NGさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.5

ストップモーションで作り上げたという事実ながらも、世界観の作り込みが凄くて、そこに入り込むとコマ撮りしていることを忘れる

映画よりドラマとして、長いスパンかけてちょっとずつ展開を追いたい
どこまでも
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.3

コーエン作品には珍しく(失礼)、鮮やかな色味が印象的な作品

根が真面目で信仰深い映画制作会社のマネージャーが、娯楽業界に身を投じる人であれば一度や二度は必ず問われるであろう「もっと堅実な仕事に就くべ
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

2.3

生を受けた瞬間から波乱続きの人生なのに笑顔を絶やさないキティ
だからなのか要所要所で救われて生きていく
とにかくキリアンの女姿が美しくって所作も全部ちゃんと品のある女性

ストーリーの方は展開が色々あ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

2.5

アイルランドで宗教間の争いがあったことすら知らなかった
まだまだ勉強すべきことが世の中にはある

過去の話なのでモノクロなんだろうけど
ワンカット、ワンカットのショットがとても丁寧に撮影されていたので
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スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方(2014年製作の映画)

2.5

ストーリーは辛く惨めな、人生の暗い部分がまぁ盛り込まれている
ハッピーエンドかと言われても正直わからない

そんな中救いなのは、双子を演じるビルとクリステンの相性の良さ
SNL時代を知っている人なら納
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ハンター(2011年製作の映画)

2.0

言わんとしていることは分かったけど…

暗いトーンの話なのにやたら画面が明るくて、そればっか気になってしまった

総じて、物語的にも視覚的にもグサっとくるものが無かった

ハードエイト(1996年製作の映画)

2.5

男がボロボロの青年を助ける美談…では終わらない複雑なお話

まぁ癖の強い俳優が出てる中、ちょっとしか出てないフィリップ・シーモア・ホフマンの存在感が凄い

サリー・ポッターのパーティー(2017年製作の映画)

3.3

謎だらけで始まり、少しずつ見えてきたところで更に謎が出て、最後は見事に全部繋がってあぁすっきり

複雑に絡み合うストーリーながら、白黒であることで淡々とした感じが出て良い塩梅になってる

もうちょっと
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フローレス(1999年製作の映画)

2.5

ストーリーはいがみ合ってた2人が仲良くなる、90年代映画によくありそうなもの
フィリップ・シーモア・ホフマンのドラァグクィーンっぷりが違和感ゼロ
フィリップが出演しているどの映画観ても惹き込まれる演技
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シラノ(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ピーター・ディンクレイジの演技力が光っていた
ただ三角関係の内のライバルの熱量が足りない気がして、アンバランスな感じがした
主役の演技で映画の全部を引っ張っているような印象
振られるのが怖くて・今の関
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

2.0

謎に包まれた過去、禁断の愛、戦禍、国民間の争い、三角関係、命の恩人、天涯孤独、思い出の曲、思い出の品…
「これを入れておいたらドラマチックになるでしょ」的な要素がてんこ盛りで全部が浅くなってしまい、全
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.0

不思議ワールドすぎる…
バラバラの展開にオチがついて
怖っ!となった時に終わってしまった

淀川長治さんが「怖かったですね〜」と言いながら現れてきそうなエンディング

事なかれ主義の公務員が不純な動機
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

2.5

いくら好奇心が旺盛でも、世の中には知らない方が良いこともある
例えばコマドリが虫を食べるということのように

これを観たのが10代だったら、主人公と同じく衝撃を受けただろう
だけど倍以上に歳をとり、あ
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

2.5

現代版にしても十分面白いプロット
レザボア・ドッグスとスナッチを足して2で割った感じ
主人公はお金や先の未来より、ただ自分の計画が完璧であることを知らしめたかっただけに思える
ただゲームに勝ちたかった
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

2.5

家に絵本があったので、話の内容に馴染みはあるのですが、映画の内容は全く覚えていません。

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ストップモーションの凄さが吹っ飛ぶくらいにキャラクターの愛らしさに魅了されてしまった

テンポ良く分かり易く面白い

キャラの明るさ、ストーリーの楽しさにごまかされるけど
よくよく考えると、人間のもの
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メリー・コルヴィンの瞳(2018年製作の映画)

2.8

無知なため、この方がいらっしゃったということを初めて知りました

平和な国で平和に暮らしていると、つい「どうしてわざわざ紛争の地へ出向いて危険な仕事をするの?」と思いがちだけど、世界中のどこかでは大な
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

直面するにはあまりに辛い現実をお伽噺に仕立て上げ、何とか乗り切ろうとするのは多分
脳が健全に働いて精神的危険を回避している証拠なのかもしれないけど
そんなことをしなくても良い世界に生きられるのが一番だ
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.0

純粋に面白かった!
現代の映画と比べてしまったら観づらい点・分かりづらい点は勿論あるけど
公開当時の観客たちの興奮を思い浮かべながらこれを観ると、違った楽しみ方もできる

マグノリア(1999年製作の映画)

2.5

蛙が苦手なので、この作品は一生受け入れられないと思います…

リトル・シングス(2021年製作の映画)

2.0

こんなハラハラしないサスペンス観たこと無いかも

登場人物も、主軸となる犯罪も、過去も、家庭も全部が点で存在している
ラストに向けて線として一気に繋がるのかな、と期待させる割に、繋がるのは薄い一筋だけ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

予想以上に良かった♫
軽快な音楽にカラフルな色使い、死者の日を含むメキシコ文化、愛すべきキャラクター達…

今までのディズニーには無い世界観を描きながらも、しっかりヴィランもいてちゃんとディズニーらし
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.5

一般的に、交際関係にある男は「I」で物事を考え、女は「we」で考えると言われるけど、そういう意味でイニスが常に男の立場として、ジャックが女の立場として居て、2人はいつまでも相入れない

同性同士ではあ
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

2.5

真っ直ぐなディグナンのキテレツな計画で
結果何となくハッピーエンド
憎めないキャラたちの犯罪劇

ウェス・アンダーソンらしさが確立される前の作品だけど、時々らしさが垣間見れる
良くも悪くも普通のユルイ
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