バルべさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マネー・ピット(1986年製作の映画)

3.8

凄まじいドタバタ感とハプニングの多さに苛ついてしまう人は多いかもしれませんが、さすがスピルバーグ(製作総指揮)、トムハンクス(主演)、楽しめる作品です。

もし自分がこんな欠陥住宅をつかまされたら、と
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.2

いやー、良作。
脆く抽象的な一本の線の上に、はっきりとした高校生の言動を描いた作品。よくこれだけ上手く仕上げて、ラストもまとめたなぁと感心してしまう。

にしてもエズラ・ミラーかっこよすぎないか…もは
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.1

ハイになった後の5人の会話だけのシーン。
おそらく20分ほどあったと思いますが、とにかく引き込まれる。その時間を感じさせない。

次の月曜日、そして5年後、彼らの関係、そして彼ら自身はどうなっているの
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.0

フリダにはもちろん同情してしまうが、若い夫婦の気持ちにも寄り添ってしまって、所々涙が出てしまいそうになる。

誰かが特別悪いわけではないけど、いつの間にかフリダに悲しみが訪れてしまうなんとも言えないや
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.4

アクションシーンは凝りすぎてなんだかなぁという感じ。おそらく、カットが短すぎて何が起こっているか分からなくなってしまう人がほとんどだと思う。

ストーリーは前作よりリアリティがあり、面白みは確かにある
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

miのような男臭さではなく、妖艶を突き詰めたスパイ映画。
かと思えば、終盤はやっぱりこうなるのがスパイ映画(笑)。
結末はなんとなく予想できてしまうが、面白い。

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

無理にヒーロー映画にした感は否めないが、面白さはピカイチ。

ほぼゾンビ映画だったが、やっぱりアメコミ映画のオリジン作品は他の作品とは違うワクワク感を味わえるから好きだ。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.8

「これと言って盛り上がるシーンがない」のではなく、「全てが盛り上がるシーン」と言ってもいい。2時間もの間、完全に没頭させるのは案外難しいが、脚本、映像、カメラワークでそれをこなしている。

にしても、
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

繊細だが、単調かつ王道。
アクションシーンは申し分ないけど、それ以外の部分はあまりに静かで合わなかった。

また、新しいヒーロー、新しい舞台ということもあって、もはやmcuを全く感じさせない作りには新
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.5

どこにでもいる夫婦のカウンセリングから始まりますが、それすらも引き込まれるような魅力的な主人公2人。さらには2人とも劇強という…

毎回だと飽き飽きしますが、こういう主人公最強映画はたまにみるとスカっ
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.5

スパイ映画じゃなくて、ただのアクション映画だし、多少のツッコミどころは気にせず楽しめる作品です。

敵地に乗り込むシーンはなかなかの見応え。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.8

ザ・ファンタジー映画
ハマらない人も少なくないと思うが、自分は好きだなぁ。

自分も父親という立場になったら、いつか子供とキャッチボールを、と思える映画です。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

ギャッツビー家での最後のパーティ以前以後で、全く映像の雰囲気が違ってそこの対比はまあ面白かった。ただ、もっと一気に光から闇へ物語を持っていければ、さらに良かった気はする。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.0

まあ、タイトル通り「序」なので…
この後の3作品次第でスコアが上がる可能性はありますので、期待しておきます。

音楽は間違いなく良い。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.2

映像は素晴らしいが、ストーリーはどうも合わない。このしっくり来ない感にハマる人もいるのかもしれないが、自分は傑作だとは思えなかった。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.1

アメリカの青春を教えてくれるとともに、性別を意識させない(程よく意識させると言ってもいいかも?)夜の描写もあって、日本人には特に新鮮味があるかも。

良作です。

ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.3

まあ面白くないわけじゃないけど、宗教が深く絡んでてよくわからなかった、というのが素直な感想。

知識不足かな…

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.9

ストーリー、音楽、映像、全てがいかにも80年代。

ツッコミどころは多いかもだが、見終わった後スカッと感は残るのでこれはこれでいい。映画なんてそんなもんです。

邦題は秀逸。原題は"The Secre
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

アクションはさすが目を見張るものがあるが(とはいっても前作から進化したとは思えない)、全ての人物に関して、行動の動機が薄い気がしてしまう。

「ファミリー」という考えを基に動くことが時代に逆流している
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