にまみれもさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

にまみれも

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模倣の人生(1934年製作の映画)

4.1

白人から見た、理想的な黒人を描いた作品。
なので、「ちょっとそれは都合が良すぎないかい?」と、今の感覚的に所々突っ込みたい所もいくつか。
ただ、それは今だから言える事であって、当時はそれが普通。
むし
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.7

酔って、段々とダメになっていく過程が凄い。

それでも支える兄とヘレン。
しかし、それすら裏切り続けていく…。

ラストには、ほのかに希望が見えるのがいい。
禁酒法時代にも、アル中患者が溢れてたという
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ミッドナイト(1939年製作の映画)

3.7

古い映画なのに、後半の弾けっぷりが素晴らしい。
思わず、声を出して笑ってしまった。

裕福層にしれっと入り込むダンサーに、彼女を仲間をうまく利用して探し回るタクシー運転手。
浮気症の奥さんを捕まえるた
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驚異のドキュメント 日本浴場物語(1971年製作の映画)

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意外と、最初の方は秘湯好きだったら、間違い無く泣いて悔しがる場所揃いだった。
おそらく、大部分は今はもう行けない場所とか、閉鎖されてるんじゃないかなぁ?

川の端で焼き石で露天風呂を作る所とかも、なん
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地獄の英雄(1951年製作の映画)

3.8

この映画を観たとき、思い出したのは2010年にあった、「コピアポ鉱山落盤事故」。
33人が70日間生き埋めになったけれど、その救出劇が世界中に報道された事は記憶に新しい。
(救出の瞬間、「笑っていいと
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ペット2(2019年製作の映画)

3.7

個人的には前作よりも、こちらの方が好みかもしれない。
50年代カートゥーンを思わせる、ドタバタコメディ。
3つの話が同時に進行していく。

ラストの猫おばちゃんが、妙にとてもいい味を出してて…。ww
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.7

リチャードギアは、女性向きの映画に出てくる俳優と言うイメージがあったから、こういう硬派な役もやってたんだ!と、ちょっとびっくり。

士官候補にアタックした3人の女性で、1人目は子どもを作っても捨てられ
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復讐鬼(1950年製作の映画)

3.7

色々な差別対象を詰め込んだなーと言う感じ。
「有色人種」と白人、障害者に女性。

けど、脚本はどれを贔屓するわけでもなく、どれもみんな同じ「生きる存在」として、うまく落とし込んでいるのが凄い。

熱砂の秘密(1943年製作の映画)

3.8

結構スリリングな作品。
最初は砂漠で野たれ死ぬ?と思ったイギリス兵士が、迷い込んだホテルでハッタリと知恵で生き延びる話……かと思ったら、後半は心理戦に!

そして、ドイツとフランスとイギリスの複雑な関
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七月のクリスマス(1940年製作の映画)

3.9

なんというか、落語の人情モノみたいな、とてもいい話だった。
ラストのオチには爆笑!

そして、黒猫の扱い。
当時は、黒猫は不幸なアイコン扱いではなくなりつつあったのかなぁ?