のすけさんの映画レビュー・感想・評価

のすけ

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.0

良かったよ(`・ω・´)
パンチライン連続のセリフは前章から勢い途切れずみなぎってて、特に門出ちゃんのワードセンスが増しております。
「絶対」って言葉はあまり使いたくない性分なのですが、本作ではパワー
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ミッシング(2024年製作の映画)

2.5

行方不明になった娘を探す夫婦の話。
毎度登場人物を不幸のどん底に落とすいつもの吉田監督作。そろそろ彼を(そして僕らを)誰か分別のある大人が叱った方がいいですよ。
可哀想な話とそれを面白がりバッシングし
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関心領域(2023年製作の映画)

3.5

アウシュビッツの真隣りで暮らす家族の話。
これはどんな気持ちで観ればいいのか…。「この家で暮らしてるのはお前だぞ」っていう作り手の批判はわかるものの、常に固定&パンフォーカスで主観を拒絶するカメラのせ
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.5

盗難事件を機に学級崩壊が起きるよって話。
面白かったー!ドロドロした嫌味映画かなって思ってたのでいい意味で裏切られた。
学校の不条理で居心地が悪くなる(校則という名の拘束とか持ち物検査とか)のって少な
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またヴィンセントは襲われる(2023年製作の映画)

2.0

まあまあ。
でもジャンル映画のプロットなんだし、もっとバカっぽい感じに振り切れてた方が良かった気はする。

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

2.0

外国にお出かけ行ったら訪問先の夫婦がやな奴らだったよって話。
これ苦手〜(~_~;)
何でそこにいるの?なんで何もしないの?って連続でイライラ。同じ理由でそこが好きな人がいると思うし、そう描く理由もわ
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トラペジウム(2024年製作の映画)

1.5

90分あれば一箇所くらいいいとこあっていい気がするんだけどなんにもなかった。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

2.5

グランピング施設の建設を巡って業者と地元住民でいざこざって話。
趣味の合うとこと合わないとこがあった。フィールドワーク系の研究してたので、この森の中での長回しは大好物。冒頭からして「わかるー!森の中で
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.5

幼少期のトラウマでパニックをよく起こす少女が福祉施設を転々とする。
ヘレナ・ツェンゲルすげえなってまず思ったけど、「この茫漠たる荒野で」見てたので初見じゃなかった(忘れてた)。こんなエネルギーのある演
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

2.0

何についての映画なのかよくわからなかったというのが正直な気持ち。
こういう話は大人には書けないだろうとは思うけど、だからといってそれが有難いかっていうと、う~ん…となる。
あのプールの掃除は楽しそう。

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ(2022年製作の映画)

3.0

旅行してた息子(ドイツ人)がグアンタナモに入れられた!お母さん助けに行くよって話
タイトルは厳ついけどホットな家族ものだった。このお母さんが超いいキャラ。一通逆走したり空港の金属探知機鳴りまくったりと
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殺人鬼の存在証明(2021年製作の映画)

3.0

シリアルキラーを追うロシアのサスペンス映画。
マッドなセッティングにイカれた容疑者&警察のやりとりがすげえ。ここは笑っていいのか(笑ったけど)って場面がボンボン来るし、この悪趣味な楽しさはジャンル映画
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人間の境界(2023年製作の映画)

4.5

2021年、ポーランド・ベラルーシ間の難民問題の話。

前半はまるでユーモア皆無の不条理小説のよう。両国ともから受入拒否された行き場のない難民たちが森林の国境を行ったりきたり。2015年からこの国境地
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

晴れた農場でヤギとかとふれあったようなほのぼの幸せな気持ちになった。多分4歳児くらいが脚本書いてると思うけど景気の良さが半端じゃなくて畏れ入る。
上映中、毎秒脳細胞が心地よく死んでいくのがわかる大傑作
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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.0

密猟されたナマケモノが女子寮で人間に復讐。
これ観る前ちょっとダウナーな気持ちだったわけですが、上映中90分はほっこりできた。
あまりにバカバカしいプロットとオーバーアクトはシナジー良すぎ。パペットで
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

3.5

APのウクライナ戦争ドキュメント。
民間人の犠牲を報道でも観てたわけで、これ気になるけど劇場で観るの嫌だなあってやつだった。映画館に行くのって、その行為自体が物語の消費なわけで。
けど、何が起きてるか
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ザ・タワー(2022年製作の映画)

2.0

とあるアパートからある日外の世界が無くなったって話。
「この映画の世界だと犬は水やりさえすればすくすく育つ」とか色んな前提を補完できれば、閉鎖社会で独自の文化ができたりとか面白がれる部分は少しはある。
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異人たち(2023年製作の映画)

3.0

実家帰ると死んだはずの両親が昔のままの姿で暮らしてるって話。
私のタイムラインで皆さん絶賛でして、年ベスってコメもちらほら見かけたけど納得。全く古びていない昔の名作映画を観たときみたいな気持ちになった
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

2.5

函館を舞台に、お宝を手に入れるためキッド、闇ブローカー、警察&コナンが三つ巴。
コナン弱者だけど観てきた( ・ω・) まあまあ楽しかったよ。コナンとキッドはメカとか色々使って何でもできるんだなってワク
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毒娘(2024年製作の映画)

1.0

出てくる大人全員不快で途中で劇場出た。「そんなやつおらんやろ」「そうはならんやろ」ってのは映画だから多少あっていいけど、全編それだとどうでもよくなる。

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

2.5

新米シスターがブラック教会に就職しちゃったよって話。
正直どうってことないストーリーなのだが、ひたすら画とカメラのカッコよさで観せきるストロングスタイルで楽しめた。シリーズ未見なのだが、このテンション
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

不遇が連続したプロレスラー一家の物語。
予備知識無しで見たけどウソだろって話で感情の落とし所が無くなる。長男が一人でトレーニングしてるシーンとか、自罰的で胸が痛くなった。ただ、お互い思いやる兄弟達の印
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

南国リゾートで犯罪をした男。「あなたは死刑です。でもクローンを作って身代わりにする事もできます。ここにサインを」
こ、怖かったよ…(ノД`)
そもそもの舞台の島が怖すぎるので安心できるシーンが皆無なう
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RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

3.5

ドイツのクルド系ラッパー、Xatarの半生を脚色して描く。
シリアスな難民もの→少年カターの成長譚→おバカアウトロー→ヒップホップ映画と、ストーリーというよりテイストが超スピンして楽しい!
カターは夢
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

3.0

ドラマー達のドキュメンタリー。
映画的には、インタビューに応じたビッグネーム達のリレーセッションが見どころでしたが、僕はおそらく急死直前であろうテイラー・ホーキンス(Foo Fighters)のインタ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.5

JK視点の幼年期の終り。なんかヤバいことが起きてる隣で無頓着な日常が進むグロテスクさっていうセカイ系チックなプロットだけど、テイストはしっかりSF。
おんたん(ツインの子)はセリフ全部パンチラインじゃ
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

2.5

まあまあ。前作よりは面白かった( ・ω・)
メガネっ子のマッケナ・グレイスがイケメンになってた。この子が画にいるときはだいたい楽しい。火事で死んだ幽霊との不思議な友情もなんだか温かい。
一方で過去キャ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

ノーラン最高傑作じゃね?つか、観た後なんか感謝の気持ちになった。こういう気持ちになるところ、私日本人なんだなって思った。

海外での公開時は「原爆被害の悲惨さが描かれていない」ってレビューがあったし私
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.0

車椅子のドッグトレーナーをめぐるクライム映画。
あったか犬映画🐶×JOKERって感じ‼️
虐待や障害で孤立した主人公の怪演もさることながら、たくさんワンちゃんが活躍してホクホク。画に動物がいるとそれで
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.5

アフガニスタン戦争での米兵とアフガン人通訳の物語。
すげ良かった…(*´Д`)
緊張感でお腹いっぱいになったもの見せられたあと、すぐにストーリーがガラッとスピンするってのが連続してハラハラ。
本作は米
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.5

小説家が実際の事件を作品にしちゃったから悪の組織に狙われて大変って話。
変な映画だろうなって予感はしていたが想像の斜め上どころではなかった。マシュー・ボーンは絶対変態だと思ってたけどここまでとは…。
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