NGさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

2.5

スーパーヒーローの能力は最初からあからさまな訳じゃ無く
本人が生まれつき気付いてる訳でもない

超越した能力を開花させるのも
その力を活かして人々を助けるのも
対極の立ち位置に悪役の存在があるから、と
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

この世に未練を残して亡くなったら
幽霊になって彷徨っちゃうんだよ、という話

幽霊になったら、思い入れのある「人」ではなく「場所」に留まることになるのは
遺された人の人生にはその先があり、幽霊には無い
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.2

ある過去によって田舎町で有名人になってしまったリー
そんなリーを変わらない愛情で支え続けた兄のジョーが亡くなり、甥パトリックの後見人になることに

曰く付きの街から離れていたいリーと、街に残りたいパト
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七つの会議(2018年製作の映画)

2.0

やりたいことは分かったけど
こんなにドラマチックにする必要あるのか⁇と疑問に
凄い役者が揃っていて期待感が高かっただけに残念
公開時、観に行くかどうか迷ってたけど
劇場行かなくて正解だったかも

ラス
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.0

年齢のせいなのか、世代のせいなのか
性格のせいなのか、価値観のせいなのか
共感できるところが無かったので
終始傍観者として半ばイライラしながら観てた

こういうヌルっとした曖昧な関係に
ズブズブな人が
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.5

戦場で出会い、偶然から生涯の友になる2人
それぞれ抱える問題も、互いに関わりを持つことで解消されていく
エドゥアールが迎える結末を含め、物語を直接的に捉えるとかなり暗いけど
それをカバー出来るくらいの
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アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

2.0

精神的トラブルに陥って
人を傷つけられないマフィアが
セラピーを受けて自分を取り戻す話

特にヤマ場もなく、結末も読める
極端に暴力的なシーンもないし、マフィアが出てくる映画ではあるけど終始とても平和
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

2.5

恋愛の楽しいところを
いかに楽しむかの話なので
辛く苦しい部分はほぼ無く
ひたすらハッピーエンドに突き進む映画
可もなく不可もなく

ダフト・パンク エレクトロマ(2006年製作の映画)

3.3

シュール

ロボットが主役なので台詞は当然ない
でも伝えたいことは嫌と言うほど伝わってくる

今となっては違う意味を持ってしまった例のシーン

色々込みで切ない

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.0

設定や登場人物の説明は、ほぼなされないまま物語は進む
昔話を聞かせてくれる隣人や、自分を語る主人公達はいても、その話は常に断片的で、全ては観る側の想像力に委ねられている

それこそがこの映画のテーマ
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

2.0

悲劇のヒロイン気取りの自慰行為的復讐妄想

誠実さを欠く関係性は不要とすら考えて生きてる自分にとっては、縁遠い話だった

貴女に降りかかった出来事は確かに辛いだろうし同情するよ、でも何か他の方法無かっ
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トロン(1982年製作の映画)

3.5

先にレガシーの方を観てからこちらを鑑賞
オリジナルからのファンには、レガシーはあまり評価されなかった、という理由がわかった気がする

ストーリーのスピード感こそないものの
こっちはコンピュータの中の世
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クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

2.5

気難しい初老男性が、不思議な力で過去・現在・未来を知り
良い行いをしていこうと心を入れ替えるクリスマスの奇跡的な話
あまりにもあっさりと心変わりするのでちょっと面食らうけど
多分それは過多な情報に触れ
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.0

落ちぶれた往年女優の妄想と現実
物語は売れない作家のナレーションで進むが
彼もまたノーマの中の復活劇のエキストラでしかない

マックスの底なしの愛情を受け
大女優として生き、最期を飾るノーマ
彼女が階
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.5

詐欺とお金とマフィアと政治が絡む話なので、かなりシリアスなものを想像して身構えていたが
蓋を開けてみたら、登場人物みんな人間味に溢れていて憎めなく
時々挟んでくる小さな笑いに、コメディーのような気もし
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ハロルド&クーマー・ゴー・トゥー・ホワイトキャッスル(原題)(2004年製作の映画)

3.5

アメリカのテレビで字幕なしで見てもめちゃくちゃ面白かった
正直それだけくだらないコメディであるということ
カメオで登場する俳優も(今は普通に復帰してるけど)、子役時代以来久しぶりにこの映画で見て、純粋
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

2.5

アメリカ映画でよくある、警察と金と薬物がこんがらがった話

一つのことから芋づる形式に話が繋がっていく様が気持ち良いのだけど
時代背景のせいもあり
登場人物が皆んな薬漬けなもんで
マトモに受け止めてい
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エスター(2009年製作の映画)

2.0

色々問題を抱えている危なげな夫婦が、最初から不信感しか与えない孤児を家族に迎え入れたら、めちゃくちゃになっちゃいました

というあらすじ

よくあるドンデン返し展開ものだけど
孤児のエスターの秘密が暴
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

2.5

ラブストーリーとしては綺麗だけども、エドワードが不憫

明るいシーンと暗いシーンの色使いの差が激しくて、躁鬱感がよく表されている
ティムバートンらしい

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

3.0

ヒースレジャーの不慮の死により、代役を用いて製作したことで、鏡の中の世界の不思議さが更に際立っているレアな映画

ストーリー自体に深みはあまり無いけど
エンターテインメント性だけで十分楽しめる

マザー!(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

長い悪夢を見ているような映画だった

冒頭から、この奥さん全然自己主張しないな〜何でかな〜と違和感を抱いていたけど、それが物語のテーマ

典型的尽くす女と、そういう女とばっかいる男
旦那の興味が自分と
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サイコ(1960年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

有名なあのシーンもオチも知りすぎていたから衝撃は薄いものの、全く知らなかったら結構最後の方まで惑わされてたと思う
昨今はドンデン返しや多重人格ネタが溢れてるけど、公開当時は多重人格についても今ほど一般
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プリンス/パープル・レイン(1984年製作の映画)

3.0

話の内容はどこにでもありそうだけど
同タイトルの曲自体が有名なため
それが生まれるまでのバックストーリーと言われたら観るしかない
これを観る前と観た後で曲もプリンス本人に対しても、受け取る印象がガラリ
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