kuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カーゴ(2013年製作の映画)

4.1

ゾンビになっても娘を守る父。

ゾンビになることが確定したお父さんの取った行動が最適解で、あらゆるシナリオを想定した対策だなと思った。

頭の良さはもちろん、家族愛がないと、こんな行動思い浮かばないよ
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.6

銃乱射事件で娘を失った夫婦の物語。

娘が学校に向かうシーン、結末を知っている夫婦が影となり必死に行かせないようにするシーンは刺さる。どれだけ足掻いても現実は変わらない。娘は一歩一歩学校に近づいていく
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待つには遠すぎた初恋(2018年製作の映画)

3.6

2人が楽しそうに話すことを通訳しなきゃいけない面倒臭さと疎外感がキツいなと思ってたけど、最後の一言でガラッと変わる。

一緒に彼氏作ろうねー!このセリフがカレンにとってどれほどの言葉だったのか。家族関
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

毎朝起きたら、白人警官に必ず殺されてタイムスリップしてしまうお話。

タイムスリップするとはいえ、殺される時の痛みは瞬間的に感じるだろうし、この状況は地獄すぎやしないか。どう足掻いても意味ないんだよっ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.0

性消費される女とそれに振り回される男。

カップル間であまり上手くいってないからって元彼の肉体を欲する女も、家で待ち伏せして怒号を浴びせる男も、いい意味で気持ちが悪い。

気持ちの悪い人たちが、1番気
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

4.0

6分という短い時間でも笑えてしまう面白さ。

タイムリープした後のコピー元の自分なんて考えたことなかったな。元々いた世界の自分は、ドッペルゲンガーみたく勝手に行動するもんだと思ってたけど、タイムリープ
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.7

障害を持つ子どもたちを殺していく作戦。こんな恐ろしい作戦を同じ人間が考えているとは思えない。殺す側からしたら同じ生物とは思っていないんだろう。

家族も友達も殺されていく環境、いつ自分が死ぬかもわから
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.1

海面上昇に伴って増築し続けるお爺さんの話。

初印象としては頑固そう。ただ、下の階に進むにつれて、ただただ不器用なだけの家族想いなお爺さんだと分かる。

娘さんや近所の人は引っ越したのかな?お爺さんは
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とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.7

鏡の前でキスのトックンするとことか、分かる分かる!ってなってた。

最初は誰でも緊張するよね。照れちゃって手繋ぎたくても繋げないとかね。

3分という短さでも心暖まるし、行動に起こすことは大事だよねっ
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蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

3.5

トムとジェリーを見ているような感覚。

ミッキーってこんなクレイジーなキャラだったのか。インパすると可愛らしくて皆に幸せを届けるキャラって感じだけど、今と昔じゃ違うんだね。

ミッキーの怒る姿初めて見
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うまれる(2021年製作の映画)

4.0

30分という短さとは思えない衝撃。
イジメによって亡くなった娘の復讐をする母の物語。

法で判断すれば極刑でもおかしくない事はしているけど、ただ私欲のために人を殺す快楽殺人鬼とは訳が違う。実際に娘をイ
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Taeter Burger(原題)(2023年製作の映画)

3.9

ゴア盛り沢山のネクロストームの新作。

過去作に劣らないグロ描写。執拗に顔面を破壊する所とか、血糊を大量に使った血飛沫とか、見所多く、グロ好きのための映画。

犯罪者の肉をハンバーガーにして、ホームレ
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ドクちゃん ーフジとサクラにつなぐ愛ー(2024年製作の映画)

4.0

作中で出てくる戦争博物館に実際行ったことあるけど、まさかその時写真で見てた結合双生児がドクちゃんだとは思わなかった。私は今作を見るまでご存じなかったけど、私より年代が上の方々からしたら、ドクちゃんって>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.8

胸糞は胸糞なんだけど、『ファニーゲーム』のような理不尽さはあまり感じられず。

徐々に嫌な方向に向かっていく感じ、ゾクゾクするね。嫌は嫌なんだけど逃げ出すほどではない感じから、エスカレートしていく。旅
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.8

考えることをやめろ。ただただ大怪獣がバトルするところを視覚から全身に浴びる映画。

ゴジラ、コング、どちらにもちゃんと見せ場があるので、大怪獣が大暴れすることでしか摂取できない快楽物質を、今作でも摂取
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.9

ぶち壊した。これに尽きる。

正直、前章で慣れてしまったからか、おんたんのオタクな感じがあまり刺さらず、ストーリーの構成としても前章の方が好み。

ただ、最終的にぶち壊してくれたので終わり方としては満
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.2

主人公と舞台が台湾っていうのが個人的に良き。台湾のおばちゃんのファミリーな感じとか、言葉が通じなくても暖かく迎えてくれる人たちとか、落ち込んでる時に見たい作品かな。

現実ならもっと冷たい対応されそう
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.2

数々の単独初登頂を成し遂げた、マーク・アンドレ・ルクレールという男に密着する映画。

垂直に聳え立つ岩や氷を己の装備と肉体のみで登っていくというイカれっぷり。他の人とは価値観が違うんだよね〜って言って
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サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2000年製作の映画)

4.0

自分の考えてることが周りに知られちゃうって最悪すぎる。そりゃあ自殺をしたくもなるよ。IQ180越えの天才だとしてもきついな。デメリットがメリットを超えてこない。やっぱりサトラレじゃない方が良いかもな。>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.4

これはね、面白かったです。

徹底して自分の素性を誤魔化すところが、職人技を見てるみたいで好き。なんか『メカニック』の殺しの準備見てるみたい。考え尽くされてできた完璧な方法を淡々とルーティーンとしてこ
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

サスペンスもんとして楽しめたし、個人的に納得いかないとことか、気になった点も特になかったかな。

状況説明を字幕つけてくれるから、小説読んでる感じしたな。きっと、小説から文を引っ張ってきてるんだろうな
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.8

いいねいいね、人間の嫌な部分が詰まっている。

白人こそ至高なんだ。有色人種が白人の悪口言っても許されるのに、白人が差別発言したら大問題なの意味わからん!つって白人がやりたい放題。

集団心理が働いて
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.8

歌がいいと思う人には面白いだろうし、歌にハマらなかった人には映画もハマらなそうな作品。

ディズニー100周年記念作品という肩書きが重すぎるけど、それを除けば割と楽しめた。夢の国であるディズニーが夢を
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ヒットマン:ザ・バトルフィールド(2013年製作の映画)

3.6

この映画を観る目的はただ一つ。
グロさを味わいたいから。

ストーリーなんてない。ただただゾンビみたいなやつに襲われて倒していくだけ。POV視点だからちと酔いそうになる。

グロさは良い。流石ネクロス
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

コナン好きの友達に誘われて観てきました。

常に何かしら展開があるから、全然退屈にならないし、キッドや平次&和葉にもスポットが当たるので、各キャラをより好きになるな〜という感想。

こんなこと実際起き
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Little Necro Red(原題)(2019年製作の映画)

3.7

ネクロストーム最高傑作として評価されている今作。期待しすぎた感が否めない。

ゴア描写はとてもいい。アダム・チャップリンの終盤の様な破茶滅茶感。素手で人体を破壊していく様は爽快。ただ、ストーリーがあま
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BAD MAX 怒りのリベンジ・ロード(2015年製作の映画)

3.7

輸入版で鑑賞したから、赤いフィルターはほとんどなく、ゴアゴアのモノクロ映画として楽しめた。

ストーリーなんてものはない。スナッフフィルムを作ってる奴らを主人公が殺していくだけ。日本じゃここまでのゴア
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アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者 EXTENDED EDITION(2011年製作の映画)

3.8

前半2.5、後半てか終盤4.7くらいの作品。

退屈だなーからのイタリア版北斗の拳。
お前はもう死んでいるって言ってた気がする。ケンシロウ、No no no、アダム・チャップリン!

血糊綺麗だね。ど
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

何じゃこれはーー!
こんなアニメ作品見たことない!
意味わからん!
早く後編みたい!

以上。


え、これ以外の感想ある?

前半だけ見ても訳分からん。けど、見たら絶対後半見たくなるね。とりあえず、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

原爆がどう使われたか結末を知っているから、原爆の製作過程を見せられても、何てもの作りやがったと考えちゃう。

物理学300年の集大成がこれか...っていうセリフが好き。戦争終わらせるため、自国を守るた
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

前半の違和感が発見されていくとこは面白い。けどな、雨穴さんの世界観というか、淡々と物事が進んでいく感じは長編映画にすると難しいのかな。

怖いとこはちゃんと怖い。電話のシーンとかね。ゾワゾワっとくる感
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スロータージャップ(2017年製作の映画)

3.5

平然と悪いことをしていくキャラというのは好き。万引きしたり殺人を犯したり、何の罪悪感もなく実行していく。周りの人間を何とも思っていないんだろう。

この監督が作り出すキャラはなんか好きになる人ばかり。
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U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

4.2

3時間ちょっとがあっという間に感じる。

潜水艦内を映した映画で、いつ水圧で船員もろとも潰れてもおかしくないという状況が続く。水圧で圧死するのは一瞬だから、見てる側も緊張感がある。

正直、船員の雑談
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

法廷ものの映画でこういう終わり方の作品、久々に見たかも。

タイトルの通り、落下死した人物を解剖するかのように、真相を明らかにしていく映画でした。

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.2

噂には聞いてたけど、ここまで胸糞だったのね...。聞く耳持たない警察って一番怖いし無敵の存在じゃないか?銃もあるし、住民も止められないし、権力を盾にやりたい放題。脳筋暴力系タイプって本当嫌だ嫌だ。>>続きを読む