のさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

オスカー・ワイルド(1997年製作の映画)

4.0

恐ろしく口が立つワイルドとトンデモ我儘boyボジーとの破茶滅茶なロマンスがメインな訳だが、ワイルドの息子の誕生から成長を見守る姿を織り交ぜ、ボジーへの愛に父性愛を滲ませることでクイーンズベリー侯爵への>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

金ローで子供の頃ぶりに。子供の頃はキキが聞かん坊でむかつく奴だと思ったものだが、大人になってから見るとキキが本当にわくわくしながら街へと来て成長を重ねて行ったのかがよく分かる。

ミュージカル「刀剣乱舞」 静かの海のパライソ 4DX(2022年製作の映画)

3.0

初4DXかなり揺れて酔うかとおもったが慣れたら車の揺れみたいで眠気がきた。
本編は鑑賞済みなので2部がお祭り感覚で楽しめた。

特「刀剣乱舞 花丸」雪⽉華 華ノ巻(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

花丸はふわふわした雰囲気が売りなのは分かるが大ボスとのバトルくらいはもう少し色んなキャラに戦わせても良かったのではなかろうか。清光安定がボロボロになってる間本丸にいてただ祈ってるだけのキャラが多すぎる>>続きを読む

ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

2.5

あまりよくわからなかった……ところどころ面白いシーンはあった。

ビザンチウム(2012年製作の映画)

4.4

雰囲気がかなり好みだが久々にインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアと続けて見たらとても似通ってるなと思った。作中の気怠げな色気はどちらも好きです。

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.8

淡々と信仰の話をしていると思いながら観ているうちに後戻り出来ないほど狂っていく。
神がそばに居たと思ったらすぐ現実に引き戻される揺さぶられ方は面白い。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トップガン無印はそこそこに観た自分もかなり楽しめた。
とにかく作り方が丁寧で愛情を感じる満足度の高い作品。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

未確認飛行物体を調教しようという案は面白い。AKIRA式オートバイストップと井戸型のカメラを活用するシーンは思わず笑みが溢れた。

ドリームチャイルド(1985年製作の映画)

4.6

不思議の国のアリスのモデルになった少女は成長し、死を目前にした80歳の老婆に。作者であるルイス・キャロルの生誕祭に呼ばれた事をきっかけに、忘れ去った筈のキャロルと過ごした幸福な少女時代を思い出す。>>続きを読む

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

3.2

幻聴に悩まされながら我が子を探す男ピーターと児童殺害事件を追う刑事の行く末は重なり、予想通りの悲しい結末を迎える。

ピーターの思い込みと自傷とがひたすらに痛々しく、父と娘の寂しさを紛らわせたひと時の
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整形水(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

懐かしのストーリーランドの味わいという事で軽い気持ちで観始めたら予想外に面白かった。

作画の粗は多いけど表情とかは結構細やかで不気味さが出ている。最初の顔だけアニメ顔に整形失敗するのとか気持ち悪くて
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

3.0

思ってたより面白かった。バスバス切れるかと思いきや結構詰まるんかい。
途中スライダー登り出したやつは何……?間抜けすぎる

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.6

人でなしの暴力・ポルノ・アートで殴られるのを楽しみにしてたけど、主人公の家族とか友人のポルノ女優?とか倫理観あるし普通に話しが通じるからなんか思ったより真っ当にサスペンスが面白かった。
話の流れは気を
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

現代に生きるとある霊媒師を主人公に据えて、彼女の信仰する女神が継承されていく過程を記録するモキュメンタリー形式。

苦痛を伴う神降しの恐ろしさが肝なのかと思いきやとんでもない勘違いから全ての展開が狂い
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人魚の森(1991年製作の映画)

3.6

のちにアニメ化されたのがあまりに酷い出来だったのでこちらの方がずっと原作の良さを活かしていると思う。

女優ナナ(1926年製作の映画)

3.5

無声映画160分は長い!

ナナ役の女優がコミカルで良いと検索したらこの人がルノワールのモデルだったデデなのか。ずっとおちょぼ口のひょうきんなメイク。子憎たらしい表情がまたなんとなく愛らしくて男たちを
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真面目が肝心(1952年製作の映画)

3.8

オスカー・ワイルドの風刺は綺麗にオチがついて気持ちが良い。

美術セットが最高だけどビアズリーのサロメの絵があるのは趣味としてどうなのかしら。

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.5

嗅ぐと幸福になれる花は人間を支配し狂わせる恐ろしい産物で、愛する家族や仲間たちが静かにゆっくりと感染していく。
人の皮を被った「何か」に洗脳されていく様子が不気味なバイオテクノロジーホラー。

雅楽風
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.9

遺体写真を撮った女性に恋して虜になっていく写真家の男という筋書きはシンプルな話だけど思った以上に不可思議な魅力に満ちている。

動く絵画の様な画作りが可愛らしくていい。シャガールを思わせる逢瀬のシーン
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.3

孤独と心理ストレスから異食症に走る女性、ハンター。中盤までは彼女の変わった癖に不理解な夫家族との仲を描くスリラーだと思わされたけど問題はもっと根深かった…

ハンターが自身の欲望を無闇に呑み込んで傷付
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