ジブリは詳しくないが、これは攻めているようで攻めていないのではと感じる。
面白くないわけではない。難解だが、人物の過去を描いているため感情移入はできるし、よく作られているとは感じる。ただ期待値が高か>>続きを読む
「最後そう終わるの!?」って言わせるための映画。
だからといって途中がおざなりになっているのかと言われるとそういうわけではない。
二転三転するところも十分面白いし、その辺りは映画というよりはドラマを>>続きを読む
映画の冒頭とはこうあるべきかもしれない。
完璧な音楽とシークエンス、素晴らしい映画が始まると感じずにはいられない。
大量のスパイダーマンと大量の情報、そして何より狂った映像表現。全く新しい映画体験に>>続きを読む
音楽素晴らしい、ストーリーも分かりやすいし興行収入が伸びるのは理解できる。
奇妙だねえ。別に面白くはないけど、ぼーっと見てしまう魅力がある。
ジャスミンがなぜブレンダに気に入られようと思ったのか、なぜあそこに定住しようと思ったのか明確な理由は描かれていないが、それこそがジャ>>続きを読む
自伝なんだから別に面白い必要はないでしょ、とスピルバーグに諭された気分。
大きな起伏はなく、悲しいことは悲しく、楽しいことは楽しくありのままを映す。それなのに映画になる。なんの変哲もない物語なのにち>>続きを読む
面白いが、巻き込む人が多い割にはストーリーに驚きはない。
東野圭吾っぽく(と言ってもそれほど知らないのだが)胸糞感や程よい後味の悪さは健在だが、いかんせんストーリーにそこまで波がないため今一つ乗れな>>続きを読む
優しい、本当に優しい映画だ。
ネット社会の現代、SNS上の誰かにアイデンティティを奪われる気がしてしまう現代、本当に寄り添ってくれる人はゼロなのか、実はそばにいるその人こそ自分にとって最も大切な人な>>続きを読む
120年前ってなんとも言えないですね。大昔といえばそうだけど、100年生きる人がいると考えると映画ってまだまだ歴史が浅いなあとも思ったり。
まあ実際に月に行くなんて考えられない時代にこの作品を作った>>続きを読む
コメディの教科書みたいな作品。
相続の条件からよく分からない設定ではあるものの、見ていて非常に楽しいし、そう感じさせるだけの演技がすでに完成していることに感動する。
くどさの割にはそんなに味が濃くない映画。
W.W.Ⅱの真っ最中にこれを作り、公開していることに価値がある作品である。
正直現代に見ると、恋愛、友情等描かれるものはクサいなぁと思うところはあるが、そ>>続きを読む
恥ずかしながら初見。
あまりな名作なので正直語ることもない。
ただラストシーンはもう至高極まりない。それまで「雰囲気良い少女漫画の映画じゃん」って気持ちを吹っ飛ばす。いやなんならその気持ちがあるから>>続きを読む
なんともきったない映画だこと。
ただ、こういう「汚」から始まるのは嫌いじゃない。最近見て自分的にはかなり高評価の「バビロン」も本作からの引用は少なからずあるだろう。
しかし、こういう徹底的な豪遊を描>>続きを読む
やはりスコセッシはシンプルに面白い。
前半は予告編のようで少々飽きもくる時間があるが、後半にインパクトを何度も持ってくる展開はやはりうまいなと感じる。
「限界マフィア」と言ってもいいような我々に馴>>続きを読む
テレビでしか見たことなかったが、こんなに面白く、感動する作品だったっけ。
後半はほとんど泣いていた。
泣いたものが必ずしも良い作品とは思わないが、上映最終日に滑り込んで本当に良かった。
3時間と聞く>>続きを読む
個別の野心を捨てさせる戦争。
個別の野心を敵を倒すことにさせる戦争。
これをこの時代に描いていることに感心するのと同時に、なんでこの十数年後にはW.W.2やってんだよという人間の情けなさも感じてしまう>>続きを読む
疲れてしまった。今後もこの出来が続くならばずっと見てきたこのシリーズも挫折してしまうかもしれない…
まず根本的な問題としてキャラの魅力が見えてこない。それぞれの間にある家族愛みたいなものは良いと思え>>続きを読む
無味乾燥。
これより上のスコアをつける要素もなければ、これより下のスコアをつける要素もない。
本人役なんだ、監督イーストウッドなんだというちょっとした驚きぐらいかな。
元の話はすごいとは思うが、>>続きを読む
最高の自慰映画だ。映画はこうであって欲しかった。「汚いからなんだ、サイレント映画を貶したからなんだ、私の作りたいものはこれで、私の好きなもの、好きな映画はこれなんだ」というのを3時間フルに使って表現し>>続きを読む
相変わらず評価するのが難しい作品を作るのが本当に得意な監督だなと思わされる。
前半はとにかく暴言を浴びせられ、変化していく海兵の話だが、正直冗長なところがないとは言えない。ただ、これ未満の時間で描き>>続きを読む
時代的に技術も発展途上で、鳥の表現方法が限られているにもかかわらず、しっかり怖さを演出しているのは流石でしかない。
もう少し説明が欲しかったなと思う反面、ヒッチコックにとっては「ラブバード」で十分説>>続きを読む
そうだった、この映画のタイトルは「Climb」じゃなくて「FALL」だった。登っている時間は正直冗長な部分もありますが、あくまでそこは序章であり、本番はそこからです。
恐怖が続くだけの映画なのでそん>>続きを読む
明里が常に1人だと考えている中学生時代から、明里に相手がいるのではないかと考えて振り返るのに時間がかかるようになってしまったのは貴樹の成長ともいえるが、それが本当に悲しいし、小田急を恨んでしまう。>>続きを読む
モノクロがなんともノスタルジック。カラーしか知らない世代の自分にとっては、モノクロというだけで特別感が出てしまいますが、おそらく監督としては子供時代を思い出すという意味で使われているのでしょうね。>>続きを読む
オンライン試写会で観させていただきました。ありがとうございます。
まあ率直にいうと長いです。クサい恋愛シーンやダンスシーンとド派手なアクションシーンが交互にやってくるので、一貫したテーマも見えず、た>>続きを読む
いやー、どこの誰にでもあるんですよ。
嫌だけど何が嫌なのかわからないし、側にあるからずっと触れてなければならないもの。住んでる街が、自分の名前が、学校が、友達が、親が…
けどふとした瞬間、それは何に>>続きを読む
普段あまりドキュメンタリーは見ないのですが、本作品はかなり良質な一作でした。
機械工学や宇宙工学、地質学といった様々な学問が登場し、同じプロジェクトでもそれぞれの分野で重きを置いていることが異なって>>続きを読む
この作品を好きな人がいることは理解できる、90年代の良さが詰まっていることも分かる。ただ自分には合わなかった。
こういう「エモさ」激推し映画というのは、いかに自分の経験と共通することがあるかどうかで>>続きを読む
成人式の後に観るの良くないですね。
自分と重ねてしまって綺麗すぎる涙が出ます。
12歳っていうのは本当に絶妙な年齢で、少しませてきた子もいれば、まだまだ子供っぽくいかにも小学生というような言動の子も>>続きを読む
理解度と満足度は本当に比例しない。
正直主人公が今何のために行動しているのか分からない瞬間は結構あったし、テンポも早く「これ絶対置いていかれてんな」と思わされるが、なぜか満足してしまう。
理解力の乏>>続きを読む
かっこいいよね皆んな、ほんとに。
他のバンドなら数十年かけてもできないことをたった数年でやってしまうこの伝説的バンド。リアルタイムで見たかった。
現代の日本人20歳比だとかなりビートルズを聴いてい>>続きを読む
いやー、人って怖い。
アレックスや実験に関わった人々、アレックスを政治的に利用する人々…もちろん彼らは怖いです。
ただ、あらゆる人やシステムを皮肉ったこの作品では、あれだけ序盤に暴力を強調されたアレッ>>続きを読む
本当に完成度が高い映画だなと。
最高のオープニングから胸糞のラストまで抜けのない素晴らしい作品でした。
ただ、これはファイトクラブもそうでしたが、ポエムみたいな台詞が多いので、それが今回みたいなサス>>続きを読む