時代に「逆行」していく物語。
パソコン→銃→ナイフという風に少しずつ原始的になっていく闘争劇が格好良い。ファーストショットの宇宙も闘いが普遍的なものであることを意味してると思う。
ド頭からクライマックスまで、スリル、暴力、銃撃、ゲロ、麻薬。最高です。
さすがにこれを褒めあげるのは神経を疑う。
後、面倒になったら直ぐ「仲間が〜」って洋画禁止。
チームの連携感が中盤のカード投げっこまでしかキープされないのは残念。後、モーガン・フリーマンも残念。
再見。バイクチェイスの格好良さ、編集のテンポで持っていかれた。運命、因果に囚われた人物達の行き着く先には・・・?ラストで題名の意味に気づいた。
ヌードの夜続編としてとても楽しめた。只、146分版だったからか少し冗長だったかな。後、ドゥオーモ内でのカメラワークが珍しく安っぽく感じてしまって残念かも。
椎名桔平が動き出してからの不穏感たるや!
薔薇に傷つけられ、向日葵に抱かれる女の話。
余裕のない人々が破裂していく話。ラストの「発散」が空虚で切ない。
誰もが他者を理解しようとしないのに同じ屋根の下で飯を喰い、寝て、女を抱く。ひたすら気まずい傑作。
誰が「死んでもいい」のか?
ホテルの殺し合いは白眉。一人の女を愛した男二人の醜い争い。不穏なアップが素晴らしい。
オダジョーに発せられた「行け」のサインは俺にも解るのだろうか。クラゲが美しくも不穏な映画。
スプリットスクリーンに切り替わる度にジャンルが変わるのが愉快。今作と「カリスマ」は役所広司の演技が振り切れてるのも注目ポイント。