のりっこさんの映画レビュー・感想・評価

のりっこ

のりっこ

ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.0

誰が悪いかも分からないまま悪者をあぶり出して叩ききってすっきりするまでは許さない。今の時代にありふれた、姿の見えない第三者たちが転がしまくるお話。

ああああああああああああああああ!!!

観てただ
>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

あらすじのとおりとっても不愉快な作品やった。満足。イノシシ食えの最初の「おや?」からゴールまでに違和感がない。

一言いいたいのは、娘よ、そんなに大事なぬいぐるみなら何度も失くすんじゃない。

トライアングル(2009年製作の映画)

3.3

船にトライアングル号なんて名前付けるから。悪夢や。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

2024年に観ると、監視されてるの当たり前感があった。PCカメラにはみんなテープ貼ってるもん。この感覚こそが、たぶん、やばい。


モスクワ在住とのことでしたが、今はどうされてるのかしら…

時々、私は考える(2023年製作の映画)

4.0

やりすぎないセンスが抜群。
フランが不思議ちゃんすぎない。
ロバートが男前すぎない。
恋心に世界が輝きすぎない。
セリフが深すぎない。
現実に近くて良い。
でも、映像と音楽はとびきり美しくって、ちゃん
>>続きを読む

グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.8

完全な第三者の自分が、信じがたい……とは全く思わなかったのは、今作のように沈黙を破ってくれた多くの人たちの功績に違いないと思った。顔出しで訴える姿は、誰かの勇気になったはず。NOと言って良いと子どもに>>続きを読む

コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.0

すごく興味深いテーマやのに、あまり入り込めなかった。早々にジョイが中絶し、その後、緊張感が急速になくなってしまう。女性の権利を勝ち取るというよりは、まさにお気楽主婦の自分探しのボランティアに見えてしま>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

NHKの「フランケンシュタインの誘惑」という番組で、原爆の父についても、水爆の父についても予習できてるつもりでいた。でも、ついていけない。オッペンハイマーさんの人生を、原爆開発前と後とをごちゃ混ぜにし>>続きを読む

底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

3.5

ベン・アフレックの出演作はサスペンスが多い。そして、そこそこ面白い。
若いイケメン好きの奔放すぎる美女の妻を、ねっとりじっとり影から溺愛する夫の話。迷うことなく処理していく夫が面白かった。ムキムキマッ
>>続きを読む

赦し(2022年製作の映画)

-

最後まで観てないけど、もうトライしないように記録。

MEGUMIさん、オリエンタルラジオの人…バラエティ班

犯人役の役者さん、MEGUMIさんの元夫の役者さん…インディペンデンス班

バラエティ班
>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

三者三様の心の隙間。1人ぼっちでも傷舐めあったりしません。甘さ控えめすぎるとこがすごく良い。ほんとに優しい人ってこーゆー人たちよな。
わたしは名探偵ポワロの「ポワロのクリスマス」の過ごし方に憧れている
>>続きを読む

呪われた息子の母 ローラ(2021年製作の映画)

2.5

統合失調症とか精神病とか悪魔とかをごちゃ混ぜにしたやつって、どうとでもなるよね。ちょっとズルい気がする。カルト教団もっと全面なの期待してました。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.0

今まで観た中で1番怖い映画かもしれん。これが群集心理ってやつなんやろうか。無計画やのにどんどん転がっていくのが怖すぎる。ステファニー・エステスさん?知らん人やけど、嫌い。めちゃくちゃ嫌い。ただの俳優さ>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

-

息の詰まる2時間。被害者家族も加害者家族もこの息の詰まる時間を6年も過ごしてきたかと思うと、窒息しそう。そして、この先も襲いかかってくるであろう様々な感情に折り合いをつけて生きていかなければいけない。>>続きを読む

ペントハウス(2011年製作の映画)

3.5

王道なコメディ系ハリウッド映画で、ふつうに楽しめた。街中のパレードとかエデ・マーフィーとかザ・ハリウッド映画って感じで何だか懐かしい気持ちになった。シェイクシャックがバーガーキングになってたのは、翻訳>>続きを読む

権利への階段(2017年製作の映画)

3.5

法廷ものかと思いきや、病院を訴えたエレノアという女性とその弁護士さんの友情の物語。裁判シーンがもっと見応えあったらもっと良い映画になった気がする。でもエレノアさんの魅力と裁判の大変さを2時間に納めるの>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.5

おしゃれなやつが観たかった!って気分の時にぴったり。そこにイケメン2人と美女1人が付いてきて言うことなし。深く考えずにサクッとガイ・リッチーにのっかる。


このアプリからアーミー・ハマーのインスタを
>>続きを読む

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.5

きみはいい子

なんか泣けるタイトルやなぁ。尾野真知子さん演じる母親のしんどさは辛かったなぁ。

希望のある終わり方で良かったよ。

外事警察 その男に騙されるな(2012年製作の映画)

3.3

ドラマかっこよくて好きやったなぁ。周りの俳優さんも良い俳優さんばっかりで、おもしろかったなぁ。
映画版は、想像どおり、2時間ドラマな感じ。芦田愛菜ちゃんかと思ったら違った。

映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

3.3

役のせいか、おじさんが学ラン着てるせいか、風間俊介めちゃくちゃキモい。
でんでんと同じ職場で働きたい。

金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年製作の映画)

3.5

魔がさして観たけど、意外に楽しかった。堤幸彦さんやったのね。金田一少年、怪しげで好きやったな。なんだかとっても懐かしい気持ちになりつつ、好きでも嫌いでもない堂本剛くんが可愛く思えた時点で自分が年いった>>続きを読む

アント・ヒル・キッズ 一夫多妻カルト集団(2002年製作の映画)

3.5

ほんとに気持ち悪い。そこから甘い汁を吸ってた近隣の男どももかなり気持ち悪い。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.2

家族思いで、兄弟仲良く、全員良い子。それでも決して満足せず、もっともっとと欲しがる父親から、神様が1人ずつ息子を取り上げていったとしか思えへん。哀しいお話やったけど、見どころがたくさんあって、久々にど>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.0

仲の良い友だちがいて、彼氏がいて、ごく普通の両親がいて、ダンスが好きで、働く意欲もあって。なんでそんな子が、真冬にビール飲んで、裸足にサンダルで、1人寂しく死ななあかんかったのか。自殺するのにふさわし>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

怖いやつかなぁと思いながら見始めたら、意外に同僚がひょうきんでほっこり。いつの間にか絶体絶命な状況になってて、何とかなりそうって気抜いたら、えーーーーーー🫨🫨🫨ってなって……だいぶ振り回された。
フク
>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

女心より男心がむずかしい。恋人、友だち、他人。名前のない関係ってのが1番居心地が良いのかもしれん。袖触れ合うも多生の縁とか思いたい。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.9

デカ足というニックネームのおじさんが、
何かにちなんで付けた名前は嫌いだ。名前は名前だ。それでいい。誰かが適当に付けたあだ名で呼ばれてるのは俺だけじゃない。本名よりデカ足の方が良い
と言っていた。フリ
>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

3.0

サンダンスでグランプリと書かれたら観てしまう。
情緒不安定やからうまくいかへんのか、うまくいかへんから情緒不安定なのか。90分中85分痛々しかった。相棒兼友達の器でかすぎ。

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

作品のせいかジョニー・デップのせいか途中で断念。おしゃれでチャーミングなジョニー・デップを見れば見るほど、裁判のニュース画面が頭をよぎって笑えず。むしろ恐い。私生活は別物と思えなくてすみません。

雪の轍(2014年製作の映画)

4.0

暇な時に観始め眠気にやられ中断。寝なあかん時間に子守唄がわりに再開したら面白くて不思議。さすがパルムドール。
裕福で生活の心配のない主人公と、娘みたいな年齢のその嫁と、主人公の妹。特に理由のない不満を
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチー、イギリス感少なめでも安定して面白いしかっこいいしセンス良い。これでもかってぐらい人が死んでいく。全滅レベルや。そして、重苦しい音楽、哀しいやん。
ジョシュ・ハートネットって主役級のイケ
>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

子ども向けやけど大人も楽しめる。トラブルメーカーでもベン・ウィショーの声で礼儀正しくされると許しちゃう。パディントンは子グマということに甘えず努力できるとこが良いわ。前作はニコール・キッドマンで、今作>>続きを読む

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.0

ポール・ダノと明るいのが観たくて爽やかそうなのを選んだつもりが、苦手な統合失調症モノやった……適切な治療でお元気になられたとのこと、良かったです。

ヒプノティスト 催眠(2012年製作の映画)

3.0

主役の警部が事件を大きくした上に、ちょっとどんくさい。催眠療法の人はこの警部を訴えても良い気がする🤔警部の相棒…ギャン泣きする我が子をあやす以外何もしてない🤔

霧の中の少女(2017年製作の映画)

3.5

殺人事件もお国柄が出る。捜査方法にマスコミ利用とは。かなり想定外の結末に向かうけど、きっとこれもお国柄の一言で片付けてしまえるのがお馴染みじゃない国のミステリーの良いところ。ちゃんと動機も種明かしもあ>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.8

17歳の肖像で初めてお目にかかったキャリー・マリガン。なんて可愛らしい人なんやと思った。出演作品を全て観てるわけじゃないけど、プロミシング ヤング ウーマン、SHE SAID、そして今作、作品選びから>>続きを読む