ると納得。

しかし、今作を観ると、
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

これが20年前の作品とは、とても思えないリアリティ!

当時は新しすぎたのかもしれないけど、遺伝子云々と言われる今となっては、充分あり得る設定。
能力があるのに、遺伝子がそうだからと未来の可能性を潰さ
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

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ミュージカル映画特集 - ジャズで踊って
2016/03/05 ~ 2016/03/25

ニューヨーク 最高の訳あり物件(2017年製作の映画)

3.2

久々に、「予告の方が、面白かった」作品。
悪くはないけど、いい所も悪い所も、どんな感想も何も残らない。

二人の別れた妻には、それなりに共感できる所があれど、それが何に繋がるのか、それすら見えない。
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栄光(1926年製作の映画)

3.8

男同志の、腐れ縁的な友情がなんとも言えない。

サイレント映画だけど、戦場シーンはかなり本格的で迫力がある。

キートンの囚人13号/ゴルフ狂の夢(1917年製作の映画)

3.8

水の上の見せ方が上手い。
砲丸投げの玉は重そうなんだけれど、一応セット小物だよね?
本物っぽいので、ドキドキしました。

ドキドキといえば、キートンの「ドキドキ」と胸が鼓動しているの、あれバントマイム
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素晴しい哉人生(1924年製作の映画)

3.6

辛い。
見てて、辛すぎる作品だった。
いくら、ポジティブシンキングだろうと、ラストがハッピーエンドだろうと、この展開は辛すぎる!
途中で、ハッピーな展開が挟まれるけど、それでも不穏な空気が漂いすぎて、
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