四六時中アカデミーマンさんの映画レビュー・感想・評価

四六時中アカデミーマン

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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

前作のボードゲーム式から現代に合わせたTVゲーム式に冒険の場は変わり、正統派の続編でありながらドウェインジョンソンのひ弱なオタク演技や、ジャックブラックのイケイケ女子高生を演じる姿に終始笑ってしまった>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.6

ガンを題材にしたよくあるストーリー展開なのだが、主人公を取り巻く人間関係の厚さに惹かれた。

誰もが病気の人によそやよそしくなるのに対し、唯一の親友だけは影で必死に思いやりながらも、主人公のやり場のな
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.9

サバイバル映画としてのハラハラもありながら、孤独とは常に希望と表裏一体なんだと教えてくれるメッセージ性の強い映画。

トムハンクス演じるノーランドとウィルソンの友情が芽生えるシーンはさすがの演技力とし
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

とにかく映像と、登場人物の心理描写が美しい!

劇中ではキャロルと出会ったことで、普遍的な毎日から一歩踏み出したテレーズに焦点を当てられがちだが、当時の抑圧された男性社会を象徴したような夫を持ち、1人
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サイコ(1960年製作の映画)

3.6

サスペンス系モノクロ映画を始めて観た作品でもあったので、前半の警察シーンや逃走劇の演出ですでにハラハラしていた。

ただ、この物語の本質である「ある真相」に辿り着くまでの、青年ベイツの台詞や、フルショ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.8

「その戦いはもっとも切なく、もっとも絆を深める」

題名は「キャプテンアメリカ シビルウォー」と題しているが、アイアンマンことトニースタークの内側、彼の過去にもっとも近づいた映画でもある。アイアンマン
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.9

ダークコメディながらもゾンビ映画の王道をしっかり描いた傑作映画

ゾンビ映画が苦手な筆者でも、ただひたすらに楽しくテンポの良い場面転換やQUEENの音楽に合わせたゾンビディスコの戦闘シーンなど危機感の
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.0

挫折 再生 新しい世代へのバトンタッチと三部作の終わりを哀愁を漂わせながらも王道ストーリーから一捻り加えたラストがとても心地良かった。

個人的にはマックイーンの特訓シーンがロッキー4のドラゴ、ロッキ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.2

観る前と観た後で、印象がハッキリ変わってしまう映画。

悪いことをすれば、必ず自分に返ってくる(因果応報)というシンプルなコンセプトを、ジワジワ恐怖心を煽るような演出で、展開が進むごとに観る印象が変わ
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.5

〜一貫した料理馬鹿と凄腕シェフ〜

◉料理の才能はずば抜けているが、職人気質から中々、定職につけずにいる主人公が、経営危機に立たされた老舗三つ星レストランの有名シェフと出会う物語。

一般的にフランス
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

___本当の自分になりたい、ただ願いはそれだけ。

世界で初めて性転換手術を受けたリリーエルベの半生を描いた物語。

舞台設定は1920年のデンマーク、そこでエディ・レッドメイン扮する夫のアイナー(後
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.1

記念すべきトム・ハンクスの出世作!
派手なCGや特殊メイクなどは無いものの、少年から大人に戻るシーンなど巧みに再現している。

トムハンクスの演技も表情豊かで見てるこちらも不思議と感情移入してしまう。
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.5

今は亡きロビンウィリアムズという人間の真骨頂とも言える作品

夫でありながらホームヘルパーとして年老いた老婆を見事なメイクで再現。ただのコメディ映画では無く、現代にも通じる家庭問題などを取り上げ、単純
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